2024年5月2日(木)
「 授業参観*感想より~低学年~  」

 4月20日(土)に行った授業参観の感想アンケートを多数お寄せいただき、ありがとうございました。保護者の方々の熱い思いにふれて、私たち教員は大いに励まされました。その中から一部をご紹介したいと思います。

<第1学年>
◇初めての授業参観。卒園したばっかりの子供たちが頑張って先生の話を聞いて取り組んでいる姿に、とても成長を感じました。久しぶりに学校の空気と授業の様子を感じて、懐かしい気持ちになりました。
◇上級生の男の子が目が合ったときにそっと手を振ってくれたり、登校時女の子たちが「一緒に行こう。」と声をかけてくれたり、親として一番我が子を置きたい環境である優しさや思いやりがきちんと根付いた学校だと、そう思えた一日でした。
◇先生の声のトーンや話し方が優しく明るくて、とてもよく聞き取れました。「学校楽しかった‼」と帰ってくるのが、とても分かる内容で安心しました。
◇私は中川東小学校卒業生で、母校の校内がとてもきれいなことにも感動しました。特にトイレは、私が通っていた十数年前よりはるかにきれいで使いやすくて驚きました。先生方の印象もよく、これからの学校生活や成長が楽しみです。

<第2学年>
◇手を挙げて発言したことが、先生の質問に対する適切な回答ではありませんでしたが、すぐに「〇〇さんのお陰で~~が分かったね。」とフォローしてくださったことで、次の発言につながるような声かけに安心しました。
◇1年生のときより、手を挙げて発表する積極性が見えて、成長を感じました。先生が教科書を朗読しながら、一人一人の子供たちに注意を配っている姿が印象的でした。
◇ピリッとする雰囲気の中にも先生の優しさが見え、担任の先生が変わったことの不安が一瞬で消え、この一年でどんな風に子供が成長していくのか楽しみです。
◇お話を理解して感想を言う場面でも、1年生では「たのしかった。」「おもしろかった。」などが多かったのですが、「何が」をきちんと言えるようになっていてびっくりしました。

2024年5月1日(水)
「 全校遠足 延期  」

 楽しみにしていた全校遠足。雨のため、延期となりました。子供たちのがっかりした声が聞こえてきそうです。朝の時点では、微妙な空模様のため、迷いに迷った判断でした。でも、今は雨がポツポツ落ちてきていますので、この判断でよかったのかなと思うところです。

 子供たちには、校門で声をかけました。
「お弁当持ってきた?」
「遠足延期だけれど、晴れたとき行こうね。」
「教室でみんなで食べるお弁当も楽しみね。」

 「なあんだ、これなら行けたじゃない。」とか
降ってきたら降ってきたで、
「なんで降るときに遠足行くの!」
なんて、どんな状況でも不満は出るものです。

 でも、子供たちには、どのような状況でも前向きに考えられる子に育ってほしいなと願います。校門で会った子供たちは皆、残念な気持ちは正直に伝えながらも、手に持ったお弁当がまた嬉しそうな様子でした。いい子たちです。そう思いました。

2024年4月30日(火)
「 1年生も5時間授業!  」

 今日から1年生も5時間授業が始まりました。どうかなあ…頑張れるかなあ…と心配しましたが、それは杞憂に終わったようです。1年生全員が頑張り切りました。立派ですね。下校時の会話からは…
「今日、楽しかったね。」
「明日の遠足、楽しみだなあ。」
「今日のお勉強おもしろかった。」
なんて声が聞こえてきました。可愛いですね。

 明日は全校遠足です。どうぞお天気になりますように。晴れても雨が降っても、お弁当持参です。(給食はありません。)どうぞよろしくお願いいたします。お弁当というだけでも、子供たちには楽しみかもしれませんね。

2024年4月26日(金)
「 離 任 式  」

 4月26日(金)に「離任式」が行われました。本校から異動していった教員たちと子供たちとのお別れの式です。当日は4名の教員が中川東小学校を訪れてくれました。1ヶ月前までは、ここ中川東小学校で一緒に全力で教育活動にあたっていた教員たちです。

 子供たちからは、それぞれの教員にあてて心のこもった「手紙」が読まれました。「ずっと言えなかった『ありがとう。』を今、言います…。」というものや、「先生、大好きです。」といった可愛い言葉まで…。「手紙」っていいものですね。体育館全体が温かい気持ちで包まれていくのが分かりました。泣いている子供たちもたくさん見られました。

 教員たちからは、最後のメッセージ。どれも中川東小学校の子供たちを思う、心のこもったメッセージとなりました。子供たちはしかとそのメッセージとそこに込めた心を受け取ったことでしょう。全力で歌った校歌もきっと教員たちの心に届いたことと思います。

 卒業した中学1年生も2年生も3年生もたくさん駆けつけてくれたのは、小学校時代の担任や教員を慕ってのこと。その時代がきっとよかったからと嬉しくなる思いでした。

2024年4月25日(木)
「 1年生を迎える会 」

 今日は「1年生を迎える会」でした。王冠とペンダントをつけた1年生が6年生に手を引かれて入場してきました。会場からは大きな拍手。嬉しそうな1年生たち。照れながらも優しく手を引く6年生。心が温かくなる光景でした。

 運営委員会による「学校〇×クイズ」も工夫されていました。みんなで大盛り上がり。1年生の出し物もなんと可愛かったこと。「学校で仲良くなりたいのはみんな‼」と発表したのには、思わずくすりとしてしまいました。

 そして、なんと久しぶりに本物のきらりんも登場。動くきらりんに会場全体が引き込まれました。創立45周年の今年は、活躍の場が増えそうですね。

 全校合唱の校歌も圧巻。よく歌声が出ていました。感動しました。とても素敵な「1年生を迎える会」になりました。

2024年4月24日(水)
「 1年生を迎える会〈前日〉 」

 明日に「1年生を迎える会」を控えた今日。1年生と6年生の楽しい集会が開かれていました。朝の教室でお世話をしてもらってはいましたが、2つの学年が一堂に会するのは、入学式以来です。6年生が用意してくれた楽しいゲームで、1年生はたっぷり楽しめたようです。6年生もまた嬉しそう。

 今年の6年生の素敵なところは、とっても上手に1年生と接することができるところです。毎年6年生はそうなのですが、今年の6年生は距離の取り方が絶妙なのです。ベッタリ甘やかすのではなく、ランドセルのしまい方・名札の付け方等、やってみせてはやらせてみてと、その教え方のうまいこと!そのお陰で、1年生の子供たちも見る見るできることが増えているようです。

 もっとも1年生だって、園生活では年長さんとして力を発揮して活躍してきたはず。そのプライドもありましょう。とっても可愛い1年生ですが、赤ちゃん扱いをする必要はありませんね。しかし、6年生からしてみれば、「可愛くてたまらない1年生」という気持ちは変わらないようです。

2024年4月23日(火)
「 縦割り班活動 顔合わせ 」

 今日は、縦割り班活動の第一回目です。縦割り班活動は、子供たちが最も好きな活動の一つ。今年は、誰と同じ班になるのかな。班長さんは誰だろう。どんなメンバーが集まるかな。今日もまた出会いの日なのです。

 一方、班長・副班長として活動を推進する6年生は大変です。本日の15分間の活動を計画するのにも、相当な努力をしているはずです。どういう順番で進めていこうかな。自己紹介できない子がいたらどうしよう。時間が余ったら、どんなゲームをしよう…等、頭の中はいろいろな思いがかけめぐっていたことでしょう。

 写真は、縦割り班活動を終えて、1年生の教室まで6年生が送ってきた場面です。子供たちの表情を見れば、一目瞭然。楽しかった!の一言に尽きますね。

 さあ、このメンバーで全校遠足にレッツゴー‼

2024年4月22日(月)
「 心 整えて 」

 朝の靴箱の様子です。綺麗に整っています。子供たちの心の様子を表しているようで、嬉しくなります。慌ただしいとき、心がガサガサしているとき……こんなふうには整わないような気がします。子供たちの心が姿となって表れています。

 または、上手に声かけをしている子供たちや担任がいるのかもしれませんね。それが、広がっているのかもしれません。

 いつまでもこの状態が続きますように…。この姿が全校に広まりますように…。

2024年4月20日(土)
「 授業参観・保護者会 」

 本日は、今年度第1回目の土曜授業。授業参観と保護者会を行いました。受付予定時刻を待ちかねたように、多くの保護者の方々がおいでくださいました。大盛況です。新しい学年・新しい学級・新しい担任の下での授業風景を熱心に参観いただきました。どの教室もあふれるほどの保護者の方々でいっぱいでした。どのような感想をおもちになったでしょうか。是非アンケート用紙にてお聞かせください。

 後半は、体育館にて全体保護者会。200名を超す保護者の方々。学校へ寄せる期待を感じずにはいられませんでした。嬉しい手ごたえです。学校経営方針に続いての教職員紹介では、一人一人に温かい拍手が送られ、教員たちは皆嬉しくなったことと思います。この体制でこの一年間の教育活動に全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 いいスタートが切れました‼ いい一日でした。

2024年4月19日(金)
「 クラブ活動、その初日 」

 本日は、第1回目のクラブ活動でした。クラブ活動では、子供たちがそれぞれ好きなクラブを選んで入ることができます。希望者多数で願いが叶わないことも稀にあるようですが、ほとんどが希望したクラブで楽しそうに活動しています。

 本校のクラブは、科学・家庭科・まんがイラスト・音楽・卓球・球技・陸上・バドミントンの8つです。さあ、今日はその活動第一日目。ここが実は、とてもおもしろい日なのです。なぜなら、クラブ活動の組織決めがあるからです。

 クラブ長・副クラブ長・書記等を話し合って決めていきます。高学年の担任をしていると、ここで立候補して仕事をもらってくる子たちを育てたいなと誰でも考えます。私はそうでした。人任せではなく、何でもやってみようとする「やる気」を育てたいと考えるのです。先日の委員会活動の折にも、同じような場面が繰り広げられたことでしょう。

 子供たちは立候補の意志を固めたら、立候補の弁を述べて自分をアピールしなくてはなりません。もし多くの立候補者がいたら、投票ということもあるでしょう。ここでふだんの生活の信頼度が試されるというものです。今日は、クラブ活動の組織決めで、どのようなドラマが生まれたことでしょうか。楽しみですね。成長の大きなステップです。

2024年4月18日(木)
「 タイトルに込めた思い 」

 学年だよりのタイトルです。それぞれの学年の学年経営にかける思いが伝わってきます。
各学年のタイトルをご紹介します。

◇第1学年……いちについて
◇第2学年……ニコニコ
◇第3学年……フルスイング!
◇第4学年……進~すすむ~
◇第5学年……アシスト
◇第6学年……ROCKSTAR

 それぞれのタイトルをじっくり見てみると、担任たちのこの一年間にかける願いのようなものが伝わってきますね。

 第5学年は、先日学年集会をしていました。そこでタイトルに込めた思いを子供たちに伝えていました。タイトルは「アシスト」です。
 ア……当たり前のことを 当たり前にやる
 シ……失敗をおそれない
 ス……すすんで自分から動く
 ト……とりあえずやってみる
なるほどと思いました。うまいですね。子供たちの心にまっすぐ伝わったようです。

2024年4月17日(水)
「 校庭の花々を 」
 中川東小学校は、いつの間にか花があふれる学校になりました。その一場面とも言えるのが、校舎内のそこここに生けてある花々です。校庭に咲いている花々から、主事さんたちが摘んできては生けてくれています。

 校長室前も、トイレの鏡の前も……もちろん玄関にも。毎朝毎朝、その日の朝校庭から摘んできた花が飾られています。主事さんたちは、なにも生け花のプロではありません。でも、その生けた花々の美しさたるや……プロ級の腕前なのです。私は、校庭で花々を摘んで歩いている主事さん方の姿を見るのが大好きです。その心映えが美しいなと思うのです。

 そう言えば、卒業式・入学式の来賓控室の花のアレンジメントも、すべて手作りでした。地域の皆様から絶賛されたことは、言うまでもありません。
2024年4月16日(火)
「 美味し過ぎる! 」

 今日は、1年生初めての給食です。登校したときから、どの子もとっても楽しみな様子。表情から伝わってきます。

 本日の献立は:カレーライス
        春キャベツサラダ
        カルピスゼリー
        牛乳        です。

 1年生の教室を見て回ると、みんな満面の笑み。食べ始めるやいなや、
「おいし過ぎる!」の声。この声には、栄養士も思わずにんまりです。

 まだまだ心配もあったり、苦手なものもあったりするでしょう。でも、大丈夫。少しずつ食べられる量を増やしていけばいいのです。給食はおいしいです。クラスのお友達と先生と食べると、もっとおいしい。食とは、そういうものかもしれません。

 1年生の学校生活が、また一歩前へ進みました。

2024年4月15日(月)
「 対 面 式 」

 本日、朝会の前に上級生と新1年生の対面式を行いました。お互いが向かい合って、「よろしくお願いします。」の挨拶をしました。これで、晴れて1年生は、休み時間に校庭に出て遊べることになりました。

 さてさて、その日の休み時間。たくさんの黄色帽子(新1年生)が校庭を走り回っていました。なんとも楽しそうです。6年生にまとわりついたり、手を引かれたりしている1年生もいました。そして、一番人気は何と言っても「土管」。中川東名物の土管です。入学式でも6年生代表の迎える言葉に紹介されたので、多くの1年生が集まっているのでしょう。
 
 学校は学ぶところ。そして、お友達と思いっきり遊ぶところでもあります。可愛い新1年生の楽しい学校生活がスタートしています。

2024年4月12日(金)
「 区学力調査 」

 今日の午前中は学力調査一色の日でした。昨年度学習したことがしっかり定着しているかを確認する、区の学力調査です。子供たちは皆、真剣に問題に向き合っていました。はたして力を発揮できたでしょうか。そう願いたいです。
 
 学力は、ペーパーテストだけでは測れない面もあります。しかし、基礎基本の力がきちんと定着していないと、また伸びないのも事実です。本日の学力調査は、その基礎基本の部分がしっかり定着しているかを確認するためのものです。この学力調査で理解不十分なところを見つけ、今後さらに力をつけていきたいと思います。

 午前中いっぱい、とてもよく頑張った子供たちです。今日は思いっきり遊びたい気分だと思います。

2024年4月11日(木)
「 専科の授業も開始 」

 学校は、担任の授業だけでなく、様々な教科の授業で成り立っています。昨日から、専科の授業、すなわち音楽・図画工作・算数少人数の授業も始まりました。

 子供によっては、音楽の授業が好き、図画工作が好きということも大いにあることと思います。伸ばしたい力です。のびのびと大いに学んでほしいです。自分の得意なことに夢中になってほしいです。

2024年4月10日(水)
「 授 業 風 景 」

 私は、学級開きをした後の一週間がとても好きです。ここが担任時代の勝負のときでした。落ち着いた学級経営を展開するには、最初が勝負と思っていたからです。

 中川東小学校の教員たちも、俄然張り切ってこの一週間を過ごしています。
授業風景をいくつか拾いました。

2024年4月9日(火)
「 入 学 式 」

 昨日、入学式を行いました。53名の可愛い1年生が中川東小学校に入学してきました。これから始まる長い学校生活の第一歩をしっかりと踏み出しました。

 入学式ではお行儀よく椅子にチョコンと座って、式の間中お話をよく聞けていました。式直前の新2年生のアトラクションには、身を乗り出すように見ていました。この小さな新入生も1年後には、あのような姿に成長するのですね。

 在校生代表として式に参加した6年生も立派でした。姿が凛々しかったのです。ああこの子たちも中川東小学校をしっかり背負っていってくれるなと確信しました。また、1年生を見つめるまなざしもとても優しくて、これまた嬉しくなってしまいました。

 ※写真は2年生のアトラクションの様子です。

2024年4月8日(月)
「 出 会 い 」

 令和6年度の始業式が行われました。いよいよスタートです。いつの年も、この日の子供たちのドキドキ感はたまらないものがあるようです。伝わってきます。

   一つお兄さんになったな、嬉しいな
   クラス替えドキドキするな
     誰と同じクラスになるかな
   担任の先生は誰だろう

 すべてがドラマの中のようです。歓声が起こったり、抱き合って喜んでいたり……。

 さあ、これから新しい学校生活のスタートです。始業式に優るドラマチックな学校生活をスタートさせていきましょう。学校には、教室には、心が動くことがいっぱいです。

2024年3月25日(月)
「 卒 業 式 」

 雨でした。めったに降ることのない、卒業式の雨。皆で「涙雨だね。」と言い合いました。多くの保護者の方々・ご来賓の皆様・在校生代表の5年生、そして教職員の見守る中、52名の卒業生が立派に巣立っていきました。晴れやかな表情とたくさんの涙とともに……。

 担任二人は男泣きでした。それが、また涙を誘いました。2年間すべての情熱をかけてきた二人でした。あふれる思いが止まらなかったことでしょう。副担任は、今春で退職です。深い愛情で子供たちを支えました。証書授与の補助で子供たちの門出を見守りました。

 子供たちの姿がなにしろ立派でした。この子たちを、誇らしく送り出せると皆思ったはずです。歌声がいつまでも耳に残っています。懸命に歌う姿も目に焼きついています。何より、卒業証書を受け取るまっすぐなまなざしを大切に心にしまっておこうと私は思います。

 卒業おめでとう‼ 心からおめでとう‼ 皆さんの未来をずっとずっと応援しています。

2024年3月22日(金)
「 最後の校歌を 」

 修了式にて、校歌を歌いました。1年生から4年生にとっては、今年度最後の歌声です。子供たちが全力で歌いました。体育館中に歌声が響きました。圧巻でした。

 残すは、卒業式での歌声のみ……。
校歌は、いつまでも子供たちの心に残るものであってほしいものです。

 今春で異動していく教員たちも、感慨深そうでした。

2024年3月21日(木)
「 入学式のアトラクション 」

 1年生は、入学式前のアトラクションを担います。思えば一年前は、新1年生として、式場の小さな椅子にチョコンと座っていたのでした。それが、今や堂々と台詞を言い、歌を歌って、入学してくる1年生をお迎えしようというのです。一年間の成長たるや、目を見張るものがあります。

 6年生をお客様として保護者の方もお呼びして、リハーサルを兼ねて発表する場を設けました。多くの応援を得て、1年生は張り切りました。表現力が弾けました。4月8日(月)入学式当日もきっと上手に発表できることでしょう。

2024年3月19日(火)
「 卒業する自分に贈る漢字 」

 贈る漢字第二弾。今度は、卒業生が「卒業する自分に贈る漢字」を書きました。写真は、第6学年廊下掲示です。こちらも多くの漢字が集まりました。そして、こちらにも様々な思いが込められました。一つとして同じ文字はなし。個性豊かなところが、ほんとうに嬉しくなります。

 自分を大切に‼ 大きく羽ばたけ、卒業生‼

2024年3月18日(月)
「 教員からのメッセージ 」

 「卒業を祝う会」での教員からのメッセージ。一人一文字の漢字を選び、その漢字に思いを込め、動画にて一人一言。その映像を当日流しました。写真は、それをひまわりの花に見立てて、掲示用にしたものです。

 多くの文字と、そしてその文字に込められた思いが集まりました。皆、卒業していく6年生に贈りたいメッセージの数々です。子供たちの心に届け‼と願います。

 私は、何という漢字を選んだでしょうか……。「心」を選びました。その文字に思いを込めました。

2024年3月15日(金)
「 あと五日…… 」

 今年度も残すところ、あと五日……。ほんとうに残りわずかとなりました。どの学年の子供たちも最後のまとめに一生懸命です。一生懸命という言葉が一番ぴったりする姿で過ごしています。学級編制替えがある学年では、最後の思い出づくりもいろいろされているようですね。そして、体育館では、卒業式に向けた練習に熱が入っています。歌声が聞こえてくると、だんだんこみあげてくるものがあり、たまらなくなります。

 ほんとうにあとわずか……しかし、日数は少ないのですが、とても緊密な時間が過ぎています。

2024年3月14日(木)
「 平 和 集 会 」

 子供たちの真面目さが光りました。平和について、全校児童が真剣に考えるきっかけになったと思います。運営委員会の8名の子供たちが企画・進行を務めました。

 小さな1年生は1年生なりに、大きな6年生は6年生なりに、それぞれの学年が発達段階に応じて、平和の大切さを考えたことでしょう。奇をてらうことは何一つなく、ひたすら真面目に真面目に作られた集会でした。

 戦火の絶えない現在の世界状況から、今日は百年前の関東大震災、そして元旦に起こった能登半島地震を取り上げた集会でした。運営委員会の子供たちが立派過ぎました。すべての台詞をほぼ覚え、自分のものとして語っていたのです。どんなに努力したことでしょうか。

 あるベテラン教員が、私のところに近づいてきて、こう言いました。
「校長先生、これぞ集会!ですね。こういうまっすぐな力を引き出したいですね。」
まったく同感でした。

2024年3月13日(水)
「 地域の方からのプレゼント 」

 地域の方から卒業生へのプレゼントです。ストラップをいただきました。一つ一つ丁寧に手作りされています。このプレゼントは、今年で3年目になるでしょうか。児童館の方々がわざわざお届けに来てくださいました。ありがとうございます。

 この地域の子供たちは、地域の方々から大変可愛がられていると常々感じていました。小さいときからの成長を見守ってくださって、立派になった今の姿をとても喜んでくださっています。こんな嬉しいことはありませんね。

