校長室より

足立区立千寿常東小学校長
 佐々木浩志

 千寿常東小学校は、大正14年に創立された千寿第四小学校と昭和4年に創立された柳原小学校が統合され、平成14年に創立された学校です。令和3年度には創立20周年を迎えました。千住の地に開校して100年に及ぶ歴史が伝統となって、地域の方々に支えられ、地域の学校として受け継がれています。
 未来に向けて大きな夢をもち、たくましく前進していくことができる人を育てるために「子供を一番に据えて」教育活動を進めています。伝統を受け継ぎながら、安心できる学校、信頼できる学校、愛される学校、誇りをもてる学校となるようにしていきます。そのために、「進んで学ぶ子」「心やさしい子」「たくましい子」を教育目標とし、「知徳体の調和のとれた児童の育成」と「保護者地域と協創し組織として教育力を発揮する学校」を進めてまいります。
 子供たちをしっかり育むために、自分の特徴を生かして活躍できる態度と技能を高めること。そして、社会人としてルールを守り、義務と責任を果たそうとする心を育てます。子供たちが大人となって活躍する社会は、世界的なかかわりの中で、今まで以上に国際間の関係が複雑な世の中になります。たくさんの情報が高速に行き交い、その中から必要で適切な情報を得て活用できる資質や能力を身に付けなければならないことでしょう。子供たちにとって重要である、人とのふれあい、社会とのかかわりのなかで将来に役立つ力を育てていきたいと思います。