足立区立弥生小学校
   
   
 
ことばときこえの教室

  どんな子のための教室?  
 

次のような子どもたちのための教室です。
 
  ことばの問題  
 

  ■ 発音の誤り
ある音が他の音に置き換わる。
[ 例 ] サ行音がタ行音に置き換わる。
     かな → かな
     おすし → おつち
ある音の子音部分の省略がある。
[ 例 ] おし → お
     とい → と
     んご → んご
     テビ → テ
他の音に置き換わったり、省略したりする誤りではないが、正しい発音でもない。

 ■ ことばの発達の遅れ
ことばがつながらない。
[ 例 ] パパ、カイシャ。
   (パパは会社に行ったよ。)
言いたいことを、適切な文やことばを使って表現できない。
[ 例 ] くるまね、ビュー。
   (車がものすごい速さで走っているよ。)
指示がよく伝わらない。
相手の言ったことがよく理解できていない。
[ 例 ] 見当違いの行動をしたり、
    返事をしたりすることが多い。
     (問) どこへ行って食べたの?
     (答) ごはん食べた。
      ≪ 質問の 「食べたの」 に反応 ≫
語いが少ない。

  ■ ことばが出にくい、

        流暢さに欠ける

 これらの症状は、歌っている時には出ません。
 また、独り言を言っている時も出ないことが多いようです。
 スラスラ話せる時と、そうでない時があります。

音やことばを繰り返す。
[ 例 ] ぼ・ぼ・ぼくね、きょう公園で、
     あ・あそんだよ。
ことばの始めの部分を引き伸ばす。
[ 例 ] あーのね、ぼーくね、学校に行ったよ。
ことばがなかなか出ない。
[ 例 ] ンンン 赤いぼうしが ンンほしいな。

 
  きこえの問題  
 

  ■ きこえにくさがある
後ろから呼んでも振り返らない。
音がした方向をつきとめることができない。
テレビのボリュームを大きくしないと聞き取れない。
会話のときに、大きな声で話さないと伝わらない。
聞き返しが多い。
会話のときや授業中など、片方の耳をつき出して聞いていることが多い。
(片方の耳だけ聴力が落ちている。)
話し声のコントロールが十分にできない。大きすぎたり、小さすぎたりする。
質問をしたり、話しかけたりしたとき、見当違いの答えをすることが多い。
指示をよく聞き間違える。
発音に誤りが見られる。
ことばの発達が遅れている。

 


 
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