 校長室からの帰り際には、体育館前の『十二歳の自画像』を一緒に見てくださり、ひとしきり一人一人の子供たちの話に花が咲きました。

 卒業生の皆さん、ストラップ大切に使ってくださいね。

2024年3月12日(火)
「 読み聞かせで心を豊かに 」

 素敵な時間でした。図書ボランティアの皆さんが、卒業していく6年生に読み聞かせをしてくださいました。始まりは『ごめんね ともだち』のお話。パネルシアターでの語りに、子供たちが引き付けられていくのが伝わってきます。

 声の出し方、抑揚……全体的に包み込むような温かみのある声。後ろにはBGMが流れます。まるでプロ並みの皆さんの読み聞かせでした。パネルシアターはすべて手作り。子供たちは、図書ボランティアの皆さんの肉声と空気感によって、お話の世界へ引き込まれていきました。

 このような世界が、心を豊かにしていくのですね。そんなことをしみじみと思わされた、朝のひとときでした。しっとりとした、なんとも言えない時間が流れました。大切なことを大切な言葉で伝えていける子供たちとして、巣立っていってほしいと願いました。

 図書ボランティアの皆様、ありがとうございました。

2024年3月11日(月)
「 東日本大震災から13年 」

 今日、3月11日は、東日本大震災があった日です。もうあれから13年もの月日が経ちました。復興は未だ道途中……大切な人を亡くした方々の悲しみや苦しみが癒えることはないでしょう。家や住む場所を失い、故郷を後にした人たちも多くいます。

 13年という月日は、あっという間のようであり、ずいぶん経ったとの印象もあります。当時1~2年生だった子供たちは成人式を迎える年になりました。子供たちの成長を見て月日の経ったことを感じると、テレビのインタビューに答えていた方がいました。

 
学校では、東日本大震災の記憶を風化させないために、朝会講話(本日は副校長)で取り上げたり、14:46には黙とうを捧げたりしました。13年前に何が起こったのか、そして、何を語り継いでいかなくてはならないのか……子供たちとしっかり考えていきたいと思います。

2024年3月8日(金)
「 看護日誌より 」

 教員にも、子供たちの日直のような当番があります。看護当番と呼んでいます。その看護当番は、順番に回ってきます。一日の仕事を終えると、「看護日誌」をつけます。ここ1~2週間ほどの「看護日誌」より学校の様子をお届けします。

◇2月28日(水)
 卒業に向けて、子供たちの表情も変わってきたのを感じる。そして、常に成長を見守る教員たちや保護者の思いがあふれた祝う会だった。
◇2月29日(木)
 長縄記録会では、どの学級も全力で取り組んでいてよかった。頑張るあまり転んでいた子もいたが、大きな怪我にならなかったので安心した。安全に気をつけつつも、クラスで団結するよい機会となった。
◇3月1日(金)
 6年生を送る会に向けた練習や準備の姿が多く見られ、そこで歌う歌のメロディが子供たちから聞こえてくる。各学年や代表児童の準備十分に6年生を送る会を成功させたい。
◇3月4日(月)
 日中は陽が出て、暖かくなってきている。体育館からは、6年生を送る会に向けたリハーサルの音が流れ出ていて、明日がとても楽しみである。6年生へ在校生からの思いが伝わるといいなと思う。
◇3月5日(火)
 今日の6年生を送る会は、各学年皆個性あり、勢いあり、笑いあり、涙ありでとてもとてもよかった。全校からのサプライズ合唱は子供たちが6年生のために一生懸命歌う姿にほろりと涙が出た。体育館がとても温かい空気に包まれて素敵だった。とてもいい会だった。
◇3月7日(木)
 縦割り班の最後の活動になるお別れランチがあった。これまで班をまとめていた6年生に代わり、5年生が企画・運営を担当し、みんなで楽しい時間を過ごせていた。

2024年3月7日(木)
「 5年生のデビュー戦! 」

 本日は「なかよしランチ」の3回目。6年生との「お別れランチ」になります。縦割り班でいただく最後の「なかよしランチ」です。今回の仕切りは、5年生のデビュー戦となります。今まで見てきた6年生の姿をしっかりイメージして、企画・運営に努めます。はたしてうまく進みますでしょうか。きっとすごくドキドキして、今日の日を迎えたことでしょう。今の6年生も、思い出せばそうでした。それが、今やこんなに堂々とした姿に成長しました。後に続いてほしいなと願います。さあ、5年生のデビュー戦!

2024年3月6日(水)
「 残り13日 」

 3月という月は、飛ぶように過ぎていきます。数えれば、卒業式まであとわずか13日。下級生たちも進級まで、カウントダウンの日々となりました。

 思い出してみれば、子供たちの姿は一年前と全然違うのです。恥ずかしそうにしていた子が堂々と発表している、友達の後をついていっていた子が率先して行動している、集団行動がシャープになってきた……どの学年からも様々な成長の姿が見て取れます。

 残りわずか13日。最後まで粘って頑張りましょう!

2024年3月5日(火)
「 6年生を送る会② 」

 6年生の出し物は、合唱『旅立ちの日に』と合奏『情熱大陸』。会場全体を巻き込んで、下級生たちの心を魅了してくれました。素晴らしい歌声と演奏でした。途中に各学年のきらり光るところを、一人一言ずつ言ってくれたのには、各学年の子供たちも嬉しかったことでしょう。「中川東らしさ」がここにありました。

 さあ、会も終了と思いきや……下級生から6年生へのサプライズプレゼント。全校合唱『空より高く』の熱唱でした。出だしは、5年生の二人のすばらしいソロの歌声から。心が洗われるような美しさでした。そして、後半を全員で合唱しました。このサプライズプレゼントは、歌詞に込められたメッセージ性だったように思います。卒業していく6年生に、こんな人であり続けてくださいとの願いが込められているように、私には思えました。きっとそのメッセージは届きましたね。

 会を進行し続けた5年生の運営委員の4名。立派でした。卒業生から5年生へ、バトンは引き継がれていきます。

2024年3月4日(月)
「 6年生を送る会① 」

 「6年生を送る会」が行われました。一堂に会するよさを、心底感じる会となりました。各学年から趣向を凝らした、心を込めた出し物が6年生に届けられました。それらをなんとも嬉しそうに見つめ、受け止める6年生の姿。ときには笑いながら、ときにははにかみながら…会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

 
1年生は全員が台詞を言い、「ありがとう」につなげました。プレゼントはお手製のネクタイ。6年生は早速首から下げて、嬉しそうに会の間じゅうを過ごしました。五七五川柳で6年生の姿を表したのは2年生。オリジナルダンスが可愛かったです。6年生も終始笑顔。3年生は、なんと応援団よろしく3年生ウエーブを。そして、6年生一人一人に合った一文字を毛筆で送りました。つなぎもスムーズな4年生は、音楽で魅せました。そして、算数で作った立方体のプレゼント箱を贈ります。「二分の一成人式」での発表力がここでも光ります。
 バトンを引き継ぐ5年生の出し物は、一段レベルが上でした。気合いが違います。すべての委員会活動をクイズに仕立て上げ、6年生全員を参加させました。その答えに一喜一憂する6年生。十分に楽しんだ様子が伝わります。

 私はずっと胸がつまる思いで見ていました。なんと楽しく一体感のある「6年生を送る会」なのだろうと思ったのです。どの学年の出し物にも共通していたことがありました。それは、やりとりがあること。言葉のやりとりが心のやりとりにつながり……子供たちの表現力が弾けていると思ったのです。育ててきたアドリブ力も光りました。
       (次号「6年生を送る会②」につづく。)

2024年3月1日(金)
「 季 節 は 弥 生 」

 3月に入りました。季節は弥生です。学校は卒業一色に。6年生に対する「ありがとう。」の気持ちが学校中にあふれます。

 2月28日(水)の「卒業を祝う会」に始まり、3月5日(火)「6年生を送る会」・3月7日(木)「お別れランチ」と続きます。そして、3月25日(月)は、いよいよ「卒業式」の日です。

 一日一日が愛おしく思えてきました。子供たちと大切に過ごしていきます。

2024年2月29日(木)
「 長縄集会 燃えました! 」

 本日が、長縄集会の最終日となりました。天候の関係で変更が続き、間延びしてしまいましたが、子供たちの熱量は衰えるどころか、高まるばかり。大いに燃えた長縄集会になりました。

 声をかけ合い、励まし合い、優しく背中を押してあげ、子供たちはどんどん跳んでいきます。第1回とは雲泥の差。空気感が違います。真剣そのものの子供たち。もちろん教員たちも。いいものです。この取組で感じた一体感を大切に、残りの学級生活を楽しんでほしいと願います。

2024年2月28日(水)
「 卒業を祝う会 」

 本日は、「卒業を祝う会」が開かれました。保護者の方々のお力で、体育館がとっても素敵な会場になりました。テーマは「宇宙」だそうです。地域の方々や昔の担任たちも、お祝いにかけつけてくれました。お祝いムード満載のひとときでした。

 6年生は、成長した姿と感謝の気持ちを伝えたいと頑張りました。思い出の劇に合唱・合奏……彼らが小さいときの担任は感無量だったようです。様々な思い出やエピソードが繰り出されました。会場全体が笑いに包まれたり、しんみりしたり……いい時間でした。

 卒業対策委員の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。会場の皆で6年生の卒業を祝えたことに感謝したいと思います。

2024年2月27日(火)
「 駆 け 抜 け ろ ‼ 」

 6年生の学校生活も残すところ、ほんとうにわずかになりました。今日は、最後の卒業アルバムの撮影日となりました。とっても風の強い日となってしまいましたが、校舎に向かって走ってくる姿をカメラはとらえました。

 
子供たちが走っていく先は、どこなのか?明るい未来に向けて駆け抜けてほしいと心から願います。

2024年2月26日(月)
「 今年は閏年(うるうどし) 」

 今朝の朝会講話では、「閏年」について話しました。4年に一度巡ってくる閏年。実際の季節と暦とのずれを修正するためと、分かりやすく説明したつもりですが…子供たちに伝わっているといいなと思います。毎年6時間ずつずれていくのを、うるう日(2月29日)を設けることでずれを修正しているとのこと。

 閏年とともにやって来る、オリンピックの話もしました。閏年の今年の夏は、パリオリンピックが開催されますね。また、2月29日がお誕生日の人は、閏年でないときは、いつ祝うのだろうか、などどいう話も。

 学校は、3月を迎えると一気に「卒業一色」に染まっていきます。

2024年2月22日(木)
「 校内研究(ミニ)発表会 」

 本日は、「校内研究(ミニ)発表会」を行いました。校外を対象にした大々的な発表会ではなく、近隣小学校の先生方と本校「開かれた学校づくり協議会」の皆様を対象にした、ミニ発表会とでも言いましょうか。これを本校はずっと続けています。自分たちのために、自分たちの校内研究を価値づけるために、続けてきました。発表することを通して、あらためて見えてくるものもあるようです。来年度に向けて思うところも、強くなりました。意味のある校内研究発表会ができたと自負しています。

 それにつけても、この忙しい時期においでいただいた皆様に心から感謝申し上げたいと思います。協議会でいただいたご意見はどれも貴重なものばかりでした。私たちの大きな励みとなりました。ありがとうございました。

2024年2月21日(水)
「 学習のまとめへ 」

 どの学年も学習のまとめの段階に入ってきました。なにしろ進級まであと1ヶ月なのです。現学年での学習の積み残しがないように、どの学年でも熱のある指導が重ねられています。授業中のノート・発表・話合い…、子供たちは自分の考えを作り、友達と交流することでさらに自分の考えを深めていきます。それの繰り返し。思考を鍛えます。

 子供たちの反応や伸びる姿が嬉しくて、教員たちも張り切っている年度末です。

 最後の学校公開への感想アンケートもありがとうございます。保護者の方々のメッセージには、教員一同いつも励まされています。

2024年2月20日(火)
「 笑顔と学びの体験活動プロジェクト 」

 本日はゲストティーチャーをお迎えして、「パフォーマンスショー」を行っていただきました。名づけて「いおり博士とこうじくんの理科室パフォーマンスショー」。時間は1時間。あっという間の60分間でした。この時間、誰一人飽きることなく、舞台のお二人に釘付けの状態でした。圧巻のパフォーマンス。プロのパフォーマンスは凄いですね。楽しく科学の世界へ誘ってもらいました。「不思議だな。」「おもしろいな。」がたくさんつまったパフォーマンスショーでした。

 さらに思ったこと。中川東小学校の子供たちのノリのよさ。これも光りましたね。あらためて感じました。心のままに素直に表現する、感情を出せる…素敵なことだと思いました。この点はゲストティーチャーの方々からも大きく誉めていただいたところです。

2024年2月19日(月)
「 可愛いインタビュアー 」

 1年生もめきめき力をつけてきました。今日は、1年生から可愛いインタビューを受けました。国語『学校のことをつたえあおう』の学習です。子供たちは教室で担任と、質問する学習を重ねてきました。今日は、その力を試すときです。

 「トントン。」
ドアをノックする音が聞こえます。続けてこんな声
「失礼します。校長先生、今、お時間よろしいですか。」
なんて丁寧な話し方。普段はもっとフレンドリーな子供たちですが、きっと緊張しているのでしょうね。

私は、聞かれることに答えるだけでなく、十分に子供たちとの会話を楽しむことができました。小さな1年生ですが、このように人と会話を重ねる経験を通して、コミュニケーションを楽しめる子供たちに育っていってほしいなと願います。

 「校長先生は、朝校門に立って挨拶していて、寒くないんですか。」
こんな質問もあって、びっくり。子供たちって、よく見ているものですね。

2024年2月17日(土)
「 二分の一成人式 」

 今年度最後の土曜授業公開。4年生は「二分の一成人式」を行いました。「4年生クイズ」に始まり、「スライドショー」「感謝の手紙・スピーチ」「合奏・sing sing sing」「呼びかけ」「歌・二分の一成人式」と盛沢山の内容。式全体を通して、成長するって素敵なことだなと思わずにはいられませんでした。

 司会・進行のメンバーはもとより、どの子も自分の思いをきちんと自分の言葉で語っているのが印象的でした。声も体育館の後ろまで届き、声が思いを運んでいるといった感じです。ノリノリの生き生きとした表情や姿も心打たれるものでした。4年生の子供たちのまっすぐな思いが、そのまま保護者の方々に届いたようでした。

 壁に掲示された10年間の自分史を、嬉しそうに保護者の方々に説明する子供たち。それをうなずきながら微笑みながら聞き入る保護者の方々…。いい光景だなと思いました。

 ある保護者の方がこのようにおっしゃられました。「我が子の10年間だけではなく、お友達の10年間も十分に感じることのできた二分の一成人式でした。」と。学校という一つの集団の中で育っている子供たちの姿もお見せできたように思います。

2024年2月16日(金)
「 土曜授業公開・保護者会 」

 明日は、今年度最後の「土曜授業公開・保護者会」です。是非皆様お揃いでおいでください。一年間の子供たちの成長ぶりを感じていただけるものと思います。各学年・各学級、それぞれ工夫を凝らしてお待ちしております。第4学年の子供たちは「二分の一成人式」を行います。体育館です。こちらもどうぞお楽しみに!

2024年2月15日(木)
「 梅にメジロ🌸 」

 学校の梅の木に、メジロが飛んできています。なんて可愛いのでしょうか。梅の花をついばんだり、小首をかしげたりしているのです。しかも、中川東小学校に来ているメジロはつがいのようです。二羽で仲良く飛び交っています。メジロはきれいなウグイス色をしているので、私は初めの内はウグイスと間違えてしまいました。でも、ちゃんと調べるとメジロなのですね。一つ学びました。

 春が一歩一歩近づいているなと感じます。今日の暖かさも二月とは思えないほど…。
2024年2月14日(水)
「 大繩に夢中 ‼ 」
 
 今、全校で夢中になっているのが、大縄跳びです。それは、それは、全学級が夢中になって取り組んでいます。体育や休み時間での学級練習。そして、3回に亘る「長縄チャレンジ集会」‼ これが、とても盛り上がるのです。練習時間を経て、本番。そして、終了すると、11組から順にその日の記録を発表していきます。その記録を聞くたびに、「オー。」とか「やった。」「すご~い。」と言った歓声やため息や様々な声が聞こえます。一つのドラマのようです。今回は62組の記録がトップでした。さあ、他学級に火がつきましたよ。ますます盛り上がりを見せる「長縄チャレンジ集会」です。

 大繩の取組でいいなと思うのは、学級全員の心が一つになるところでしょうか。「ハイ、ハイ。」というかけ声がまたその一体感を増します。上手に縄に入れない子の後ろには、優しく背中を押す子もいていいものですね。


2024年2月13日(火)
「 本にすぐ手を伸ばす子へ 」

 今月は「あわゆき読書月間」です。中川東小学校では、「本にすぐ手を伸ばす子」を目指しています。ちょっとできた隙間時間にも、スマホに手を伸ばすのではなく、本に手を伸ばしてほしいと考えています。本の世界は、子供たちにほんとうに豊かなものを与えてくれますね。その力はとてつもなく大きいです。

 写真は、学校図書館前の掲示物です。学校図書館支援員さんが心を込めて作ってくださいました。子供たちは立ち止まって見ています。

 さて、私たち大人も負けてはいられません。ちなみに、私が今夢中になって読んでいる本は、『泣くな研修医』シリーズです。おもしろいです。

2024年2月9日(金)
「 展覧会の感想より③ ~高学年~ 」

 本日は、高学年の部です。これで「展覧会特集」は終わりです。

◇鋸南での『竹細工』は、帰ってきたときから「キャンプファイヤーのとき楽しかった。」と言っていたので、暗闇で光る演出がそのときの再現のようで素敵でした。他の作品も、細部までこだわって作っていたようで頑張りが見られました。ありがとうございました。(51組 保護者)

4年ぶりの展覧会。ずっと見ていたいと思う素敵な空間でした。どの作品も子供たちが一生懸命に作り上げたことが伝わってきました。『まだ見ぬ世界』は、子供たちの願い・希望・思い出など心にあるものが表現されているように感じました。作品の題名を見ると、いろいろと聞いてみたいと思うものばかりでした。(52組 保護者)

◇ガイドさんが一緒に付いて作品を説明してくれて、本物の美術館のような演出がとてもユニークだなと思いました。私一人で見て回るよりは、一生懸命に作品を作った子供たちと作ったときのエピソードや思いを聞き笑顔を見ながら回れたので、とても楽しく過ごせました。(61組 保護者)

◇『光の形』の作品はもちろんですが、展示の仕方がこれまた素敵でした。幻想的でした。体育館も廊下も、靴箱・階段にも楽しい細やかな心づかいの展示があり、どこにもない2024125日から27日だけのスペシャルな展覧会でした。ぜ~んぶ、本当に素晴らしかったです。三日間だけでもったいないくらいです…。(62組 保護者)
2024年2月8日(木)
「 展覧会の感想より② ~中学年~ 」

 本日は、中学年の部です。多くの感想をありがとうございました。

◇思っていた以上に多岐に亘る作品があり、展覧会という名に相応しく見応えたっぷりでした。1年生から6年生までの作品が高学年へ行くに従い、細やかになっていき成長を感じました。一つ一つの作品が思いを込めて作られているので、観ていてとても楽しい気分になりました。中川東小学校のよさがとても分かる展覧会でした。(31組 保護者)

◇体育館が美術館のようで、とてもキレイでした。入口からの景色が迫力あり、とても素敵で、思わず声が出ました。作品も頑張りやこだわりなど、それぞれの学年のよさが詰まっておりよかったです。自身の子供の作品は図工が好きなこともあり、とても頑張って楽しくやった様子が伝わってきました。(32組 保護者)

◇展覧会会場に入った瞬間、圧倒されました。子供たちが一生懸命作った作品がズラーっと並んでいて、キラキラしていて、わくわくしました。自分の子供の作品を見つけたとき、とても嬉しくて、想像していた以上のできあがりで感動しました。細かいところまで考えて工夫して一生懸命作ったんだなと思うと、子供の成長を感じました。(41組 保護者)

◇受付におりましたが、時折聞こえてくる6年生のガイドが、とてもきれいな言葉遣いと気配りで、中東の顔としての役目を立派に果たしていて、頼もしく誇らしく思いました。6年生の学校内の好きな場所の絵からは、中東への愛着を感じましたし、他の学年の作品も一生懸命さと楽しさを感じ、心が楽しくなる会場でした。(42組 保護者)

2024年2月7日(水)
「 展覧会の感想より① ~低学年~ 」

 多くの感想を寄せていただきました。その中から一部を紹介します。

◇一年生ながらも、一つ一つ考えながら工夫して制作したんだなとほっこりした気持ちで観ていました。どの作品も素敵で、子供たちの一生懸命さが伝わりました。また、授業後に子供と一緒に作品を観ることができたので、制作中の感想など聞きながら楽しむことができました。(11組 保護者)

◇一週間前くらいから「展覧会見に来てね!」と嬉しそうに言っていました。私から聞かなくても「こういうのを作ったんだよ!」「僕のはこういうのだから、見つけてね!」などたくさんお話してくれていたので、当日がとても楽しみでした。昨年までの保育園のときとは違って、作品がバージョンアップされていてびっくりしました。(12組 保護者)

6年生にガイドをしてもらい、各学年の作品の特徴や工夫したことを教えてもらいました。一生懸命な説明で、楽しんで観ることができました。どの学年の作品も素晴らしく、一つ一つの作品に個性や性格が出ていて、とてもおもしろかったです。子供たちの作品から、のびのびと楽しく作ったということが伝わってきました。(21組 保護者)

◇息子に「体育館がすごく変わっているよ‼」と興奮気味に伝えられ、展覧会に行くのを楽しみにしていました。学年ごとに工夫を凝らした作品の数々に感動しました。学年が上がるごとに高度な作品になっていって、息子も将来こんなことができるようになるのかな?と楽しみにもなりました。(22組 保護者)

2024年2月6日(火)
「  雪 の 朝  」

 思ったより雪が積もらなかった26日の朝。

 子供たちが皆、元気に登校してきました。手のひらを開くと雪があったり、大きな塊を運んできたり、傘で雪をつついてみたり…。「もっと積もるかと思ったのにな…。」と残念そうな声がたくさん聞こえてきました。次の機会を楽しみにすることにしましょうね。今度は、みんなで雪合戦や雪だるま作りができるといいですね。

 教職員は朝早くから総出で、子供たちの通学路や玄関周りを雪かきしました。誰も滑ることなく登校できて、ほっと一安心でした。

2024年2月5日(月)
「  立 春  」

 24日(日)は「立春」。暦の上では春となり、少しずつ春の兆しが見え始める頃です。ところが、本日は関東地方にも大雪の予報が出ました。区内の小学校は一斉に5時間授業で下校という体制をとることになりました。

 雪を楽しみにできるのは、子供たちの特権だなあと思いました。窓の外を眺めて、空を仰ぐ子供たちの多いこと。「何がしたい?」と尋ねれば、「雪だるまを作りたい。」「雪合戦だよ。」「雪うさぎを作りたいな…。」と可愛い声の続出。

 大雪になったら、子供たちの登下校の安全や教職員の出勤を考えて交通機関の運行状況ばかりを心配してしまうのが、大人の発想なのだなあとつくづく。降ってくる雪を純粋に喜べる大人でもありたいものだと思った大雪の日でした。

2024年2月2日(金)
「 おうちでも飾ってね 」

 子供たちが、展覧会の作品を持ち帰りました。今、各ご家庭では、どのように保管されているでしょうか。私は、作品を手に下校する子供たちに、こんなふうに声をかけ続けました。

「おうちでも飾ってね。」
反応は様々…。
「うん、もちろん!」
「大切にするよ。」
「うちは飾る所ないなあ…。」
少しでも展覧会の余韻に浸ってくれたら嬉しいなと思います。

2024年2月1日(木)
「 節 分 集 会 」

 集会の一体感というのは、とてもいいものです。本日は「節分集会」でした。まずは、集会委員会による節分のクイズ。大いに盛り上がりました。難しい問題もあって、考えさせられました。よく考えましたね。
 
 次は、各学級代表による「追い出したい鬼」の発表です。こちらは「おしゃべり鬼」「話を聞かない鬼」「意地悪鬼」…と実に様々。各学級の特徴を表しているのかもしれません。代表の子たちが実に堂々と発表してくれました。全校児童の前での発表は、自信がついたことでしょう。

 そして、最後は、各学級で作ったお面に向けて豆まきならぬ紅白玉を投げつけました。こちらも大盛り上がりです。それぞれが心に持っている「追い出したい鬼」を追い出せるといいですね。私も、何の鬼を追い出そうかな?と考えてみた集会でした。

2024年1月31日(水)
「 ア ド リ ブ 力(りょく) 」

 「アドリブ力」という言葉があるのかどうか、定かではありませんが…。まだなじみのない言葉であることは間違いないような気がします。中川東小学校では、人前でも臆せず話せる子を育てることに力を入れてきました。

 各学級での取組をベースにして、全校の前で話す機会を多く設定しています。全校朝会での6年生のスピーチ、始業式・終業式における代表スピーチ、集会での発表等…。基本はノー原稿です。でも、無理強いはしません。難しければ原稿をチラ見することも許容です。あくまでも挑戦といったところです。とにかく場を踏むこと。子供たちは場数を踏むごとに、自信を深めていきます。

 しかし、社会に出てみれば、ましてや世界を相手にしてみれば、必要とされる力は決められた言葉をその通りに語ることではありません。相手の反応を受けて、言葉を返していく力。臨機応変に対応できる力。コミュニケーション力。それを「アドリブ力」と称していいのかなと思います。中川東小学校では、その育成にも力を入れ始めています。

 6年生の子供たちが、展覧会で鑑賞ガイドを務めました。原稿は一応あったのですが、参観者である保護者の方々の反応に応じて、言葉を選び言葉を発することに挑戦していました。十分ではなくとも、そこには温かなコミュニケーションが生まれ、やりとりの楽しさを味わっていたようです。言葉の力が着実についてきているのを実感しています。

2024年1月30日(火)
「 気持ちのよい働きぶり 」

 展覧会が終わりました。保護者の皆様・地域の皆様、子供たちにたくさんの励ましのお言葉をありがとうございました。子供たちはどんなにか嬉しかったことでしょう。感動はまだ収まらぬところではありますが、今日はもう片付けの日なのです。

 卒業を控えた6年生の替わりに、今度は5年生の出番となりました。なんと張り切って仕事をしてくれたことでしょうか。重いテーブル・パネルをせっせせっせと運んでくれました。降ろした作品たちを丁寧に重ねる姿に心が見えました。落ちたゴミ類は最後まで丁寧に拾ってくれました。来年の最高学年も大いに期待できそうですね。その思いを強くした、本日の片付け作業でした。

 気持ちのよい働きぶり…その一語に尽きる姿でした。5年生ありがとう‼

2024年1月27日(土)
「 多くの参観者を迎えて 」

 本日は、展覧会三日目。朝から多くの参観者をお迎えしました。大盛況です。保護者の方々・地域の方々が熱心に作品を見てくださいました。展覧会はそれらにも力を得ます。体育館が熱を帯びてきました。

 さらに、本日は6年生のガイドつき。ちょっぴり正装して緊張気味の6年生が、お客様をご案内して、作品の見どころ等を説明しています。保護者の皆様の聞き方がまたお上手で、子供たちのガイドを引き出すように聞いてくださります。子供たちはここでも力をつけていきました。

 午後は、一旦下校した子供たちがお父さん・お母さんを伴って、また訪れる姿も見られました。充実した「展覧会三日目」でした。

2024年1月26日(金)
「 展覧会二日目 」

 本日は、展覧会二日目です。兄弟学年で鑑賞します。学年・学級で鑑賞した昨日とは違って、兄弟学年の友達との会話が生まれます。これも大切に拾いたい言葉の数々です。やはり1年生と6年生の兄弟学年の時間は、ほほえましかったです。入学時から一緒に様々な活動を行ってきた兄弟学年です。相変わらず1年生に優しく接する6年生の姿が印象的でした。教室ではしっかりしてきた1年生の甘えるような姿もまた…。同じ空間で同じ作品を見て、たくさんのつぶやきが聞こえてくるようでした。

 お隣のおおやたこども園の園児さんたち(年長クラス)もやってきました。こちらは、来年の1年生です。小学校入学にさらに気持ちがふくらむと嬉しいですね。立ち止まったのは、6年生の作品『私の大切な風景』の前。6年生が校内で大切に思っている場所をそれぞれ描いた平面作品です。教室あり玄関ありプールあり…それは、もう思い思いの風景が描かれています。それらに見入る年長さんたちの姿。なんだか胸がキュンとする時間でもありました。

2024年1月25日(木)
「 展覧会が始まりました 」

 さあ、始まりました。展覧会です。本日は児童鑑賞日。学年ごとに展覧会を鑑賞しました。味わいました。子供たちの一心に作品に見入る姿、素敵です。感想を交わす姿、これまた素敵でした。展覧会場がなんともいい空気に包まれています。

 いい作品を素直にいいなあと感じる心…
 美しい作品に感動できる心… 
 友達の頑張りを見つけられる心…
展覧会を通しても、このような心が育まれるといいなあと願います。

2024年1月24日(水)

 寒さが厳しくなってきました。暦の上でも、20日に「大寒」が始まり、一年で一番寒い季節を迎えています。24日の「立春」の声を聞くまでは、まだまだ厳しい寒さとの闘いになりそうです。

 校庭も寒そうです。でも、そのような中にも自然は息づいていて、目を奪われることがあります。梅の木のつぼみが少しだけふくらんでいました。

2024年1月23日(火)
「 展覧会間近‼ 」

 いよいよです。展覧会場が子供たちの作品で埋められました。子供たちは、作品を搬入するたびに変わっていく体育館の姿に、その都度歓声を上げているようです。体育館だけではありません。体育館につながる廊下・階段にも、子供たちの共同作品があふれています。是非そちらもお楽しみください。

 展覧会場には、子供たちの作品にかけた思いと時間と頑張りがぎゅっとつまっています。一人34作品、高学年はそれに家庭科作品も加わります。静かだが圧倒される空間をどうぞ味わってください。

2024年1月22日(月)
「 大谷選手、ありがとう! 」

 大谷選手から送られたグラブは、どの小学校でも話題になっているようです。きらりクラブのスタッフさん方もわざわざ見に来てくださるほど…。グラブを手にはめて大喜びされていました。

 さて、学校では、各学級を一巡した後、5年生が体育の授業でこれらのグラブを使いました。使い心地はとてもよかったようです。野球少年が増えそうな感じですね。5年生はお礼のメッセージを校庭に作りました。写真の通りニッコリマークです。この嬉しい気持ち、大谷選手に届くといいですね。区でまとめて送ってくださるそうです。

 大谷選手、ありがとう!

2024年1月19日(金)
「 少しずつ展覧会会場に… 」

 普段は体育や集会が行われる体育館。その場が少しずつ展覧会会場に変身しつつあります。展覧会は、来週の木曜日から(児童鑑賞日)。既に秒読み段階に入ってきました。

 本日は、6年生の子供たちと教員で展覧会会場への変身作戦です。少しずつ少しずつ変わっていく様は、たまらなくわくわくするものです。来週に入り、ここに一人一人の作品や学年の共同作品が展示され始めると、さらに様相が変わっていくことでしょう。なんとも楽しみですね。

 展覧会は、126日(金) 14:4517:30
   1月27日(土)  9:00~16:30   です。
           
どうぞ皆様でおいでください。お待ちしております。

2024年1月18日(木)
「 兄弟学年で縄跳び 」

 ただ今、短縄旬間の真っ最中。中川東小学校の特色である異学年交流が、ここでも発揮されます。兄弟学年で縄跳びの跳び方を教えているのです。やはり微笑ましいのは、1年生と6年生の組み合わせでしょうか。優しく丁寧に跳び方を教えています。

 こんな声が聞こえてきました。
「ほら、こうやって跳ぶと跳べるよ。」
「あきらめないで、もう一回やってごらん。」
「腕をもっと早く回すといいね。」
 
 逆の立場からは、かっこいいお手本を見せられ…
「わあ~、すごい‼」
「どうしてできるの?」
「教えて、教えて。」

 これでは、いやがおうにも、6年生は「優しくかっこいいお兄さん・お姉さん」にならざるをえませんね。寒さを全然感じることのない20分休みとなりました。

2024年1月17日(水)
「 ようこそ書き初め展へ 」

 本日より「書き初め展」が開かれています。子供たちの力作が廊下いっぱいに展示されています。どうぞお時間を見つけてご来校ください。文字から伝わってくる空気にエネルギーをもらえること、間違いなしです。

 子供たちが渾身の思いで書き上げた「一枚」は、ほんとうにいいものですね。「字は人を表す」と言います。この一枚を書き上げた子供たちの姿が見えてくるようです。

 大きく太い字は、力強さを感じさせます。美しく整った字は、その子の心の状態も見えるようです。たとえ上手に書けなくても一生懸命書いたであろうことが伝わってくる一枚もあります。

 この機会を得て、文字を美しく書ける子を目指してほしいと思います。

2024年1月16日(火)
「 懐かしき創立40周年 」

 担任が産休に入ったために、全教職員で第2学年の子供たちを見守っていく体制をとっています。私も週2時間、国語の授業を担当することになりました。懸命に頑張る子供たちは可愛いです。

 さて、今日は『むかしのあそび』の単元で、かるた遊びを体験することになりました。ふと思いついて、4年前の創立40周年のときに子供たちが作った『40周年記念学校かるた』を出してみました。昔のかるたとは言えませんが、子供たちがみんなで作り上げたかるたでした。とても懐かしく、一枚一枚読みながら思い出に浸ってしまいました。いくつかをご紹介したいと思います。中川東小学校の特色が伝われば嬉しいです。

◇あいさつで すてきないちにち はじまるよ
◇かんがえる ともだちみんなで はなしあい
◇きらりんは なかひがしがほこる ますこっと
◇さいこうな おもいでできる なかひがし
◇すてきだね すすんではっぴょう じゅぎょうちゅう
◇せんせいは いつもみんなの みまもりたい
◇ついにきた 40しゅうねん がんばろう
◇てをつなぎ いつでもなかよし なかひがし
◇ともだちと たのしさふえる なかひがし
◇なにごとも ぜんりょくでやる なかひがし
◇ふれあうと こころがつながる なかまだね
◇まいにちが あっというまだ たのしくて
◇らっきーさん よばれるかなと どきどきするよ
◇わになって みんなでいわおう 40ねん

 早いものですね。令和6年度は、創立45周年です‼

2024年1月15日(月)
「 寒さに負けず! 」

 この土曜日に東京では、初雪を観測しました。いよいよ本格的な冬の到来ですね。今朝も寒さがひとしお感じられる朝になりました。全校朝会に並ぶ子供たちも、いかにも寒そうです。しかし、子供たちは偉い! きちんと整列し、話を聞いています。その間だけでも「頑張れる力」はたいしたものだと感心します。

 さて、寒さに負けない取組を二つ。一つは「短縄旬間」の取組です。先週の木曜日に、体育委員会による短縄紹介がありました。その後から、子供たちは俄然やる気になっているようです。今日から始まった「短縄旬間」。20分休みの子供たちが思い思いの技に挑戦しています。跳び続けている内に、身体がポカポカしてくるようです。

 そして、もう一つは「もりもり給食ウイーク」。食はなんと言っても大切です。おいしい給食を残さず食べて、健康な体を作りたいものです。「もりもり給食ウイーク」中は、特に残菜量も減るそうです。もりもり食べて健康な体を作っていきましょう!

 以上、寒さに負けない取組二つの紹介でした。

2024年1月12日(金)
「 向かい合っての給食 」

 給食の時間が変わりました。コロナが収まってきたことを受け、グループの形での給食を再開しています。再開と言っても、入学時が既にコロナ禍であった4年生より下の学年は、グループで小学校の給食を食べる経験がありませんでした。全員が前を向いての、しかも黙食です。なんという給食時間だったことでしょう…。でも、仕方がなかったのです。みんながみんな、未知のウイルスと闘っていたのですから。

 さて、グループでの給食はいかがでしょうか。それは、楽しいはずです。会話も楽しみながら食も楽しむ…「食育」の大切な部分のような気がします。各ご家庭でも、多分夕食時が一番、学校の話など会話が盛り上がるのではないでしょうか。

 それにしても、黙食をしっかりと守ってきた子供たちは、グループの形にしてもまだそろりそろりと言った感じです。でも、きっとその内おしゃべりも盛んになってくることと思います。「静かに食べなさい。」なんて注意している場面も容易に想像できます。でも、それって幸せな光景なのですよね。まあ、ほどほどが大切なのですが…。

2024年1月11日(木)
「 大谷翔平選手からのグラブ 」

 冬休みに入って早々、大谷翔平選手からのグラブが学校に届きました。事前にアナウンスしてあったものですが、早速年明けの全校朝会で子供たちに紹介しました。この企画は、大谷翔平選手が日本全国の小学校に3個ずつ野球のグラブをプレゼントするというもので、大谷選手のドジャース移籍と相俟って大きな話題となっていました。

 子供たちにグラブを取り上げて見せると、案の定「わ~っ‼」という歓声が上がりました。今や子供たちのスポーツは、野球だけでなくサッカー・バスケットボール…と多岐に亘ります。その中で、野球少年たちの瞳が今回は殊の外キラキラしていたのが印象的でした。(昔の野球少年たちもかな…⁉)

 このグラブは、その後各学級を回り、みんなが手に取り触るところとなりました。そして、次なる取組を企画中です。たかが3個のグラブかもしれません。でも、日本全国の小学校へなんです。無条件に大谷選手は、子供たちに…いえ私たち大人にも、夢を与えてくれたと思っています。

2024年1月10日(水)
「 書 き 初 め 」

 新年の風物詩、書き初めの季節です。今日は、5年生と3年生が取り組みました。体育館では、真剣な面持ちの子供たちがきちんと正座して、その時を待っていました。
 一筆一筆、精魂込めて書き上げます。一文字書いては、ふうと聞こえてきそうなため息…書き終えた書き初め用紙とにらめっこしている子…どれもこれも真剣に書いていればこその姿と思われます。普段は元気いっぱいの子供たちのこのような姿もいいものですね。

 書き上げた作品は、一斉に展示されます。どうぞ「書き初め展」においでください。

2024年1月9日(火)
「 始まりました‼ 」

 子供たちが、2週間の冬休みを終えて、学校に戻ってきました。さあ、学校生活のスタートです。初日の今日は、欠席も遅刻もほとんどなく、子供たちが一様に張り切っているのが伝わってきました。もちろん朝起きるのが辛かった人もいるでしょうね…。でも、それはそれ。始まるってことはエイやーってところがあるものです。

 さて、この1月・2月・3月はほんとうにあっという間に過ぎていきます。毎年そのように思うのですから不思議ですね。6年生は「卒業」という大きな節目の日を迎えます。他の学年もそれぞれに進級を控えます。ただこの3ヶ月間を準備期間とのみとらえずに、今いる場を存分に味わって過ごしてほしいと思います。私もそのように過ごしたいです。

2023年12月25日(月)
「 冬 休 み へ 」

 本日は、年内最後の登校日となりました。子供たちは明日から14日間の冬休みに入ります。冬休みは年末年始とあり、ご家族で過ごす時間がぐっと増えることと思います。どうぞ楽しく満ち足りたときを子供たちとお過ごしください。

 最終日の今日、各教室では様々な活動が行われていました。書き初めの練習・クリスマス会・大掃除・冬休みに向けての話等…。子供たちは、そして、冬休みへと校門を出ていきました。楽し気な会話が聞こえてきそうなランドセル後ろ姿です。

「よいお年を。」
「よいお年を。」
口々にそんな言葉を言いながら…。

 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

2023年12月22日(金)
「  2023年 10大ニュース 」

 教員たちが「2023年 10大ニュース」を作成しました。ここに、「職員室版 2023年10大ニュース」を抜粋してお伝えします。様々なことがあった2023年‼このHPをお読みの皆様の胸には、どのような思いがよぎることでしょうか?子供たちにも聞いてみたいものです。

職員室版 2023年10大ニュース
第1位  制限なし 運動会 スマート!
第2位  全員での 校歌斉唱!
第3位  プール 完全実施!(中止も…)
第4位  悲願の 連合運動会リレー 快挙!
・・・・・・・・・
第7位  ティチャーズバンド 結成!
・・・・・・・・・
第9位  インフルエンザ 大流行!
・・・・・・・・・
 
 いかがでしょうか?全員からアンケートを募り、幹事が独断と偏見で、いえいえ公正な審査の下、決定いたしました。中川東らしく、全体で熱く盛り上がれるものが上位にランクインしたと思われます。欠番「・・・」は、個人的になるものもあり、割愛させていただきました。

2023年12月21日(木)
「 一 番 効 く お 薬 」

 1215日号でお伝えしたように、怪我による不自由な生活を送っています。何しろ不便。パソコンも両手で打てないのです。何をするにもいつも以上の時間を要します。

 そのような一週間を過ごしましたが、処方された痛み止めより効くお薬を発見しました。子供たちからの言葉です。
「大丈夫ですか?」
「痛くない?」
 たくさんの言葉をもらっています。言葉にならない気持ちを表情で表してくれる子供たちもいます。伝わります。嬉しいものです。

 一番小さな一年生が
「お大事に。」
とそっと伝えてくれました。お薬いらないなと思えました。

2023年12月20日(水)
「 音楽室からは  」

 音楽室からは、卒業式で6年生が歌う曲が聞こえてきました。もう?と思われるかもしれませんが、巣立ちの日はもうそこまで近づいてきているのですね。年が明ければ、「卒業一色」になっていくことでしょう。

 コロナ禍で、卒業式に思いっきり歌えない年がありました。マスクを着けて歌った年もありました。今年度は、子供たちに思いっきり歌わせてあげたいものです。「門出の言葉」と「歌声」で、卒業していく自分を存分に表現してほしいと願っています。

 歌唱指導のまだスタートについたばかりの場面なのに、何か胸にグッと迫るものがありました。今からこれではどうしましょう…。担任はなおさらのことでしょうね。残り3ヶ月「いい卒業」に向かっていきたいです。

2023年12月19日(火)
「 校 内 研 究  」

 本日は、年内最後の校内研究・研究授業の日です。今年度は、講師の先生をお招きして、算数の研究に取り組んでいます。本日は第3学年の授業。単元は「分数」でした。

 本時のめあては、「1/5+2/5の答えを工夫してもとめよう。」です。分子をたせばいいだけと、大きくなればそれでおしまいのことです。しかし、3年生の子供たちは、図を書いたり数直線を書いたりして、「自力解決」を試みます。講師の先生からもご指導いただいているところなのですが、ここが大切なのです。自分で考え、答えに導いていく。分からなければ、すぐに友達と交流して、また考える。教室は、それの繰り返し。積み重ねです。そして、「1/5のいくつ分かで考えればいいので、分子の1と2を足すのか。」という答えに行き着きます。この過程が、授業づくりで楽しいところですね。

 教員たちは、授業後、真剣な協議会に移ります。どのようにすれば、子供たちが分かるようになるだろうか、「できた!」と声を上げるだろうか。教員たちの真摯な授業追究は続きます。

2023年12月18日(月)
「 大 谷 翔 平 選 手  」

 今朝の朝会講話では、大谷翔平選手について話しました。言うまでもなく、エンゼルスからドジャースへの移籍を果たし、先日入団会見を行ったばかりの大谷翔平選手です。米プロスポーツ史上過去最高の契約額、10年総額で7億ドルは想像もできない額です。それを「後払い」にするということも話題になりました。

 会見で大谷選手は、
「勝つことが、今、僕にとって一番大事なこと。」
と言いました。さらに、
「勝つために一番大切なことは?」
と問われると、
「全員が勝つために同じ方向を向いていること」
と。
「どんな選手像をイメージしているか?」
の問いには
「『欠かせなかった』と言われる存在になりたい。」
と答えていました。

 これらの言葉は、子供たちの学校生活にそのままあてはまりそうに思いました。
 世界中に爽やかな風を吹かせている大谷選手からは、全国小学校にグラブが3つ届くそうです。なんと粋な計らいなのでしょうか。本校の野球少年たちが目をキラッとさせました。

2023年12月15日(金)
「 思いもかけぬ…  」

 思いもかけぬところでアクシデントは起こるものです。ほんの数センチメートルの段差で、躓き転び、左手首を骨折してしまいました。年齢相応に転びやすくなっていること、骨ももろくなっていること、あらためて実感しました。

 それにしても不便です。右手だけでは、キャップを捻ることさえできません。足を使ったり口にくわえたりして工夫はするものの、なんとも不便なのです。普段何気なく使っている両手、ちゃんと意味があるのですね。また、何をするにもいつもの2~3倍の時間がかかり…。漏れるのは、ため息ばかりです。

 でも、とっても嬉しいこともありました。私は、それに救われました。私の姿を見た子供たちがかけてくれた言葉。示してくれた反応。1年生から6年生まで。温かく、心があって…。私の心にまっすぐに届いてきました。

あと6週間。この状況をポジティブに考えていけそうです。

2023年12月14日(木)
「 展覧会へ ワクワクしながら  」

 1月に行われる「展覧会」へ向けて、作品づくりに熱が入っています。昨日は1年生の図工室を覗いてみました。皆夢中になってビニール傘に絵を描いています。この傘たちは、展覧会場のどこに飾られるのでしょうね。きっと一つの世界が創り上げられるのでしょう。今からワクワクしてきます。

 展覧会は、運動会などの学校行事とは異なり、非常に静かな時間と空間が展開されます。これがまたとてつもなく魅力だと思うのです。作品づくりにかけた子供たちのエネルギーと時間。それらがギュッと凝縮されているように感じるのです。

 ご来場いただいた方々には、その空気感を感じ取っていただけたらと思っています。土曜日はランドセルを家に置いて、親子で語り合って作品を観るというのもいいかもしれませんね。

2023年12月13日(水)
「 授 業 風 景  」

 持久走記録会が終わり、子供たちは落ち着いて授業に取り組んでいます。一つの学校行事を頑張ってやりきった自信は、様々なところで見られるようです。どの教室でも頑張っている子供たちの姿が見られます。

 3年生は、算数で『分数』の学習に取り組んでいました。今日は1/3を学んでいるところでした。今朝の校門では、1/3と1/4どちらが大きいかなどという会話をしたばかりでした。来週には校内研究の研究授業を控えている3年生です。

 4年生の教室では、「今、何を大切に生活するべきか」ということで話合いがされていました。総合的な学習の時間でしょう。年明けに行われる「1/2成人式」につながる取組のようです。自分の成長の足跡をしっかり辿る学びになることを確信しました。

 華やかな学校行事も大好きです。でも、日々のこのような取組の積み重ねが学校生活なのだなとしみじみと思いました。大切にしたい日常です。

2023年12月12日(火)
「 年長さんに読み聞かせ 」

 つい先日は、縦割り班活動で6年生が下級生に読み聞かせをしました。本日は、5年生が、こども園の年長さんたちに読み聞かせです。

 まずは、緊張をほぐすために「じゃんけん列車」。5年生の子供たちもぞう組さんたちも自然と顔がほころんできました。交流の始まりです。手をつなぎ、しゃがんで語りかけ、優しく接する…子供たちは、もう来年の入学時を思い描いているかのようでした。きっと立派な最高学年になることでしょう。人と接する温かさをこの子供たちはしっかりと感じているなと思えた交流でした。

 読み聞かせもとても上手にできました。相手に聞いてもらう活動は、子供たちに力をつけるなと感じました。

2023年12月11日(月)
「 1年生に交通安全ベスト 」

  警察署からの依頼で、今年の1年生は、12月から交通安全ベストを着用して登下校することになりました。区内で何校かが、試験的に行うそうです。最初は少しお手数に感じるかもしれませんが、子供たちの命を守る取組ととらえ、ご協力をよろしくお願いいたします。着用は令和63月の修了式までとなります。

 この試みの意図は、近年都内で発生した歩行者の交通事故を年齢別に分析すると、「7歳」児童が最も多いところによるそうです。交通安全ベストを着用することで、より交通事故防止を図ろうというものです。終了時には、アンケートをとって次年度以降の取組に生かしていくようです。

 初めて着用した子供たちは、こんなにも嬉しそうな表情。1年生はやることなすことすべてが楽しみなようです。交通安全の意識を高めながら、登下校をさせていきます。

2023年12月9日(土)
「 力走‼ 持久走記録会 」

 12月とは思えない暖かい陽気でした。中川公園にて「持久走記録会」が行われました。どの学年も力走また力走‼ 応援するこちら側は感動してばかりでした。

 走るのが得意な子もそうでない子も、自分のめあてに向かって全力で取り組んでほしいと願いました。走り終わったときに、自分の頑張りに満足できたらいいなと思っていました。多くの子がそうであったのではないでしょうか。悔しいと言って泣いていた子もいました。それもまたいいと思いました。必ずや、次へのステップとなるからです。

 多くの保護者の方々の声援が子供たちの背中を押してくれました。ご自分のお子さんだけではなく、どの子にもどの子にも声援と拍手を惜しまず送ってくれました。これが中川東のよさだなあとあらためて思った次第です。

2023年12月8日(金)
「 私の献立が給食に⁉ 」

 56年生は、夏休みの課題として、「給食メニューコンクール」に全員が応募しました。その中で入賞したメニューが、実際に給食の献立として登場します。考案した子供たちにとっては、こんな嬉しいことはないでしょう。

 7日の献立は、「大根とブロッコリーのふんわり卵スープ」(5年女児考案)
この後も続きます。
11日(月)は「大根豆腐そぼろ丼」(5年男児考案)
14日(木)は「ブロッコリーチャンプルー」(6年男児考案)
楽しみですね。

 さて、その給食を実際食べてみた感想はいかがでしょうか?
まず、考案した本人より。
「作るときにキッチンに立ってすごく暑かったし、分量通りに入れるのが難しかった。」
同じクラスの友達からは…
「おいしい。」
「うま~い。」
「ブロッコリーがやわらかいね。」
などの声が次々と。大成功の給食メニューでしたね。

2023年12月7日(木)
「 縦割り班活動 ~読み聞かせ~ 」

 中川東小学校では、縦割り班活動に力を入れています。それは、人とのかかわりを大切に考えているからです。1年生から6年生までのメンバーが、一つの縦割り班を作ります。その一年間きりの出会いです。楽しく思い出に残る活動がたくさんできるといいなと願って、活動を企画しています。

 子供たちは、縦割り班の場で多くのことを学びます。どうやったら仲良く活動できるかな…どうやったらみんなが楽しめるだろう…意見が分かれたときどうしたらいいのかな…うまくとけこめない下級生にどのように接しようかな…。みんなが大好きな縦割り班活動ですが、この活動で一番伸びるのは、班長・副班長として班をまとめる6年生の子供たちだと思います。

 今回は、子供たちから出たアイディアの「読み聞かせ」です。果たして、うまくいくでしょうか。そして、この活動を参考に、次週は5年生がお隣の園の年長さんたちに読み聞かせを行います。

2023年12月6日(水)
「 ママさん頑張る! ~PTAバレー~ 」

 子供たちも頑張っているのですが、お母さんたちも頑張っています。今日は、ママさんバレー…今はPTAバレーと言いますね。その活躍をお伝えしようと思います。

 本校PTAバレーのお母さんたちが、122日(土)に行われた「第7ブロックPTAバレーボール大会」で見事優勝を果たしました。その日は、子供たちのミニバスケットボール大会もあったため、私は応援をすることができなかったのですが、ナイスプレーの連続だったそうです。どんなにか盛り上がったでしょうね。

 子供たちが頑張っているとお母様方は嬉しいことでしょう。同様に、お母さんたちが頑張っていると、子供たちもとっても嬉しいものなのです。お母さんが明るく元気で、みんな和気あいあいとしていること。それは、また子供たちの背中を押してくれます。

 これからも応援しています。ママさんパワーを存分に発揮してください‼

2023年12月5日(火)
「 ことばときこえの教室 学習発表会 」

 中川東小学校には「ことばときこえの教室」があります。区内近隣校11校から本校児童も含めて32名の子供たちが教室に通ってきています。それぞれ在籍校があるのですが、本教室に週2時間ほど通い、ことばの学習を重ねています。先週からその「学習発表会」が行われています。一人一人が得意なこと・好きなことについて、発表しています。それらをビデオに撮ったものをみんなで見合っています。発表は様々な工夫が凝らされていて、ほんとうに楽しい「学習発表会」になっています。

 プログラムから一部、そのタイトルをご紹介しましょう。
◇鉄道会社の紹介       
◇動物漢字クイズ
◇〇〇のワクワククッキングⅡ
◇卓球壁打ち対決
◇虫めがねでえい画かんを作る
◇岩石と鉱物クイズ       <その他たくさんのタイトルがあります。>

 そして、これは発表するだけにとどまりません。発表を見た友達からメッセージカードが届きます。このメッセージカードの威力は抜群‼ やはり言葉というものは相手あってのことなのですね。受け止めてくれる相手があるから、発する言葉が意味をもちます。「ことばときこえの教室」の子供たちには、今回の発表を通してたくさんの自信をつけてほしいと願っています。
 

2023年12月4日(月)
「 ミニバスケットボール大会 」

 122日(土)に「ミニバスケットボール大会」の決勝大会が行われました。本校のチームも先週の予選を勝ち残り、この決勝大会に出場しました。この時点で区ベスト8に入った訳です。

 840分の集合時刻ももどかしいように、大会会場に子供たちが集まってきました。どの子もやる気に満ちているのが伝わってきました。会場が遠いために、保護者の皆様に送り迎えをお願いしました。多くの保護者の皆様が集まってくださり、こちらもまた熱気を帯びていました。応援・サポート、ほんとうにありがとうございました。

 写真は、試合前の円陣を組んだ姿です。中川東小学校のチームワークを表すような円陣です。結果は熱戦の末、惜敗となりました。ミニバスを習っている子もそうでない子も併せてのワンチーム。メンバーをうまく組み合わせ勝利を目指したのですが、相手校が一歩上だったでしょうか。この悔しさは、次なる活動にぶつけることとなりました。

 頑張れ‼ 6年生‼‼ 乞うご期待‼

2023年12月1日(金)
「 本 を 読 む 」

 秋は、読書をするのにとてもいい季節ですね。中川東小学校でも10月を「どんぐり読書月間」と銘打って読書に取り組みました。先日の朝会では、目標冊数を達成したお友達が表彰されました。たくさんの子供たちが目標を達成していたようです。

 子供たちには、本を読むことが好きな子に育ってほしいなと願っています。本は、私たちを様々な世界へと連れていってくれます。過去から未来、いつの時代へも行けます。外国へも行けますね。自分と違う登場人物の心にも同化して読み進めることができます。本を読むことは、何より心を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

 図書室(学校図書館)を覗くと、様々な工夫がしてありました。展示コーナーは12月になったのでクリスマスの特集です。その傍には、図書委員のお勧め本が紹介されるコーナーがありました。つい先日の児童集会で、発表してくれたメンバーです。

 私たち大人も本を読みたいものです。私が今読んでいる本は、『椿ノ恋文』(小川糸 著)という本。朝晩の通勤時間などに読んでいます。本に浸れる大好きな時間です。

2023年11月30日(木)
「 持久走記録会試走 中川公園にて 」

 今日は、持久走記録会に向けた試走を行いました。実際に記録会が行われる中川公園にて行いました。子供たちは、コースを確認し、実際の距離を体感します。持久走記録会本番を思わせる力走がたくさん見られました。   

 特筆すべきは、落伍者がいなかったこと。完走です‼ しかも、ほとんどの子供たちが一歩も歩かず走り切ったこと。これは大きいです。ゴール後にこんな言葉も聞かれました。後ろの方でゴールした子供たちのグループです。
「速くゴールできた子たちもすごいけど、
 一歩も歩かずゴールした私たちもすごいよね。」
何か誇らしげでした。

 私は、まったくうんうんとうなずいてしまいました。ほんとうに頑張ることのできる、可愛い子供たちです。持久走記録会本番が楽しみになってきました。

2023年11月29日(水)
「 持久走練習始まる! 」

 今年の「持久走記録会」は129日(土)です。今週の月曜日から持久走記録会に向けての練習が始まりました。20分休みを使って、全校児童が校庭を走ります。低学年は内側を、その周りを中学年。そして外側を大きく高学年が走ります。

 ある一定の時間を走り続けることは、苦しいものです。できたら逃げたくなる気持ちも起こりましょう。走ることがあまり好きでない子供たち、または走ることが苦手な子供たちもいます。でも、中川東小学校の子供たちは、全員校庭に出て走っているのです。粘り強さが出てきたなと思います。根性がついてきました。頑張る力が育ってきています。

 自分のペースで完走できたら、それが一番‼ 昨年の自分を超えられたら、さらに素敵なことです。さあ、あと1週間と少し。走り込みましょう。自分との闘いです。

2023年11月29日(水)
「 持久走練習始まる! 」

 今年の「持久走記録会」は129日(土)です。今週の月曜日から持久走記録会に向けての練習が始まりました。20分休みを使って、全校児童が校庭を走ります。低学年は内側を、その周りを中学年。そして外側を大きく高学年が走ります。

 ある一定の時間を走り続けることは、苦しいものです。できたら逃げたくなる気持ちも起こりましょう。走ることがあまり好きでない子供たち、または走ることが苦手な子供たちもいます。でも、中川東小学校の子供たちは、全員校庭に出て走っているのです。粘り強さが出てきたなと思います。根性がついてきました。頑張る力が育ってきています。

 自分のペースで完走できたら、それが一番‼ 昨年の自分を超えられたら、さらに素敵なことです。さあ、あと1週間と少し。走り込みましょう。自分との闘いです。

2023年11月28日(火)
「 1年生の生活科見学 」

 今日は、1年生と一緒に生活科見学に行ってきました。行き先は、葛西臨海公園・水族園です。好天に恵まれました。1年生の子供たちもニコニコ顔です。なんと言っても、全校遠足以来の校外学習。しかも学年単位です。

 現地では、水族園の生き物たちに歓声をあげ、秋探しや貝殻探しに夢中になり、広い野原を思う存分駆け回りました。集団行動も上手になってきましたね。

 子供たちは、つい最近、近隣のこども園園児さんたちとの交流を終えたばかり。少しお兄さん・お姉さんとしての自信をつけてきたところです。残り4ヶ月で立派な2年生への進級を果たしたいものです。今日は、その助走としての位置づけでもありました。
 
 さてさて、合格点はもらえたのでしょうか?それは、子供たちに聞いてみてください。
明日は、1年生の研究授業。算数の問題に取り組みます‼

2023年11月27日(月)
「 地域避難訓練 」

 昨日1126日(日)に、本校避難所運営会議が主催する地域の避難訓練が行われました。急に気温が下がった寒い一日でしたが、各町会より熱心な地域の方々が集まっていらっしゃいました。

 起震車・煙体験・初期消火・応急救護等、多くの場が用意され、皆さん貴重な体験ができたようでした。めったに見ることのできない、消防団の放水訓練も見ることができました。区災害対策課の方々を中心に、有意義な訓練になったと思います。
 
 災害は起こらないに越したことはありませんが、備えは十分にしたいものです。私は、本校にて2回の避難所運営に携わらせていただきました。この地域はチームワークが抜群にいいので、本部長の下、運営会議の部員の皆様のお力でうまく運営できることと思います。昨日の訓練でも、その思いを強くしたところです。

2023年11月24日(金)
鋸南自然教室

 三日間ほんとうに楽しかったです。1120日(月)から22日(水)の三日間、5年生と一緒に「鋸南自然教室」に行ってきました。この間の詳細は、HP「鋸南自然教室」をどうぞご覧ください。

 たくさんの思い出を作ろう、高学年としての集団行動を鍛えよう、この二点が出発式における私からのメッセージ・投げかけでした。それは、二人の担任の思いと同じであったことと思います。

 帰校したときの子供たちの表情を見れば、三日間がどれだけ楽しい体験にあふれていたかが伝わってくるというものです。多くの自然にふれました。鋸山・大房岬・海に落ちる夕日…。多くの体験を積みました。三度のオリエンテーリング・竹あかり作り・キャンプファイヤー…そのどれもが心躍る体験だったことと思います。そして、ただただ友達と同じ部屋で過ごす楽しさ。食べる・風呂に入る・寝る…すべてが一緒の楽しさは言うことなしだったでしょうね。ずっとずっとしゃべって、笑って…。そんな子供たちでした。

 私たち教員は、三日間で変化していく、成長していく子供たちの姿を目の当たりにして、また感動しています。宿泊行事を通して一回りたくましくなった子供たちとのこれからの活動が楽しみでたまりません。

2023年11月17日(金)
「 鋸南へ出発します 」

 今日も体育館から5年生のキャンプファイヤーの練習の声が聞こえてきます。なんだかとっても楽しそうですね。5年生は、来週の月曜日から「鋸南自然教室」へ出発します。高学年になって初めての宿泊行事。期待はふくらむ一方でしょう。楽しく充実した三日間を過ごしてきたいと思います。

 親元を離れて友達と過ごす三日間です。身の回りのことはすべて自分自身でやらなくてはなりません。また、大自然の下でどのような感動を覚えるでしょうか。友達の意外な一面を発見する楽しさもあるかもしれませんね。

 「鋸南自然教室」の様子は、学校HP(「校長室から」の左側)に随時アップしていく予定です。うまくいきますように。どうぞお楽しみにしていください。

 それでは行ってきます。1120日(月)~22日(水)の分は、HP「鋸南自然教室」のアップに替えさせていただきます。

2023年11月16日(木)
「 ありがとう集会 」

 学校生活は多くの方々の愛情あふれるサポートによって成り立っています。今朝の集会は、その感謝の気持ちを形に表す集会でした。名づけて「ありがとう集会」。

 「ありがとう」の気持ちをまっすぐ伝える場にしたいなと思いました。「ありがとう」っていい言葉ですよね。「ありがとう」と心の中で思うだけでも、それは素敵なことです。でも声にして伝えれば、もっともっと素敵かもしれません。その気持ちが伝わった相手も伝えた自分自身も、きっと温かい気持ちになることでしょう。

 今日は、代表で7名の方々においでいただきました。給食調理員さん・図書ボランティアさん・きらりスタッフのリーダーさん・開かれた学校づくり協議会会長さん・PTA会長さん・主事さん・警備さんです。朝早くからありがとうございました。

 子供たちの心が届いていたら幸いです。プレゼントは「校歌」の全校合唱でした。

2023年11月15日(水)
「 小中連携 ~つながって~ 」

 本日、「小中連携研究授業」が中川東小学校を会場にして行われました。全学級・全教科授業公開となります。連携校の第十二中学校・大谷田小学校・長門小学校の先生方全員が授業を参観してくださいました。

 授業後の研究協議会は体育館で行いました。外部より3名の講師の先生(教育委員会の指導主事や教科指導専門員の先生方、元校長先生)をお招きしました。また連携校すべての校長先生・副校長先生にも講師のお役をお願いいたしました。皆さん快く引き受けてくださり、本日の協議会では、熱心なご指導をいただきました。

 小中連携の意義は、小学校と中学校の教育活動が円滑につながっていくことではないかと思います。発達段階による指導法の違いはあれども、それぞれのよさや強みを互いに理解し生かしていくこと。できる部分では一貫性のある教育を行うこと。

 本校より送り出した子供たちが中学校でも存分に力を発揮できることを祈って、力がついていなくて迷惑をかけることなどないように願って…今日の日の「小中連携研究授業」を終えました。

2023年11月14日(火)
「 元気アップタイムにて 」

 子供たちの体力をつけるために、「元気アップタイム」を設定しています。教員たちが工夫をして、様々な種目を用意しました。とても楽し気な魅力的な種目ばかりです。子供たちは、声をかけ合いながら、楽しそうに身体を動かしています。自然に体力がついていくといいですね。12月には「持久走記録会」も控えています。運動会に引き続き、また子供たちの頑張る姿が見られそうです。

  ここに「元気アップタイム」の種目一覧を載せましょう。どのような運動か想像してみてください。
① 紅白玉合戦(体育館にて)
② 鉄棒運動(以下校庭にて)
③ 長縄
④ とうてきばんまとあて
⑤ ぐるぐるリレー
⑥ 二方向どんじゃん
⑦ 棒つかみ
⑧ 小型ハードル
⑨ ボールギャザー(ドッジボールコート)
⑩ バンブーダンス
⑪ フラフープ
⑫ ドッジビーろくむし
※写真は⑦の棒つかみの様子です。

2023年11月13日(月)
「 善行青少年顕彰式にて 」

 1112日(日)午前930分より、足立区青少年対策佐野地区委員会による「善行青少年顕彰式」が行われました。本校よりは、11名の第6学年有志の皆さんが選ばれました。顕彰式では、少しおめかしした6年生の子供たちの姿が、なんだか誇らしく思えました。保護者の方々や地域の方々も多くお見えで、その中で一人一人顕彰状をいただけたことは大きな自信につながったのではないでしょうか。

 私が誇りに思えたのは、その姿だけではありません。今回の選ばれた理由についてです。この子供たちは、5年生の冬から自発的に近隣公園や土手のごみ拾いをするなど環境美化に努めていました。決して誉められようと思って起こした行動ではないということです。そして、それを続けました。この行動に価値があるなと思います。この価値ある行動が全校に広がることを願うばかりです。6年生がよき手本になってくれています。

 私の書いた推薦書は、以下の通りです。
 「道徳や総合的な学習の時間で学んだことを生かし、『自分たちの住む町をきれいにしたい。』と行動を起こした。有志で声をかけ合い、令和51月(5年時)より活動開始。定期的に週1回程度、活動を継続している。 “今、自分たちにできることを精一杯やる”
という意識が育っている。全校朝会でも紹介。全校に広がることを願う。」

2023年11月10日(金)
「 運動会の感想より③ 」

 運動会の感想第3弾です。原文のまま。一部抜粋です。

4年生の保護者の方々より】
◇運動会の練習が始まってから、家でも汗びっしょりになるほどエイサーの練習をしていました。「どうやったらかっこよく踊れるかな?」を家族に質問しながら一生懸命頑張る様子をずっと見ていたので、本番のエイサーを見たときには、胸が熱くなりました。
休み明けにタブレットで運動会の画像を見せてもらいましたが、言葉にならないほど素敵な映像で感動が蘇ってくるようでした。
◇先生たちが始まる前に円になり、「オーッ。」と息を合わせていたのを拝見し、意気込みと団結力を感じました‼ 子供たちに先生方の気持ちが伝わった、みんなが一つになった運動会だったと思います。…みんながキラキラしていた運動会でした。…たくさんの感動をもらいました‼

5年生の保護者の方々より】
◇あ、大人になったなと感じた運動会でした。常に進行状況を気にして係の仕事に励み、一生懸命に走り、本気でパフォーマンスをする姿に感動しました。どの顔も、家にいる時は見ることができません。学校だからこそ、見える顔だと思います。…また一つ大きな自信がついたと思います。
◇先日の運動会はとても楽しかったです。ありがとうございました。…5・6年生の片付けもすごくよかったです‼ 準備も含め当日まで頑張ってたんだなと、見えない姿が見えた気がして、とても微笑ましかったです。
◇今回の運動会では、子供の成長を大いに感じることができました。本人もリレーを頑張っていると前々から話しており、今回はその努力の成果が強く出ていたように思えました。頑なに全力で走る姿に、私もとても勇気づけられ、親の見ないところでも、しっかりと前進していることに嬉しさと切なさを感じました。

2023年11月9日(木)
「 運動会の感想より② 」


 運動会の感想第2弾です。原文のまま。一部抜粋です。

2年生の保護者の方々より】
◇運動会の練習が始まってから、毎日いつも以上にワクワクしながら登校し、帰ってくると一番に「リレー一位だった。」「ダンスが難しいけど楽しい。」「法被は黄色だよ。」とたくさんのことを詳しく話してくれる息子を見ていてほんとうに嬉しかった。運動会本番はもちろん楽しみにしていたが、練習の過程でこんなに張り切り嬉しそうに成長していく姿に感動し、もうそれを見るだけで十分と思うほどだった。
◇親子弁当は手間はかかりますが、午前の部の息子の頑張りを労ったり、「午後も頑張ってね!」と伝えたり、家族でのかけがえのないひとときを過ごせてよかったです。私自身も子供の頃の運動会の親子弁当の時間が大好きだった記憶があり、息子にとってもよい思いでとして残ってくれることを願っています。

3年生の保護者の方々より】
◇運動会前の練習から楽しい・嬉しい・悔しい…どうやればもっと速く走れるのか等、たくさんの感情や練習を重ねる姿がとても印象的で成長を感じる瞬間でした。当日も跳びはねて楽しむ娘やお友達、学校全体を見ることができ、同様に楽しませていただきました。心から先生方に感謝申し上げます。
◇上級生の踊りやリレーで走る姿に下級生たちが懸命に応援する姿に感動させていただきました。中川東の先生と子供たちとの一体感や子供たちの普段の関係性が、こうした華やかな舞台にも表れており、運動会の後は温かな気持ちにさせていただきました。

2023年11月8日(水)
「 運動会の感想より 」

 運動会の感想を数多くお寄せいただきましたので、その内の一部を紹介します。今回は小学校生活初めての運動会を終えた1年生と、小学校生活最後の運動会であった6年生の保護者の皆様のお声です。

1年生の保護者の方々より】
◇小学生になり初めての運動会でしたが、とにかくよく笑っていていい表情をしていました。50m走やリレーでは1位を取れず涙を見せていて、“くやしい”と感情を素直に見せる姿は私まで胸が熱くなりました。1年生らしい1年生にしか見られない姿を見られたのも、先生方のご指導あってのことで、ほんとうに感謝でいっぱいです。
◇朝からお弁当作りもほんとうに大変でしたが…校庭で一緒に食べるお弁当は「運動会‼」という感じがして楽しかったです。56年生の演技はとても感動し、数年後の我が子の成長も楽しみになりました。

6年生の保護者の方々より】
◇小学校生活最後の運動会、とても感動し、とても嬉しく、そしてなんだか少し淋しい気持ちになりました。小さくて無邪気な少年は、強く頼もしい青年に成長いたしました。…残り4ヶ月、私ども保護者も全力で子供たちの小学校生活を応援・サポートしてまいります。
6年生としての最後の運動会。徒競走・リレーと最後まであきらめずに走り抜いた姿に感動しました。表現の旗の演技では校庭いっぱいに“ひまわり”が咲きました。6年生として運動会の準備や進行と演技以外でも頑張っている姿が見られてよかったです。
◇特にフラッグは見ていて最後まで引き込まれてしまうような感動を覚えました。一人一人真剣に力強く表現している姿は成長を感じました。何年かぶりに子供と一緒にお昼を食べることができたこと、コロナ前のようにすべての演技ができたことは、ほんとうに嬉しく思います。最高の運動会でした。

 すべての方々の感想を載せたい位、親としての素敵な思いを寄せていただきました。
心からの応援をありがとうございました。

2023年11月7日(火)
「 English Shower 」

 116日(月)に6年生と、TOKYO  GLOBAL GATEWAY(TGG)に行ってきました。ここでは、滞在中すべての活動が英語で行われます。子供たちのグループごと(7~8人)に外国籍のAGENTさんがついて、英語のシャワーを子供たちに浴びさせてくれるのです。これはもうすごい体験です。子供たちにとってまたとない貴重な体験となりました。

 AGENTさんたちのエネルギッシュなこと。言葉が通じずキョトンとしている子供たちへも、容赦なく(⁉)英語のシャワーです。笑顔と身振り・手振りで、伝えようと努めてくれているのが分かります。

 私は、TGGに行くといつも思います。コミュニケーションとは、こういうことなのではないかなあと。伝えよう、伝えたいと思えば、伝わるのだと。子供たちも活動の最後には、なんとなくAGENTさんたちとも気心が知れて、それこそなんとなく言葉さえ通じているような気になっていました。

 異空間にいるような貴重な体験をしてきた6年生の子供たち。コミュニケーション力、明日からの活動にも生かしていきたいですね。私もそうします。

2023年11月6日(月)
「 わ ん ぱ く 会 」

 113日(金)文化の日。中川東小学校では、「開かれた学校づくり協議会」主催による「わんぱく会」が開催されました。5年生と6年生の希望者が対象です。子供たちが自分たちの手でカレーを作って食べたり、ドッジボールの対抗戦をしたり、楽しい休日を過ごすという企画です。多くの地域の方々・保護者の皆様のお力をお借りしての4年ぶりの実現となりました。

 ほとんど地域の方々にご準備いただいた上で、当日は子供たちが主体となって行動します。大量の玉ねぎ・にんじん・豚肉を包丁で切ります。七輪で火を起こします。かまども作っていただき…。大鍋で具を炒めていきます。そして、グツグツと煮込んで…。火が消えそうになると、うちわでパタパタと慌ててあおぎます。その楽しそうな様子。ご飯は飯盒で炊きました。

 できあがったカレーのなんと美味しかったこと。どうしてなのでしょう。自分たちで作ったから。大量に作ったから。青空の下みんなで食べたから。そのどれもがあたっているのでしょうね。たくさんおかわりをする姿がなんともほほえましく。私も2杯目を。

 「開かれた学校づくり協議会」の皆様・保護者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

2023年11月2日(木)
「 中 央 防 波 堤 」

 今日は、4年生と社会科見学に行ってきました。行き先は、中央防波堤最終処分場・北の丸公園・科学技術館・富田染工芸です。とてもいい学びができました。百聞は一見に如かずですね。

 小学校では、子供たちの発達段階に応じて、様々な場所へ校外学習として出かけます。どこに行っても子供たちは、教室では学ぶことのできない貴重な体験をして帰ってくることになります。

 私は、数ある見学場所の中でも、今回訪れた「中央防波堤」(4年生)と「国会議事堂」(6年生)は是非見学したい場所と思っています。なぜかと言うと、多分一生に一度見ることのできる場所。そして、その見たこと・体験したことから、自分の行動につなげていってほしいと願うからです。

 さて、今日の「中央防波堤」。あと50年でもう満杯になってしまうという現実を目の当たりにして、子供たちは何を考えたでしょうか。どのように今日からの行動に生かしていってくれるでしょうか。そこに社会科見学の意味を見出したいと思うのです。

2023年11月1日(水)
「 本 音 ト ー ク 」

 先日の「校長会教育懇談会」で話題の一つに「職員室の雰囲気」が上がりました。そこで、中川東小学校の職員室を振り返ってみると…。

 とにかく賑やかです。活気があります。笑い声もよく聞こえてきます。教員たちがいつもいつも子供たちのことを話題にして、話し合っている姿が見られます。風通しのよい職場だなあとつくづく思うところです。本音トークが飛び交っているのです。そこが何よりいいところ。自分が素のままでいられて、本音を話せる心地よさ。皆が感じている。

 そのような人間関係を築くには、同僚が頑張っていることを皆が知っている、誰がどこで苦労しているのか皆が知っている、どのような励ましをかけたらいいかを皆が考えている…このようなことも大切だなと思っています。

2023年10月31日(火)
「 たくさんの人に見守られて  」

 運動会には、たくさんの方々が来て子供たちを応援してくださいました。保護者の方々…おじいちゃま・おばあちゃまの姿も多く見かけました。地域の方々も多くおいでくださいました。卒業生もたくさん。
 
 今年は本校の旧職員も多く来校しました。なんと9名も。奥さんを連れてきたり、赤ちゃんを抱いてきたり…。その教員たちの姿を見つけて、子供たちは嬉しそうでした。よけい張り切ったかもしれませんね。

 子供たちには、この中川東小学校がいつでも帰れる場所であってほしいと願っています。同時に教職員にも、いつまでも戻れる職場でありたいと願います。だって自分が全力で取り組んだ場であるからです。

2023年10月28日(土)
「 運 動 会、大 成 功  ‼  」

 秋晴れの青空の下、行われた運動会。大成功でした。プログラムに謳ったメッセージは「中川東の熱い思い」。運動会終了後の子供たちは、達成感あふれる表情をしていました。子供たちの一生懸命な姿と会場全体を包む一体感。「熱い思い」は確かに届いたと思える一日でした。

 「学校だより11月号」も併せてお読みください。

2023年10月27日(金)
「 96 点  」

 運動会は、当日はもちろんのこと、徐々にできあがっていく過程が、とても素敵です。
 そして、私は、その過程がたまらなく好きです。担任をしていたときは、ゴールが見えてきた頃が一番おもしろかったのを思い出します。途中、苦しいこともたくさんあるのですが、苦しければ苦しいほど、喜びは大きいものです。

 昨日、今日の練習・リハーサルを見ていると、その日のできを「96点」「98点」と評している学年が多かったように思います。悪くはないが、100点ではないのです。満点は明日の本番にお預けですね。

 場は整いました。本番はいよいよ明日、10月28日(土)です。8時30分に開会式が始まります‼ どうぞご家族の皆様で中川東小学校においでください。

2023年10月26日(木)
「 意 気 込 み  」

 運動会は明後日‼ いよいよです。 
 今日は、各学年の子供たちに「運動会への意気込み」を聞いてみました。
      ~朝の校門にての突撃インタビューより~
【1年生】
 ◇たのしく、げんきよく、がんばりたいです。
 ◇はじめてのうんどうかい、ばっちりきめます‼
【2年生】
 ◇50メートル走では、1位になれるよう走ります。
 ◇わたしは「かまえ。」とかけ声をかけます。大きな声で言います。
【3年生】
 ◇『エイサー』ではダンスリーダーなので、キレッキレッでおどります。
 ◇80メートル走、思いっきり走ります。速い子が二人いるけどがんばる‼
【4年生】
 ◇『エイサー』のウエーブがきれいに見えるよう踊ります。
 ◇すべての競技にあきらめずに、弱音をはかない。
【5年生】
 ◇高学年らしく、本気で頑張ります。
 ◇6年生と心を合わせて、表現『大輪~ONEフラッグ~』を成功させます。
【6年生】
 ◇みんなの思いをバトンでつないで、走り抜けたい。
 ◇最後の運動会。全力で頑張ります‼

【体育主任】 
 〇さあ、本番。大きな舞台で大きな花を咲かせるときです。
  運動会という特別な一日が、最高の思い出になりますように。 
  そこには一人一人が、常に本気で取り組む姿があります。
           (学級通信より抜粋)

2023年10月25日(水)
「 全 校 競 技  」

 運動会まであと三日に迫りました。今年の運動会の特徴は…?
ここにお伝えしたいと思います。

◇昨年度に引き続き全校児童による運動会です‼
  昨年度は3年ぶりに全校児童が集っての開催でした。
  今年度はもちろんのこと。
◇応援で思い切り声が出せます‼
  今年は思いっきり声を出しての応援合戦です。
  声を枯らすほどに子供たちは頑張っています。
◇全校競技『大玉送り』を行います‼
  全校で一つの競技はやはりおもしろいものです。
  全校が一つになる感覚がたまりません。練習でも大いに盛り上がり…。
◇低学年リレー・高学年リレーにご注目あれ‼
  今年度は十分練習をして本番に臨めます。
  迫力ある代表選手の走りに熱い熱い応援をお願いします。
◇親子昼食にしました。
  4年ぶりの復活です。校庭で体育館で、ご家族揃って楽しくお過ごしください。
  午後の部のスタート時刻は進行状況によって流動的。ご理解ください。

2023年10月24日(火)
「 新 人 を 育 て る  」

 どの業界にも春には、フレッシュな新人が入ってきます。教育界もまた同じです。今年もやる気にあふれたフレッシュマンを迎えました。一生懸命、ひたすら一生懸命、日々の教育活動に取り組んでいます。心から応援したいと思います。大切に育てていきたいと思います。

 新人のときは、うまくいかなかったり、悩んだり、いろいろありますね。むしろうまくいかないことの方が多くて、当たり前かと思います。経験がないのですから。勝負はそこからです。それにどのように立ち向かうか…。逃げないか、根性があるか、やりとげるか…。安心してください。本校の新人は、たくましいです。私が新人のときは、こんなにできなかったなと思うほど。

 多くのよき先輩たちに恵まれ、よい授業を見て真似て、たくさんコミュニケーションをとって、フレッシュマンは今日も張り切っています!

写真は、今日の彼女の授業風景です。

2023年10月23日(月)
「 一 週 間 前  」

 今朝は全校練習の第3回目でした。あとは金曜日のリハーサルを残すのみ。火曜日から木曜日までは、各学年の最終仕上げとなります。

 動きがだんだんと締まってきました。かけ声も大きくなってきました。みんなの心が一つにまとまってきているのを感じます。私が運動会で追い求めたいものは、ひとえに「一生懸命さ」と「一体感」。この二つです。
「一生懸命さ」これは、一直線なほどまっすぐな一生懸命さを大切にしたいと思います。「一体感」は、言うまでもなく、中川東小学校としての「一体感」です。当日は、子供たちと教職員と、そして保護者の皆様・地域の皆様と一体となって、運動会を楽しみたいと思います。

2023年10月20日(金)

 運動会がいよいよ一週間後に迫ってきました。学校は、ここに来て一気に運動会モードが高まってきました。気持ちが盛り上がってきているのが感じられます。子供たちの表情が引き締まっています。練習で身体は疲れのピークかもしれません。でも、気持ちの高鳴りは抑えられない様子です。

 きっといい運動会になること間違いなし‼ プログラムも間もなくお手元に届くはずです。どうぞご家族の皆様お揃いでおいでください。応援をよろしくお願いいたします。

2023年10月19日(木)
「 つ な い だ 手  」

 昨日、就学時健診が行われました。来年度、本校に入学する園児さんたちの健康診断です。来年度、最高学年として1年生を迎える5年生がエスコート役をしました。しっかりつないだ手。大きな5年生の手が、小さな未就学児の手を包みます。優しく声かけ、健診会場の教室を案内していました。来年度の最高学年としての姿がもう見えるようです。保護者控室の体育館入り口には、5年生の作成したメッセージカードが…。新1年生を迎えるモードがあふれる一日でした。

2023年10月18日(水)
「 心 と 向 き 合 う 」

 運動会練習期間中ですが、各教室の授業観察は続いています。昨日は道徳の授業を見ました。道徳は、一昨年度・昨年度と校内研究で取り上げ、研究を深めてきた教科です。講師の先生からもたくさんご指導を受け、各教員授業力を上げてきました。

 昨日は、第5学年の授業でした。教材は『言葉のおくりもの』。男女を意識し始める発達段階です。その揺れる心の中を言葉にするのは、なかなか難しいものです。しかし、子供たちは、ペアでの話合い・全体での話合い・ワークシートへの書き込み等で、自分の心としっかり向き合っていました。

 学校生活の中には、自分の心の中の思いを言葉にできないことはたくさんありますね。むしろ、それが生きていくということなのかもしれません。すべてを言葉で表すことはできないけれども、自分の心としっかり向き合う時間・向き合う場を、子供たちと大切にしていきたいと思います。言葉で伝わらなくても、心が通じることもまた大切にしたいです。

2023年10月17日(火)
「 徹底して継続 ‼ 」

 運動会の練習に熱の入っている学校現場です。子供たちが活気づいています。中休みや給食前なども利用して、リレーや応援団、係活動が行われています。ともするとバタバタしがちな期間ですが、そこはしっかり地に足をつけて、どっしり構えて進んでいきたいものです。

 このような中ですが、教員たちは一コマ一コマの授業に真剣に取り組んでいます。それに応えようと、子供たちも一生懸命です。ここ数年で落ち着いて学習に取り組む子供たちが増えてきました。苦手なことから逃げない子供たちが多くなりました。それはひとえに様々な取組を徹底して継続してきたからだと考えています。
 例えば、ノートの取り方・話合いの仕方・自学ノートの取組…等です。決してごまかさず地道に努力を重ねてきたことは、必ず実を結びますね。何事にも全力で取り組む子供たちを育てていきます。鍛えていきます。

2023年10月16日(月)
「 リレーの選手と応援団② 」

 第2弾は応援団についてです。応援団は、運動会の盛り上げ役。あらん限りの声を振り絞って、全校児童のやる気を鼓舞します。小さいときから応援団を見ていて、憧れて応援団に入ったという子供たちがこれまでにもたくさんいました。そのような学校であり続けたいと願っています。

 今年の応援団もやる気満々です。これから本気の練習が2週間続きます。途中で声が枯れてしまうこともあるかもしれません。でも、頑張って‼ みんなの憧れの応援団です。

      フレー、フレー、中川東小応援団‼
       フレッ、フレッ、なかひがし、
        フレッ、フレッ、なかひがし、
         オ~~~~~!!

2023年10月13日(金)
「 リレーの選手と応援団① 」

 運動会の練習に熱が入ってきました。リレーの選手や応援団も各学級から選ばれ、その顔合わせが行われました。皆張り切って、それぞれの役目を担おうとしているようです。

 自分の運動会の記憶を辿ってみます。私は、ついぞ一回もリレーの選手に選ばれたことがありませんでした。補欠にさえなったことはありません。徒競走ではいつもビリにならないように願って、スタートを切っている女の子でした。だから、お友達のリレーの選手がどんなに素敵に思えたことか。颯爽と走っていく姿、かっこいいですよね。憧れの存在でした。

 中川東小学校でもリレーの選手の子供たちには、せっかく選ばれたのですから、かっこよく走り抜けてほしいなあと思います。それが、その子の得意なことだからです。それを輝かせてほしいと思います。全力の姿を見たいと思っています。

 運動会では可哀そうだから順位をつけないという議論が、いっとき社会でされたことがあります。いろいろな考えはありましょう。私は、それぞれが輝く場があっていいと思っています。それぞれが輝く場で最高に輝けることが素敵なのではないかなと…。だから、中川東小学校では、スピーチが上手な子・文章を書くのが上手な子・パソコンが得意な子…みんなみんな輝ける場に立っています。自信をつけています。

 次回は、応援団についてです。

2023年10月12日(木)
「 小さなインタビュアー 」

 3年生が国語の学習で、校長室にインタビューに来ています。幾つものグループから様々な質問が寄せられました。子供たちと楽しい会話を交わしながら、今回は私の心の中の声を綴ります。

 「校長先生は、ふだん何をしているのですか?」
  ⇒ああ、担任の先生たちと違って、何をしているのか分からないのだろうなあ。
   ちゃんと働いているのだけれどなあ…。

 「校長先生は、校長先生になる前には何をしていたのですか?」
  ⇒そうか、担任をしていた姿は想像できないのかもしれないな。
   ( 結構一生懸命、担任していました‼ 

 「なんで校長先生になったのですか?」
  ⇒なんと答えていいのかしら。
   ずっと担任でいたいとも思っていたな。楽しくやりがい満載だったので…。
   勧められたのもあるし、憧れる校長先生のモデルがあったこともあるし…。
   「いい学校」を自分で創りたいと思ったことも大きいかもしれないな。

 このような心の中のつぶやきを丁寧な言葉で子供たちに伝えました。
いつも子供たちの傍にいる校長であり続けたいと思います。

2023年10月11日(水)
「 教室のぞけば… 」

 後期の授業がスタートしています。各教室をのぞいてみます。算数少人数教室では、3年生がコンパスの使い方を学んでいました。一生懸命書こうとするのにずれてしまうコンパスの針。先生のように上手にコンパスを動かして、素敵な円の模様を描きたいのに…。必死にコンパスと格闘している子供たちが、なんとも可愛らしく見えたものです。

 図工室では、作品が次々と仕上がっている様子です。今年の冬には「展覧会」が開かれます。今は、各学年ともその「展覧会」に向かっての作品作りに夢中で取り組んでいます。今日のぞいたのは、2年生の授業でした。さあ、どのような作品が仕上がってくるのでしょうか。楽しみですね。色とりどりの作品たちが並んでいました。

2023年10月10日(火)
「 後 期 始 ま る! 」

 急に冷え込むようになりました。秋本番です。そして、今日は後期始業式となりました。気持ちも新たに、後期教育活動を展開していきます。

 始業式の子供たちの姿を見るに、それぞれ何か頑張るぞという気持ちを秘めているのが感じられました。これが儀式的行事のよいところですね。凛と引き締まった空気の中で行われた始業式。このようなけじめを大切にしていきたいと思います。

 ふだんは明るくのびやかな中川東小の子供たちですが、きちんとすべきところできちんとした姿を見せてくれます。後期の一日一日が楽しみです。

2023年10月6日(金)
「 前 期 終 業 式  ~ 歌 声 ~ 」

 今日は、前期終業式です。体育館にて行われました。前期で頑張ったこと・できるようになったこと、たくさんあることと思います。通知表「あゆみ」には、各担任の保護者の方(子供たち)へあてたメッセージが込められています。子供たちには、是非それらを受け止めて、後期の活動へのエネルギーにしてほしいと願います。

 さて、終業式にて嬉しかったこと。それは、校歌の歌声でした。ずっと大きな声で歌うことができませんでした。ましてや全校で声を合わせてなんて…。今日の終業式で久しぶりに全校での校歌を聞くことができました。ゾクゾクしました。歌声って、こんなに迫力があるんだ…人の心を動かすのだ…。教員たちは皆そう思ったはずです。歌っている子供たちも心地よかったでしょうね。

 令和5年度前期を無事に終えることができました。感謝です。

2023年10月5日(木)
連合運動会

  とうとう開かれました。連合運動会‼ 4年ぶりに5校が揃っての開催です。お隣の中川小学校に5校の6年生が集まりました。やはり「集う」というのはいいものです。声援・一体感・盛り上がりが違います。

 嬉しくて跳び上がってガッツポーズ・悔しくてこぼれる涙…すべて、すべて全力で取り組んでいればこそのことでしょう。一生懸命の姿は、ほんとうにいいものです。子供たちは自己ベストを目指して頑張りました。とともに他校のライバルたちとの競い合いでもあった訳です。ある意味競い合うという場面も人生には必要だなと思います。もちろん一番のライバルは自分自身。自己との闘いであることは言うまでもありませんが…。
 
 「集う」ことによる素敵な場面のもう一つ。それは、学校関係なく応援し、励まし合う姿でした。同じ競技種目では、なんとも言えない連帯感が生まれるようです。特に、中川東小学校の子供たちは、その励ましがとても上手で、そして自然で、誇らしく思えたことです。

 連合運動会を終えた6年生は、確実に一回り大きく成長しました。表情が変わりました。自信をつけました。これからがますます楽しみになった一日でした。

2023年10月4日(水)
「 学 校 説 明 会 ② 」

 昨日の「学校説明会」。来校者の方々の感想用紙から一部を紹介しましょう。私たちの伝えたかったことは、まっすぐ伝わっているように感じました。ご来校ありがとうございました。

 ◇丁寧な説明をありがとうございました。子供を安心して通わせられそうです。
 ◇動画等で学校内の様子も見ることができたので、中川東小の子供たちが分かりやすかったです。子供が小学校に行くのを楽しみにしているので、帰ったら話してあげようと思いました。
 ◇先生方の熱意が非常に感じられたのでよかったです。来ないと感じられないことが伝わりました。2月の説明会も楽しみです。
 ◇今回で3回目の学校説明会でしたが、毎回中川東小の子供たちのよさが分かる説明会だなと思います。力を入れていることが身になっていて、一年一年の成長を感じました。
 ◇学校の特徴がとてもよく伝わりました。子供たちを大事にして、成長のために周りのチームワークがしっかりされているなと安心感につながりました。
 ◇先生方が、とても子供たちを思っていることが伝わりました。
 ◇6年生の子供たちのスピーチがとっても素晴らしかったです。制作のクオリティも高く驚きました。
 ◇入学する子が恥ずかしがり屋なので、人前で話す、思いを伝えるという意味で、原稿に頼らない取組は一生の力になると思いました。

来年度のご入学をお待ちしております。

2023年10月3日(火)
「 学 校 説 明 会 」

 本日は「学校説明会」でした。来年度、本校に入学を考えていらっしゃる保護者の方々を迎えての説明会です。中川東小学校のよさや特色をアピールする大切な場となります。

 前回6月の説明会では、1年生の学校生活の動画をお見せしました。1年生の生き生きと活動する姿や表情をお伝えできたかなと思っています。そこで、今回10月は、最高学年の6年生4名に「中川東小学校の素敵なところ」として、スピーチをしてもらいました。もちろんノー原稿(NO原稿)です。本校のそこは、力を入れて鍛えてきたところ。

 立派にやりとげてくれました。成長が感じられる「学校説明会」となりました。校長の私が保護者の方々に伝えたかったことを、みんな言ってくれました。もちろん私も、それは一生懸命お話させていただきましたが…。子供たちのひたむきなスピーチに優るものはありません。

来年度のご入学をお待ちしております。

2023年10月2日(月)
「 秋 空 高 く 」

 やっと秋らしくなってきました。空の高さにそれが感じられます。気持ちのいい季節になってきました。子供たちにとっては、何をやるにもいい季節ですね。子供たちは、「〇〇の秋」…何の秋にするでしょうか?

 ◇スポーツの秋
 ◇読書の秋
 ◇芸術の秋
 ◇食欲の秋
   まだまだいろいろありそうです。

 登校してくる1年生の足取りも軽やかです。大いに秋を楽しみましょう‼

2023年9月30日(土)
「 き ら り 祭 」

 なんて楽しいひとときだったのでしょうか。4年ぶりの「きらり祭」開催です。
PTA主催の子供祭「きらり祭」。地域の方々にも力をお借りしての開催です。子供たちの笑顔がすべてを物語っていました。

 卒業生たちも転校した子たちもやってきてくれました。成長しているのに、小学校のときの名残も見せ、楽しそうに教員たちと談笑していきました。学校がいつでも帰れる居場所でありたいものと心底思いました。

 この「きらり祭」は、保護者の方々・地域の方々の「子供たちを楽しませてあげたい。」という心に支えられています。当日までの準備は大変だったことと思います。当日も汗だくになって動いている保護者の方々が大勢いらっしゃいました。近隣の高等学校の生徒さん方にも参加いただきました。心から感謝申し上げます。

 私たち教員も「ティーチャーズ・バンド」を急遽結成。そのできやいかに?とりあえずアンコールをいただいたということで…。

2023年9月29日(金)
「 学 校 公 開 」

 学校公開週間です。多くの保護者・地域の方々が訪れてくださっています。廊下でお会いして言葉を交わすと、皆さん嬉しそうにお子さんの成長ぶりや頑張っていることをお話くださいます。ちょっと困っていることもお伝えくださるので、学校としても情報交換が密にできてありがたいことです。すぐに改善策を考えることができるからです。

 「夏休み作品展」の作品たちに見入る姿も多く見られます。力作ばかりなので、いくら時間があっても足りない感じかもしれません。見ごたえありですね。

 多くの会話や笑顔の飛び交う学校公開週間。活気のある学校風景はいいものです。

2023年9月28日(木)
「 小 松 菜 」

 学校公開中の出前授業として、3年生は宇佐美農園さんをお招きしました。実際に学校園の前で、小松菜のお話を伺い、教えていただき小松菜の種を蒔きました。子供たちの目は興味津々。いい学びができたようです。

 戻っていらした宇佐美さんと校長室でしばしお話をしました。そこで、とても興味深いお話を伺い、心打たれました。コロナ禍では、突然の休校で泣く泣く小松菜を廃棄しなければならなかったこと。そのような状況下、各校で小松菜即売をしてくれたことが嬉しかったとのこと。(本校でもやりましたね。よく覚えています。)足立区の小松菜を給食に使ってもらうための行動。宇佐美さんはその面のパイオニアでいらっしゃいました。その勇気ある行動力に心が動きました。

 お話の端々に感じたこと。それは、人を動かすのは「熱意」なのだなということです。宇佐美さんは足立区の他の小松菜農園の方々の心を動かしましたし、宇佐美さんに小松菜を給食に使いたいと説き伏せた栄養士さんの熱意が宇佐美さんを動かしました。

 今度、小松菜を口にするとき、なんだか今日の話を思い出していただくことになりそうです。つい先週、5年生の子供たちが調理実習で「小松菜のお浸し」を作ったばかりでした。

2023年9月27日(水)
「 縦 割 り 班 活 動 」

 本校の特色ある教育活動の一つ、縦割り班活動。そして、子供たちの大好きな活動でもあります。今朝はその活動の日です。縦割り班活動のある日は、なんだか学校中が活気にあふれているような気がします。学校中を張り切っている6年生の姿が動いているからでしょうか。下級生がニコニコしているからでしょうか。授業とはまた違った魅力が、縦割り班活動にはあるようです。

 縦割り班活動を進めていくと
◇子供たちがとても仲良くなります。
◇異学年の友達がたくさん増えます。
◇優しい気持ちが学校中にあふれるようになります。
◇最高学年の6年生がリーダーとして育っていきます。
このようなよい面がたくさん見られます。

 もちろん、異学年で活動する訳ですから、教室のようには行きません。トラブルもあるでしょうし、ハプニングもあります。しかし、それを乗り越える力をつけていくのも、縦割り班活動の醍醐味なのです。下級生の世話に汗をかいている6年生にとって、一番伸びる活動なのかもしれません。私は、縦割り班活動が大好きです‼

2023年9月26日(火)
「 中 秋 の 名 月 」

 今日は4年生と一緒に社会科見学に行ってきました。その中の訪問場所の一つ。ギャラクシティでは、天体のお話を聞きました。頭上のドームに映し出された月の映像。今年の「中秋の名月」は929日(金)だそうです。子供たちからは、「わあ~。」と歓声が上がっていました。美しい満月が見られるといいですね。

 学校に帰ってくると、階段を上がるところに、月関係の展示がしてありました。子供たちに少しでも季節を味わってほしいと、学校図書館支援員さんと主事さん方の合作です。目を止めていく子供たちの多いこと。環境によって心が豊かに育っていくことも願っています。

2023年9月25日(月)
「 図書館を使った調べる学習コンクール 」

 夏休みの課題であった「図書館を使った調べる学習コンクール」への出品作品。今年も多くの力作が揃いました。既にご覧になった方も多いかと思いますが、103日(火)まで「夏休み作品展」として、各教室前の廊下に展示してありますので、ぜひご覧ください。

 自分の調べたいことをとことん追究した作品
 長い時間をかけて仕上げたであろう作品
 きっと調べていて楽しかっただろうなあと思える作品…
 多くの力作が集まった今年の「調べる学習コンクール」出品作品でした。
 
 925日(月)には、その学校代表を選ぶ教員の話合いが行われました。写真はその様子です。どの作品を選ぼうか、迷いに迷うほどの力作揃い。その中から7点の学校代表を選びました。その作品たちは、学校だより10月号でお知らせします。

 この調べる原動力は、なんと言っても日々本校で取り組んでいる「自学ノート」の取組であることは間違いありません。日々のたゆまぬ努力の積み重ねを大切にしていきたいとあらためて思うところです。

2023年9月22日(金)
「 運動会のスローガン 」

 今年の運動会は1028日(土)に行われます。現在は、各学年で短距離走のタイムを測ったり、応援団やリレーの選手を選抜したりしているところです。併せて、各学級では、運動会に向けてのスローガンを考えて話し合っています。

 今年の運動会は、どのようなスローガンを掲げて、子供たちは頑張るのでしょうか。楽しみですね。写真は、ある日の3年生の教室の板書です。スローガンにつながるキーワードをたくさん出し合ったようです。各学級の発達段階に応じたこのような取組を集めて、中川東小学校のスローガンが決まっていきます。

2023年9月21日(木)
「 ペットボトルキャップの回収 」

 中川東小学校では、ペットボトルキャップの回収にも取り組んでいます。委員会活動の一つ理科栽培委員会のメンバーが全校児童に呼びかけ、回収しているものです。一人一人のできることは小さくとも、みんなの力を集めれば何かができるはず! そのような思いで子供たちは全校に呼びかけてくれました。

 中川東小学校の子供たちの素敵なところは、そのような呼びかけにとても素直に反応できるところなのです。見る見る内にキャップが集まっていく様は、見ていて心から嬉しくなる光景です。6年生の教室では、もうこんなに満杯の袋になってしまったそうです。

 このペットボトルキャップは、ポリオワクチンとなって、世界中のどこかの子供たちの役に立っていくはずです。地道に自分にできることから活動することが世界の誰かの役に立つという経験…、大人になっても何か生きていく活動になっていくだろうことを期待したいと思います。

2023年9月19日(火)
「 先 生 た ち が す ご い ‼ 」

 火曜日に区教育委員の先生お二人が本校を訪問されました。2時間ほどの滞在です。校長室でしばらく学校の様子をお話した後、各教室を回って子供たちや教室の様子を見ていただきました。その感想です。

「先生たちがすごい‼」
「そして、それに子供たちが応えている。」
と。私にとっては、最高に嬉しいお誉めの言葉でした。

 学校生活では、実に様々なことが起こります。活気にあふれています。当然ですね。子供たちが生きているからです。成長途中だからです。教員たちは、それにまっこうから向き合い、日々奮闘しています。その姿を、このように誉めていただいたと感じました。それに応える子供たちの一生懸命さも誉めていただいたと感じました。

 早速、その日の夕会(夕方の職員打ち合わせの会)で、教職員に伝えました。彼らにとっても、また励みになったことは言うまでもありません。

2023年9月15日(金)
「 自 分 ら し く 」

 法務省人権擁護委員のお二人に学校へおいでいただき、人権についてのお話をしていただきました。6年生の教室です。今回はLGBTQについてです。その中で特に心に残った言葉は、人権を大切にするということは、自分らしく生きるということという言葉でした。ほんとうにその通りだなと思いました。

 お話を聞きながら、以前読んだ本を思い出しました。恩蔵絢子さんの書いた『脳科学者の母が、認知症になる』という本です。恩蔵さんのお母様が認知症になり、徐々に記憶が曖昧になっていきます。そこで恩蔵さんは、母らしさはなくなってしまうのだろうかと考え悩んだそうです。そして、行き着いた答え。それは「認知症になっても、『その人らしさ』はずっと残っている。」というものでした。「その人らしさ」は「感情」であると。

 私の母は、人生の最期を介護施設でお世話になりました。時折記憶がまだらになっていく母の姿を見てきました。その姿に重ね、「その人らしく」の尊厳を思い、涙が落ちました。

 「自分らしく」を大切にする学校生活を子供たちに送らせてあげたいと思っています。

2023年9月14日(木)
「 朝顔、その後 」

 1年生の秋の授業です。夏休みを経て、各ご家庭より戻ってきた朝顔の鉢たち。それらを観察し、次の活動へとつなげる授業のようです。
 
 夏休みの間、朝顔はたくさん花を咲かせてくれたでしょうか。毎朝、眠い目をこすって水やりをしたのかもしれませんね。きっとたくさんの朝顔の花は、夏の朝を彩ってくれたことでしょう。
 
 次の活動は、学校公開日で行う「リース作り」です。朝顔の蔓を使って、親子で一緒に取り組むそうです。保護者の皆様、どうぞおいでください。子供たちと一緒の活動をお楽しみに‼

2023年9月13日(水)
「 体力は落ちていないか⁉ 」

 9月も中旬だと言うのに、ほんとうに暑い日が続いています。そのような気候の下で活動する子供たちの姿を見ていると感じることがあります。子供たちの体力が落ちていないかという心配です。夏休みも酷い暑さで、外に出て遊ぶこともままならなかったことでしょう。一日中冷房をつけた室内で過ごした日も多かったのではないでしょうか。

 そのような子供たちが、学校が始まり、さて様々な活動を始めています。そこで、見える姿には、やはり体力が落ちているなあという感想をもたざるを得ません。この暑い暑い夏にあっては、仕方のないことだったかもしれません。

 最初は無理をせず、徐々に徐々に、身体を慣らしていきましょう。休憩も多めにとって、水分補給もしっかりとって…。そして、そのような活動を重ねた上で、力のこもった運動会につなげていきたいと考えています。各ご家庭におかれましても、ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


2023年9月12日(火)
「 連合運動会の練習が始まりました‼ 」

 連合運動会の練習が始まりました。6年生の子供たちが参加します。今年は4年ぶりに地域の5校が集まって、技と力を競い合います。コロナ禍における自校開催もそれなりに魅力的だったのですが、6年生にしてみたら、集まっての連合運動会の方が盛り上がるというものでしょう。必然、練習にも力が入ろうというものです。

 6年生の皆さん、頑張ってくださいね。自分の力を思いっきり発揮できますように…。
 連合運動会は、104日(水)の午後。中川小学校の校庭で行われます。保護者の皆様、応援をよろしくお願いいたします。

2023年9月11日(月)
「 今、インフルエンザ⁉ 」

 先週から、どうしたのでしょうか…急激にインフルエンザ感染者が増えてきました。特に低学年において、二つの学級で学級閉鎖の措置を取らざるを得なくなりました。せっかく学校が始まったというのに、学級閉鎖とはなんとも残念な思いですが、仕方ありません。感染を抑えることを第一義としたいと思います。
 
 各ご家庭におかれましても、感染予防をどうぞよろしくお願いいたします。学級閉鎖中は、担任がタブレット等を活用して元気な子供たちには学習を提供しています。でも、教室に一人はなんとも寂しいそうです。

2023年9月8日(金)
「 台 風 が 来 た 日 」

 98日(金)。台風13号の接近に伴い、足立区の小学校は全校午前授業になりました。給食を食べての一斉下校です。下校時の13時の時点では、雨は降っていたものの恐れていた荒天の状況は避けられたようで、ほっと胸をなでおろしました。
「さようなら。」「気を付けて帰ってね。」
 教員たちに声をかけられ、子供たちは下校していきました。これからも天候がひどくならないことを祈りたいと思います。

 今朝の方が、雨脚と風が強かったように思います。多くの保護者の方々が送ってきてくださり、挨拶を交わすことができました。心が温かくなりました。雨の中の旗振り当番をしてくださった保護者の方々にも感謝申し上げます。

 日本の9月は台風の季節。また幾度かこのようなシーンが繰り返されることかと思います。常に子供たちの安全を最優先にしながら、学校生活を大切に過ごさせていきます。

2023年9月7日(木)
「 夏 休 み 作 品 展 」

 来週より「夏休み作品展」を開きます。子供たちが夏休みという長い時間をかけて、丁寧に創り上げてきた作品たちを展示します。是非ご来校ください。子供たちの作品にじっくり浸っていただければと思います。期間は103日(火)までと長く設定しました。

 95日(火)のHPでは、3年生から6年生までのタイトルを一部紹介しました。今回は、12年生の子供たちのかわいい作品たちを紹介しましょう。低学年の子供たちの教室前はなぜでしょうか、やはり楽し気で明るいのです。

◇コマはなんでまわるの?(1年)
◇ひとみしりのコッピー(1年)
◇うちゅうのにおい(1年)
SLたいじゅ(1年)
◇せみのサッカー(2年)
◇アルミホイルで作ったこん虫のしょうかい(2年)
◇ミニもうどくずかん(2年)

2023年9月6日(水)
「 季 節 は 秋 … 」

 まだまだ暑い日が続いています。でも、それでも季節は少しずつ秋になっているようです。それは、朝夕の虫の鳴き声で感じます。空気がなんとなく違うことでも感じられます。空の様子からも伝わってくるような気がします。

 秋は、何をするにもいい季節ですね。本校は、今年の大きな学校行事、運動会が控えています。久しぶりに思いっきり運動会を実施できそうです。その思いは「学校だより」9月号に託しました。どうぞお読みください。

 校庭の草花も少しずつその姿を変えてきています。

2023年9月5日(火)
「 力 作 ぞ ろ い 」

 夏休みの自由研究が廊下にずらーっと並んでいます。力作ぞろい‼ 見ごたえありです‼ きっと長い時間かけて作り上げたのだろうなあ。そのような姿が伝わってくる作品ばかりです。きっと楽しかったのではないかなとも思います。何しろ自分の興味のあるテーマを選んで調べているのですから。苦しい時もあったでしょう。でも、それを乗り越えて完成させる…、これは一つの大きな力になること間違いなしです。みんな頑張りました‼

 様々なテーマがありました。その内の一部をここでご紹介しましょう。
◇家でセミを羽化してみた‼(3年)
◇台風をやっつけろ!(3年)
◇しん台列車ニッポン(3年)
◇なぜ親子はにているの?(4年)
◇選挙って大事!(4年)
◇おさいほうのひみつ(4年)
◇バナナの可能性(5年)
◇家康の足跡をたどる(5年)
◇フィンランドの教育と日本の教育のちがい(6年)
◇弾道ミサイルについて(6年)
◇食品ロス(6年)

2023年9月4日(月)
「 関東大震災から100年  」

 今朝の朝会講話は「関東大震災から100年」を題材に話をしました。100年前の192391日(土)午前1158分に起こった関東大震災。甚大な被害を関東地方にもたらしました。亡くなった方・行方不明者合わせて約105000人。その内焼死者が約9割と言います。お昼時の火を使っていた時分、木造家屋は風に煽られた火の粉を受けてひとたまりもありません。東京市の約4割が焼失したそうです。さらには風評被害もあり、情報の乏しいところでの人々の危機感たるやいかばかりであったろうと思います。

 100年経てば、もう当時のことを語れる人もほとんどいないことでしょう。残された資料・映像・証言から、私たちはこれからの道を模索していくしかありません。

 今日は、これらの事実を受けて、今、私たちにできることを考えていこうと投げかけて終わりました。100年経っての日本の復興は目覚ましいもの。日本人の芯の強さです。過去の教訓を得てこれからどのように生きていくかは、これからの時代を生きていく子供たちにかかっていると思います。

2023年9月1日(金)
「 メッセージ ~おかえり~」

 学校が始まりました。子供たちの元気な声が響きます。いいものです。子供たちは口々に楽しかった夏休みの思い出を語ってくれます。友達同士でも楽し気な会話が飛び交っているようです。活気あふれる学校生活が戻ってきました。

 今朝の各教室の黒板には、担任からの様々なメッセージがありました。個性豊か…それぞれの担任がそれぞれの教室の子供たちの姿を思い浮かべて、メッセージを書いていました。写真はその一部です。初任の教員も頑張りました。「初めて書くのでドキドキです。」なんて言っていましたが…。最後は結構ノリノリで。満足いくメッセージが送れたようです。子供たちはメッセージを受け取ってくれたかな。

 皆が元気な姿で揃った全校朝会。集合の早さや整列の美しさ・話の聞き方等、子供たちにも気合いの入っていることが感じられました。上々のスタートです。


2023年8月31日(木)
「 夏、終わる

 今日で夏休みもおしまい。いよいよ明日より、学校が始まります。子供たちはどのような様子でしょうか。明日の始まることを楽しみに待っているかな。宿題終わらないよと焦っているでしょうか。

 私が子供の頃のテレビ番組では、夏休みの終わりに近づくと、サザエさんのカツオ君やちびまる子ちゃんたちが宿題が終わらず慌てて取り組んでいる姿が必ずと言っていいほど映っていました。まるでそれは夏の風物詩のようでもありました。同じような光景が各ご家庭であるのでしょうね。私もそんな計画的に過ごせたタイプでもなかったので、何も言えません…。

 でも、学校が始まって、友達や先生に会えるのが何より楽しみな子ではありました。あと学校が始まるという、なんとも言えない高揚感や緊張感も好きでした。


 子供たちが明日の再会を楽しみに登校してきてくれることを祈ります。

全員が元気な姿で揃いますように‼


2023年8月30日(水)
「 人 生 は 敗 者 復 活  」

 今年も、名言が生まれました。高校野球の決勝戦後のインタビュー。仙台育英高校野球部、須江  監督の言葉です。今年の甲子園は、昨年度優勝校の仙台育英高校を破って慶応高校の優勝となりました。昨年度、「青春って、すごく密なので…」と語って人々の心をつかんだ須江監督。私も学校だより9月号の巻頭言に取り上げさせていただきました。

 その須江監督が、今年は標題の
「人生は敗者復活」
という言葉で、またもや人々の心をわしづかみにしてしまったようです。

 そうですよね。ほんとうの勝者と言われるのが優勝校だけだとしたら、その他の学校はすべて敗者となってしまいます。「人生は敗者復活」よくぞ言ったものです。ほとんどの人が味わう敗者の気持ち…。それをどのように自分の心に落とし込んで、その後を生きていくか。人生を送っていくか。ただでは起きない…復活なのですね。

 またまた励まされる言葉との出会いでした。

2023年8月29日(火)
「   31 年 前 の ・・・   」

 夏の間は、普段会えない人たちに会えるよい機会です。今年、私には昔の教え子との再会という素敵な出会いがありました。初任校で1年生と3年生のときに担任をした女の子です。(2年生のときは出産のためお休みをいただいていました。)もうかれこれ31年になろうというのですから、どんなに長い間会っていなかったことでしょう。

 彼女は40歳になったと言っていました。二人の中学生のもはや立派なお母さんです。私もこの年齢(⁉)になり、おばあちゃんになっていて分からなかったらどうしようと心配したものです。一目会うやいなや、時間が瞬く間に戻りました。31年前にタイムスリップです。それからは懐かしい思い出話や現在の状況についてなど、話が尽きませんでした。

 彼女から言われたとてつもなく嬉しかった言葉があります。それは、
「先生は一人一人をよく見て寄り添ってくれました。」
という言葉です。私自身は経験不足ばかりが目立ち、奮闘の日々を過ごしていた印象の初任校でした。それなのに、彼女は私の言葉や対応をよく覚えていてくれたのです。教師冥利に尽きると思いました。

31年前の若かった自分自身に
「頑張っていたんだね。今の私も頑張っているよ…。」
と伝えたくなりました。

2023年8月28日(月)
「   子 供 た ち の 声   」

 前回のホームページからほぼ1ヶ月。水泳指導・サマースクールに通う子供たちの声が、学校に戻ってきました。やはり学校はこうでなければいけませんね。夏休みはあと四日間あるのですが、ここまでの楽しかった思い出を口々に話し始めてくれます。子供たちというのは、本来とっても話したがり屋なのですよね。また話すことをたくさんもっている子供たちに育てていきたいものです。

 今年の夏のトピックは何でしょうか? とにかく暑い夏でした。世界的な温暖化傾向もどこまで行くのでしょうか。心なしか昼間外に出て公園等で遊んでいる子供たちを、例年ほど見かけることができませんでした。これは実感です。しかし、コロナ禍における制限が解けて、おうちの方と様々なところへ出かけたり、何かに挑戦したり…そのような活動はたくさん経験できたのではないでしょうか。

 子供たちが時間をかけて作成してきた夏休みの作品たちを見るのも、とっても楽しみです。9月1日の校門はまた、手に持った作品を語り始める子供たちでいっぱいになります。あと四日間、夏休みの最後を楽しんでください。

2023年7月28日(金)
「   静 か な 教 室   」

 本日で、夏休み前半のサマースクールと水泳指導が終わりました。指導が終わった各教室は、実にひっそりと静かです。ここに子供たちの元気な声が戻ってくるのは、約1ヶ月後。それまで教室はこのままで、夏休みを過ごした子供たちを待つことになります。

 「静かな教室」で思い出しました。コロナ禍の始まった頃、急に学校がお休みになった頃のことです。教室には子供たちが誰もいなくて、すごく不安ですごく寂しくて…なんだか自分の居場所がなかった3年前。あのとき強く思ったこと。それは、子供たちがいてこその学校・教室であるということでした。

 コロナ禍の3年間は思ったような教育活動を展開できずに、どんなにかもどかしい思いをしてきました。でも、得たものもあったなと思っています。それは、ほんとうに大切なものが見えたことです。教育を進める上で最も大切にしていかなくてはならないことは何なのかが、はっきりと見えてきていました。コロナ禍を経て、多くの教員がそうであったのではないかと思います。

 今日は、「静かな教室」を見ても心は落ち着いています。また子供たちがここに帰ってくる姿が確信できるから。夏休み、元気いっぱい充実した体験をたくさんしてくださいね。

2023年7月27日(木)
「   通 学 路 点 検   」

 7月25日(火)この日も暑い日でした。担当者で通学路点検に出ました。保護者の方々に提出していただいたアンケートを基に「令和5年度 通学路安全マップ」が完成して、各ご家庭にお配りしたのは7月上旬でした。そのマップを基に、実際に現場を見て回り危険個所を確認しました。

 道が狭かったり、ガードレールがなかったり、車や自転車の往来が激しかったり……通学路にある様々な危険個所・危険要因を確認し、安全策を考えました。夏休み中はもちろんのこと学校が始まってからも、子供たちの安全を第一に進めていきたいと思います。

 保護者の皆様の毎朝の旗振り当番がどんなに大きな成果を上げていることか。感謝しています。

2023年7月26日(水)
「   夏 は プ ー ル ‼   」

 やはり夏はプールですね。子供たちの嬉しそうな歓声が聞こえてきます。3年間の経験不足を補うように、水の中で生き生きと活動する子供たちの姿が見られます。夏休みの水泳指導を通して、学年に応じた泳力や体力をつけてほしいと願います。

 さて、信じられないようなことですが、この異常気象でこのところ「暑過ぎてプールに入れない。」という現象も起こっています。熱中症予防を考えての措置です。これはなかなか子供たちに受け入れられないことのようです。しかし、子供たちの安全が最優先です。ご理解をどうぞよろしくお願いいたします。

 程よい気温と水温の下、子供たちがたくさんプールに入れますように。

2023年7月25日(火)
「   卒 業 ア ル バ ム   」

 昨日724日(月)は、今春卒業した子供たちに「卒業アルバム」を渡す日でした。本校では「卒業アルバム」に卒業写真も入れるので、出来上がりが夏になるという訳です。子供たちは同じ中学校で毎日会っているとは言え、それはこの日を心待ちにしてくれていたようです。担任に会えるのも楽しみな様子。

 アルバムの1ページを開けたときの表情…なんとも言えませんね。小学校時代の、特に最高学年として最高に頑張った思い出がたくさんつまったアルバムと文集…。この後の人生で何度開くことになるかは分かりませんが、小学校時代がいつでも帰れる場所であってほしいと願っています。

 卒業生の皆さんのますますの活躍を心から祈っています。
自分の突き進む道を見つけて、最高に輝いてほしいです。

2023年7月24日(月)
「   校 長 室 前   」

 校長室前にはいつも花が飾られています。主事さんが毎朝生けてくれるのです。しかも、それらはすべて校庭に咲いている花々…。こんな素敵な環境ってありませんよね。主事さんは毎朝、どのような気持ちで校庭を巡り花を摘んでいるのでしょう。聞いてみたくなりますね。

 トイレにも同じように花が生けられています。トイレが学校中で一番きれいな場所になっているのです。来校者の方々がいつも誉めてくださいます。
「気持ちのいいトイレですね。」
と。嬉しくなります。

 今朝の花は向日葵(ひまわり)でした。夏の花です。見る人に元気を与える花です。子供たちも夏の間、元気いっぱい過ごしてほしいと願っています。

2023年7月21日(金)
「   サマースクール   」

 夏休み1日目。水泳指導とサマースクールが始まりました。初日の今日は、流れがスムーズに行くよう、全教職員で心を配りました。小学校の夏休みが初めての1年生もなんとか流れに乗れたようです。次回からは大丈夫でしょう。

 サマースクールでは、これまでの学習で分からないところ・苦手なところを克服すべく、各教室で子供たちの頑張る姿が見られます。ここ数年間で粘り強く学習に取り組む子供たちが増えてきました。問題を解くのに時間を要しても、決して投げることなく最後までやりとげます。それが着実な力となって表れてきているようです。すべての源は「やる気」ですね。「やる気」を育てることが、子供たちの「力」となっていきます。

 やる気いっぱい やさしさいっぱい やりとりいっぱい 中川東小
学校のスローガンを見事に体現してくれている子供たちです。

2023年7月20日(木)
「   さあ、夏休みへ!   」

 本日が夏休み前の最終登校日になりました。子供たちは、たくさんの楽しい計画を胸にワクワクしている様子が伺えます。たとえどこかに出かけなくとも、学校とは違った環境の下で、たくさん心を動かして過ごしてほしいと思います。心に残るできごとがたくさんある夏休みになるといいですね。「子供時代の夏」は絶対に大人になってからの「夏」とは違うはずだと思うのです。私も小学校の夏の楽しかった思い出ばかり蘇ってきますもの。

 今朝は生活指導朝会でした。長い夏休みに向けて気を付けてほしいことを、生活指導主任の稲増先生が話しました。各教室でも繰り返し担任から話がされたことと思います。教室では、その他にも「お楽しみ会」や「異学年交流」等が行われていました。

 さあ、夏休みの始まりです!

2023年7月19日(水)
「   避 難 所 運 営   」

 本日、区の職員の方々や地域の方と「避難所運営」準備を行いました。災害が起こったときの学校の鍵の開け方や備蓄倉庫の確認、いざという時の駆けつけ方等、本番を想定しての準備打ち合わせでした。

 台風2号の大雨の影響で中川・綾瀬川に氾濫の恐れがあったのは、つい最近のことでした。近隣の小学校が実際に避難所になりました。本校も次は避難所開設です。覚悟しています。

 私は、本校に7年間勤務していますが、その内2回ほど避難所開設に立ち会う経験をしました。開設中は非常に大変だった思いがしましたが、思い出してみると、皆さんで力を合わせて避難所運営をしたことは大きな財産となっています。「地域の和」「地域の結束」という点で、得たことは大きかったように思います。

 本日、この準備作業をして安心しました。台風や水害が酷くならないことを祈りつつもいざとなったら立ち向かうつもりです。皆さんと力を合わせて。

2023年7月18日(火)
「   朝 の 校 門   」

 毎朝、校門で子供たちを迎えます。挨拶を交わします。一言二言会話をしていく子供たちもいます。私にとっては、この上ない幸せな時間となります。

 夏真っ盛りの今、多い姿は…。蝉の抜け殻を手に持って見せてくれる子供たちです。
「今日も一つ落ちてたよ。」「今日も見つけちゃった。」
口々に蝉の抜け殻を見せてくれる子供たち。なんだか誇らし気な子供たちです。夏ならではの校門での姿ですね。子供たちは生き物の世界の不思議を見つけているのでしょう。

 もう一つ多い会話が…。
「今日、誕生日なんです。」
という言葉です。子供たちにとって、お誕生日はとびっきりの日ですね。それを嬉しそうに朝、教えてくれる子供たちがとてつもなく可愛いなあと思います。
「おめでとう! おうちでも学校でもたくさんお祝いしてもらってね。」
と伝えます。弾むように玄関に向かっていくランドセルが揺れていました。その背中に、あなたは大切に大切に生まれてきたんだよとエールを送りました。

 さあ、今日も一日頑張りましょう!


2023年7月14日(金)
「   校外での学び  」

 教室での学びも大切ですが、校外へ出ての学びもまた格別のものがあります。昨日、5年生と一緒に社会科見学に行ってきました。行先は横浜の「ニュースパーク」と川崎にある「JFEスチール東日本製鉄所」です。どちらにおいても教室では学ぶことのできない貴重な体験や気づきを得ることができました。帰校してきた子供たちの表情にそれが表れていました。大切にしたい学びの姿です。

 「ニュースパーク」では新聞について学びました。新聞について広く深く知ることのできるこの施設。大人の私たちの興味も大いにかきたててくれるものでした。子供たちは実際に新聞記事を2枚も作成し、大切そうに持ち帰りました。元新聞記者の方からは、「その情報を知らない人に伝える意味」「見出しは最後に」「締切がある」等という現場感満載のお話をいただきました。さすが現場で記事を書いてきた方のお話です。
 さらに、私の目を引いた展示は、新聞の意義について語られたコーナーでした。
「伝える」…人権を守る・早く正確に・くらしに役立つ・かくされた事実を掘り起こす
「立ち向かう」…権力を監視する・権力とのせめぎ合い
「社会を変える」…問題を提起・解決の道をさぐる・地域の視点で
とありました。情報を発信する意味を今一度考えさせられるコーナーでした。子供たちと考えてみたい題材でもあります。

 「JFEスチール東日本製鉄所」では、鉄の作られていく過程を見学することができました。鉄が徐々に延ばされていく様・吹き上がる熱風・熱気は圧巻でした。まさに「できたての鉄」を目の前で見ることができました。説明してくださる方がまた「鉄への愛」にあふれる方で、その話に引き込まれた子供たちでもありました。

 両見学を通して私が感じた率直な感想は、その道にかけてきた方々の説明はなんと説得力があるのだろうかということだったような気がします。これは、ちょっと大人目線の社会科見学でしたね。

2023年7月11日(火)
「   生成AI  」
 生成AIについては、社会で様々に取り上げられています。教育界もまた然り。74日に文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を発出しました。生成AIについての私の迷いやとまどいは、学校だより6月号に記した通りです。
 710日の児童朝会では、「AIを使いこなしこそすれ、使われることのないように」といった内容の話をしました。子供たちに向けての願いですから、もちろんできるだけ簡単な言葉を用いての朝会講話となっています。
 文章の内容が正しいかどうか最終的に判断できるのは人間であってほしい…自分の頭を使って自分の個性ある文章を書いてほしい…そのような願いをこめました。

 以下、6年生の100文字作文よりの抜粋です。子供たちは私が思っている以上に、心で受け止めてくれているようです。嬉しくなりました。

◇いろいろなところで見かけるAIをうまく使うには、嘘を嘘と見抜く力が必要です。全 
 て信じていると間違えた情報も入ってしまいます。自分もこれらに気をつけて、AIやインターネットを活用していきたいと思いました。
AIに使われないためには、私は自分を信じることだと思います。私は自分を信じて、AIに使われずにAIを使いこなし、生活していきたいです。
AIに依存してしまい、AIが人間を操っていると、僕は思う。今後ロボットに支配される未来も考えられている。これにならないための第一歩が今日の話だと思う。         
2023年7月8日(土)
「   心を育てる 」

 4年ぶりに「道徳授業地区公開講座」が開かれました。本来の形でです。第2校時は各学級における道徳授業を保護者や地域の方々に参観していただきました。その後、体育館にて学級懇談会・講演会と進めました。

 写真は学級懇談会の様子です。各学級とも熱心な話合いが行われた様子が伝わってきます。このような話合いは久しぶりのことで、保護者の方々も教員たちも得るところが大きかったようです。当日は、近隣の中学校と行事が重なってしまい、残念ながら参加できなかった保護者の方々もいらっしゃったようです。申し訳ありませんでした。とても有意義な時間でしたので、是非来年度はご参加くださいますようお願いいたします。

 講演会は江東区立明治小学校校長 赤堀美子先生に『心を育てる』という演題でお話いただきました。聞いている者の心に届くとてもよいお話で、もっと多くの方々に聞いていただきたかったなと思いました。赤堀先生、ご講演ありがとうございました。

 心を育てるとは、ほんとうに難しいことです。でも、日々丁寧にたゆむことなく子供たちの心に向き合っていくことが大切なことだと、この「道徳授業地区公開講座」の一日を通して思ったところです。

2023年7月5日(水)
「 願いごと 」

 77日は七夕です。本校では、火曜日に「七夕集会」を行いました。集会委員会の子供たちの劇発表に続き、各学級代表の子供たちの願いごと発表。子供たちの願いごとはそれぞれ可愛いなあと思いながら聞き入ってしまいました。
 
 私の願いごとは、月曜日の朝会で子供たちに話しました。それは、もちろん「中川東小学校のみんなが楽しく学校生活を送れますように。」というものです。今年はそれに「世界から戦争がなくなりますように。」という願いごとも加えました。これは、心からの願いとなっています。

 さて、各学級からの願いごとに
 「家族が幸せになれますように。パパとママと赤ちゃんが笑っていると嬉しくなります。」
というものがありました。なんて素敵な願いごとなのでしょうね。

 世界の平和は、きっとここからなのだろうなと強く思いました。また、その家庭の平和を壊すものが戦争なのだと…。

2023年7月4日(火)
「 水しぶきに歓声!! 」

 今年度は、水泳指導が順調に行われています。昨年度までは、水に入っても歓声をあげることがはばかられるほどでした。でも、今年は違います。どの学年の水泳指導の様子からも、子供たちの楽しそうな歓声が聞こえてくるのです。なんとも嬉しいことです。

 子供たちは、昨年度までの経験不足を取り戻すかのように、泳力をつけようと頑張っています。もちろん小さい低学年の子供たちは、まずは学校の大きなプールに慣れるところからです。学校のプールは園のプールとは、全然違いますね。どんなにか大きいことでしょう。

 水の事故から自身を守るために、着衣泳も各学年行います。経験することに勝るものはありません。事故は起こらないに越したことはありませんが、しっかり学んでおきたいものです。

2023年7月3日(月)
7月(文月)へ 

 暦は7月に入りました。月曜日の今日、気温は朝から上がりっぱなしです。今日も一日暑い一日になりそうですね。それでも、子供たちは元気に登校してきます。「おはようございます。」の挨拶の声が元気に響きます。さあ、学校生活のスタートです。

 1年生が大切にお世話している朝顔が、一つまた一つと花を咲かせ始めました。登校してくると「○○ちゃんのが咲いたよ。」「色が違うんだね。」「私の朝顔はいつ咲くかなあ。」と1年生の可愛いつぶやきがたくさん聞こえてきます。

 子供たちの楽しみにしている夏休みまで、あと3週間。学習や生活のまとめをしっかりして、夏休みに子供たちを送り出したいと思います。

2022年11月30日(水)
「   表現する楽しさを   」

 「楽しかった。」「拍手をたくさんもらえたよ。」「もっとやりたかったな。」
「学習発表会」を終えた子供たちの感想です。皆一様に満足したような表情。笑顔があふれました。運動会終了後1ヶ月です。忙しかったでしょう。よくここまでもってきたものです。
子供たちの、先生方の頑張りにエールを送りたいと思います。

 もちろんコロナ禍ですので、セリフを言う時もマスク姿。「表情がよく見えなくて…。」という保護者の方々のお声は痛いほど分かるのですが、室内の体育館で実施する以上、マスクを外すことはできませんでした。どうぞご理解いただけたらと思います。

 しかし、子供たちはマスク姿をものともせずの、表現力爆発でした。1年生は「ある一年生の一日」入学以来の成長を表現しました。いい学校生活のスタートが切れたね。全員の姿からそれが伝わってきました。「あつまれ なかひがしの森」は2年生。生活科見学の学びからの発表です。台本も小道具も全て自分たちの力で。すごいことをやりました。3年生は「世界の国旗フェスティバル」それぞれが調べた国旗を掲げて登場してきたら、なんと圧巻だったことでしょう。世界に広がっていく心を皆が感じたことでしょう。折しも世界はワールドカップ開催中です。4年生の「GO TO トラベル ~日本一周 都道府県の旅~」では、日本全国を旅してみたいと思わせられました。発表の中に子供たち同士のやりとりがあって、コミュニケーション力が育ってきているのを感じました。「English music Symphony」は5年生。チャレンジングな英語劇です。臆せず英語を話す子供たちに脱帽です。African Symphonyを演奏する子供たちはもうのりのりでした。連合音楽会へつなげます。そして、最後は6年生の「中学生免許」。担任が子供たちの姿を思い浮かべて台本を書きました。「自信をもって!」「自分の頭で考えて!」がメッセージ。最後の「ふるさと」斉唱には涙する保護者の方々・教職員が続出でした。

 子供たちは場を得て、また一つ成長しました。「学習発表会」の経験を通して、表現することに自信をもてた子供たち、一体感を心地よいと感じられる子供たちが育ったとしたら、こんな嬉しいことはありません。

 保護者の皆様、ご参観、そして励ましのお言葉、ありがとうございました。

2022年7月21日(木)
「   夏休みへGO ‼   」

 今日から夏休みが始まりました。急激なコロナ感染拡大で、行動制限はないものの、やはり十分な感染対策を講じての夏休み突入となりました。とは言え、夏休みです。子供たちは待ちに待ったといったところでしょう。20日の最終登校日を終えた子供たちは一様に解放感いっぱいの表情を見せていました。写真は4か月間を走り抜けた6年生の子供たちです。

 夏休みは自分で時間を管理することを学ぶ場でもあります。それは大人の私たちでも容易ではないことです。でも、ここまでの学校生活で身に付けたことを生かして、思いきり遊び思いきり学ぶ42日間にしてほしいと思います。
 たっぷりある時間は継続して何かに取り組むのにもってこい…。何でも構いません。自分の好きなこと・夢中になれることを見つけて、とことん追究してほしいです。夏の時間は、それをさせてくれるはずです。

 保護者の皆様、子供たちが91日(木)にまた元気な顔で勢ぞろいできますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年7月1日(金)
ぐんぐん伸びて

 暑い日が続きます。子供たちは元気です。汗びっしょりになって、活動しています。子供たちが躍動する学校っていいなあとつくづく思います。

 1年生がお世話している朝顔も、ぐんぐん伸びています。もう子供たちの背丈を越えて蔓を支柱に巻き付けながら伸びています。もう少ししたらきれいな花を咲かせるでしょうね。いったい何色の花が咲くのかしら?楽しみですね。

 新年度になって3ケ月。子供たちはこの期間に身に付けた力を発揮して、様々なことに挑戦しています。できるようになったことも増えました。ぐんぐん伸びています。

2022年6月9日(木)
「学校公開が始まりました」

 本日より学校公開が始まりました。ほんとうに久しぶりの学校公開です。今回は、学級を二つに分けての参観、各ご家庭1名の参観とさせていただきました。まだご不便をおかけしますが、それでも子供たちの学校で頑張る姿を保護者の方々に見ていただけるのは、私たち教員の喜びであります。子供たちはなおさらのことでしょう。特に、入学して初めての授業参観を楽しみに来校された新1年生の保護者の方々の参観が多かったように思います。子供たちを見つめるまなざしがとても温かく優しかったです。

 学校公開は6月14日(火)まで続きます。是非ご都合をつけて、学校公開にご参加ください。最終日には来年入学予定のご家庭を対象に「学校説明会」を開きます。お近くにそのようなご家庭があれば、お声かけをお願いいたします。

 写真は3階廊下いっぱいに掲示された「消防写生会」の作品たち。圧巻です。

2022年5月11日(水)
「   身体を動かそう!   」

 校庭に子供たちの元気な声が響きます。59日(月)からは、「げんきアップタイム」が始まりました。校庭に一斉に飛び出してきた子供たちは、学級ごとに決められた種目に取り組んでいます。明日は、また違う種目に挑戦です。明後日はさらに違った種目に…。なんて楽しそうなこと!やはり身体をめいっぱい動かしている姿は、子供本来のものと思われます。思う存分活動してほしいと願います。

 ちなみに子供たちの取り組んでいる種目を紹介しますと…。
〇紅白玉合戦      〇長縄    〇とうてき板的あて  〇ぐるぐるリレー
〇二方向どんじゃんけん 〇棒つかみ  〇小型ハードル走   〇ボールギャザー
〇バンブーダンス    〇はごいた  〇ドッジビーろくむし 〇鉄棒遊び

 まる二年間以上も続くコロナ禍のため、子供たちの体力低下も心配されるところです。家に閉じこもってゲームばかりの生活になりませんよう…。私は、子供たちに野性のようなたくましさを取り戻してほしいと心から願っています。

2022年3月8日(火)
「   追 究 し よ う   」

 先日の朝会で、「図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰を行いました。今年度も多くの子供たちが極めて熱心に「調べる学習」に取り組みました。全国と区の審査の結果、特に優れた作品作りに取り組んだ7名のお友達が表彰されることになりました。作品たちが校長室前の廊下に展示してあります。どの作品も力作揃い。どれだけ時間をかけたのだろうと思うものもあります。きっと子供たちは調べている間、楽しかったのだろうなと想像できます。

 以下、子供たちの作品名だけ掲載することにしましょう。来年度以降の参考にしていただければと思います。
 〇「セミについて」(第3学年)
 〇「なぜ動物の中で人間だけが言葉を話すことができるのか?」(第4学年)
 〇「岩の星 地球」(第4学年)
 〇「赤ちゃんについて」(第5学年)
 〇「エネルギーと私たちのくらし」(第6学年)
 〇「昔と今の貧困」(第6学年)
 〇「子どもの『心の病気』について知る」(第6学年)

 これらの「調べ学習」には、本校で力を入れて取り組んでいる「自学ノート」も大きな効果を上げていることを強く感じています。このような積み上げが学力につながっていくことを確信しているところです。

2022年3月4日(金)
「   感 謝 の 気 持 ち   」

 昨日33日(木)、「卒業を祝う会」が行われました。まん延防止等重点措置延長のため、ここまでご準備いただいた保護者の皆様にはリモート参加の形をとらせていただきました。代表として卒業対策委員のお母様方が献身的に動いてくださいました。

 「卒業を祝う会」は、子供たちの感謝の気持ちにあふれるものとなりました。育ててくれた家族の方々へ、担任を始めとする私たち教員へ、支えてくださった地域の方々へ…、このような感謝の気持ちを素直に表現できる子供たちをたまらなく愛しいと思いました。

 私たち教員の方が、卒業していく子供たちに「ありがとう」と伝えたい思いでいっぱいです。子供たちの6年間の成長を辿る会の間中、私たちは子供たちの成長してきた姿をどんなに嬉しく思ったことでしょう。そして、その成長に携われるこの「教師」という仕事のやりがいをどんなに感じたことでしょうか。

 子供たちの成長を一番傍らで見てきた第6学年担任二人が涙を滂沱と流す姿に、おいおい今からこんなに泣いていては卒業式はどうなってしまうのと、教員たちも皆涙の中でした。コロナ禍真っ只中に小学校生活を過ごした子供たちでしたが、小学校生活がとびっきり楽しかったことが伝わってくる「卒業を祝う会」となりました。

2022年2月18日(金)
「   寂 し げ な 朝 礼 台   」

 放課後の朝礼台…。どこか寂しげでもあります。それもそのはず、全校児童が校庭に揃うことは未だなく…。午前授業で帰る子供たちを見送れば、ガランとした校庭になってしまうのです。

 このところ感染者数も濃厚接触者数も増える一方です。みんなでこんなに気を付けているのにと思わないではいられません。私たちの努力を新型コロナウイルスの勢いが凌駕しているのでしょう。

 学級閉鎖も出ていますが、家庭にて休養することで元気を取り戻してほしいと心から願います。中川東小学校のみんな…、もう少し、もう少しですからね。頑張りましょう!乗り越えましょうね!

2022年2月9日(水)
「   季 節 を 感 じ て   」

 玄関に人だかりができました。子供たちが見入っているのは、玄関に飾られたおひな様。この休み中に主事さん方が飾り付けてくださいました。一体一体丁寧に箱から出して、並べていきました。桃の季節を先取りしての環境が整いました。

 「わあ~、おひな様だ。」「綺麗だね。」「可愛いね。」「家でも飾るよ。」
子供たちが口々につぶやいています。思わず可愛らしくて、その後ろ姿を写真に撮りました。きっと1年生は、ここで見るのは初めてのことでしたね。

 なかなかみんなで集まっていろいろなことをする集会ができません。でも、玄関を通る子供たちが皆同じように温かい気持ちで階段を上っているのだろうなと思うと、こちらまで嬉しくなりました。

 暖かい春が早く来ますように…。コロナが一日も早く収束しますように…。
中川東小学校のみんながずっと元気でいられますように…。毎日祈っています。

2022年2月1日(火)
「 ピークアウトはいつに・・・? 」

 立春の日が近づいてきました。暦の上では春になり、寒いけれど一足ずつ春に近づいていくこの頃のはずです。しかし、今年はどうしたことでしょう…コロナ感染拡大に歯止めがかからず、全国的にも東京都でも感染者数は増加の一途です。いったいどこまで行くのだろうか…? ピークアウトはいつになるのでしょうか?

 東京都の感染者数は122日(土)に11,227名。一週間後の129日(土)にはなんと17,433名まで跳ね上がりました。今週末を迎えるのが恐ろしい気がします。私は元来ポジティブな発想で困難なときも乗り越えてきたとの自負があります。しかし、ここに来て、さすがに参り気味です。でも、子供たちの声を聞くとそんなこと言ってられないなと自分を奮い立たせています。

 子供たちにとっての小学校生活。二度とないその学年の時間…。大切に過ごさせてあげたいと思います。少しでも楽しい学校生活と実感させてあげたいです。乗り切らなくてはならないことは山積ですが、前に進みましょう。いつか春が来ますね。

2021年12月2日(木)
「 心 穏 や か に … 」

 12月は人権について考える月です。人は一人一人皆違う、違って当たり前。それは「個性」。学校はその違いを最も大切にする場でありたいと思います。

 子供たちは先月からの取り組みで「人権標語」をそれぞれ作成しました。実によく考えたなと思うものばかりです。どこに人権意識を研ぎ澄ませるかは、またその子の個性となるところでしょう。思い思いの人権標語は、各教室内や廊下に掲示しました。12月の授業参観・個人面談の折に是非ご覧ください。そして、個性を感じていただけたらと。

 校庭に目をやると、今年はたわわに実った檸檬の木の実をメジロがつつきに来ていました。思わず主事さんたちと見上げてうっとりしてしまいました。廊下の角やトイレには、校庭で摘んだ花々が生けられています。これも主事さん方の手による取り組みです。そこを子供たちが気持ちのいい挨拶をしながら通り過ぎていきます。

 「人権」とは人間にとって永遠の難しい課題です。でも、このように様々な人たちの営みのお陰で心穏やかに過ごせることは、人権意識を磨いていくことにつながるのではないかなとふと思った冬の午後でした。

2021年11月24日(水)
「 連 合 運 動 記 録 会 」

 1119日(金)、6年生は「連合運動記録会」を行いました。例年であれば、5校が集って行っている連合運動会です。今年は自校にての記録会の形となりました。
 
 子供たちは、限られた時間の中、精一杯練習してきました。自己ベスト更新がそれぞれのめあてです。応援が子供たちの背中を押しました。保護者の方々、5年生・4年生…多くの下級生、そして教員たち。自校ならではのアットホームな温かい応援の中、いやがおうにも雰囲気は盛り上がります。
 
 記録を更新して跳びはねて喜ぶ子、ガッツポーズをする子、バンザイする子……逆に思ったようにいかずうつむく子、唇をかむ子。どちらも、そのままの姿です。頑張った6年生のそのままの姿でした。輝いていました。

2021年11月22日(月)
「 鋸 南 自 然 教 室 」

 11月17日(水)~18日(木)、一泊二日で5年生は「鋸南自然教室」に行ってきました。学校としては二年ぶりの宿泊行事。一泊にはなってしまいましたが、子供たちは大喜びです。海を見ては感動、猿にとんびに歓声、夕焼けにうっとり、牧場の牛に「命」を学び……心が動くことばかりの自然教室となりました。

 キャンプファイヤーでは、山の神より「自立」「感謝」「友情」の三つの火を受け取りました。ずっとずっと灯して、その火を大きくしていってくださいね。学年がまた一つになった瞬間は、子供たちの心に深く残る思い出となったことでしょう。

 手に入れた「たくましさ」で、5年生は前進していきます‼

2021年11月17日(水)
「 全 校 遠 足 」

 1111日(木)は本校の「開校記念日」です。創立42周年を迎えました。2年前に盛大に創立40周年をお祝いしたことが昨日のようです。今年はその日に「全校遠足」を計画しました。年度当初は開校記念日で学校をお休みにしていたのですが、9月以降の突然の休校の影響で、学校行事が軒並み後倒しになったため、この日の設定となりました。

 中川公園の自然の中で、子供たちは縦割り班や学級で思いっきり身体を動かして活動しました。なんと気持ちのよかったことでしょう。楽しかったことでしょう。

 そして、下校時には、なんと「きらりん」が玄関で迎えてくれて、お菓子のお土産のプレゼント。創立40周年でマスコットキャラクターとして登場した「きらりん」は、中川東小学校の行事があるたびに大活躍です。

 中川東小学校‼ 42歳のお誕生日おめでとう‼

2021年11月16日(火)
「 運 動 会 」

 116日(土)に開催された「運動会」は大成功でした。今年度も制限のある中での実施ではありましたが、その中で子供たちは精一杯の力を発揮してくれました。全力の姿を見せてくれました。そこには感動が生まれました。秋のいい一日になりました。やっぱり学校行事っていいなと思えました。

 感想アンケートもまたたく間に多数集まりました。どの文面もご自分のお子さんの成長を嬉しく受け止める親御さんの思いにあふれていました。私たち教員は、それらの思いをまっすぐに受け止めて、また教育活動を通して。保護者の皆様にお返ししていこうと思います。中川東小学校では双方向のコミュニケーションが確実に築かれているなと嬉しく思っています。

2021年10月14日(木)
「 思 い っ き り 」

 学校が動き始めたなと感じられるようになりました。11月6日(土)には延期された「運動会」が予定されています。それに向かい、子供たちが始動しています。校庭には、徒競走のタイムを計る学年が増えてきました。写真は第6学年の子供たちです。こんなに思いっきり走るのは久しぶりではないのでしょうか。嬉しそうな歓声が校庭から聞こえてきます。なんだかこちらまで嬉しくなってしまいます。

 このコロナ禍において、なんと縮こまった生活を子供たちに強いてきてしまったことでしょう。それは命を守るために仕方のないことではありました。でも、子供たちにとっては二度と来ない小学校生活の一コマ一コマでした。少しでも取り戻したいものです。思いっきり学校生活を謳歌させたいものです。

 それもこれも感染が収まってくれればこその話。まだまだ油断はできないことと思います。分かっています。でも、校庭から響いてくる子供たちの歓声が、嬉しくてたまらないのです。

2021年9月24日(金)(学校再開第8日目)
「 メ ッ セ ー ジ 」

 学校再開第8日目。校長は学校の発信塔です。あらゆる場面で校長としての考えをメッセージとして発信していかなくてはなりません。今までもそうであったのですが、このコロナ禍になって、ますますそうであるなと強く感じるようになりました。それは、正解の分からない危機に面しているからだと思います。それでも、メッセージを受け取られる方々が安心したり、共に頑張っていこうと考えたりできるようなメッセージを発信し続けていこうと考えています。

2021年9月22日(水)(学校再開第7日目)
「 正しく使う、使いこなす 」

 学校再開第7日目。1人1台端末が行き渡り、学習に変化と広がりが見られるようになりました。一人一人の子供たちに個別最適化された学びを提供する可能性も追究していけそうです。子供たちも教員たちも、ひたすらチャレンジ・チャレンジの日々が続きます。

 さて、そのような全国的な潮流の中、他市で1人1台端末にかかわる痛ましい事故が起こりました。1人1台端末の活用にあたって、チャットによるいじめが起こっていたということです。

中川東小学校では、「GIGAスクール教室開き」で守るべき約束とルールを徹底して指導しました。(中川東小作成『みんなで守る3つの約束と10のルール』参照)慎重過ぎるほど、ここには力を入れ時間もとりました。スタートにおける約束ごとを徹底したいという教員たちの真摯な思いがあったからです。

 そして、全員が端末を家庭に持ち帰った先週末。それでも、トラブルは起こりました。それは、ルールの理解不足。理解の弱さでした。教室でまた改めて徹底した指導を行いました。これからも繰り返し、引き続き指導していく必要があるでしょう。

 正しく使うこと。使いこなすためには、正しく使うこと。
これに尽きます。ご家庭の協力をよろしくお願いいたします。

2021年9月21日(火)(学校再開第6日目)
「 オンライン学習 」

 学校再開第6日目。本日よりオンライン学習の本格的スタートです。どの学級も順調にスタートすることができたようです。教室前の画面には、授業の板書とリモート学習を受けている子供たちの様子が映し出されています。「やっと全員揃って授業受けられたなあ。」なんて可愛い感想も聞こえてきたようです。子供たちにとってはもちろん、担任たちにとっても、「全員揃っての授業」を心待ちにしていた様子がひしひしと伝わってきます。当たり前ですよね。学校には学力をつけるにとどまらず、集団で学ぶ楽しさがあるのですから。

 しかし、今回のオンライン学習の取り組みを通して、学習の可能性も大きく広がっていることを実感したところです。教室とオンラインそれぞれで学習する子供たちが、授業内容をしっかり共有して学習を進めることができました。さらに交流までいくには、まだステップを踏まなくてはなりませんが、ワクワクしている教員たちも多いようです。(私はドキドキですが…。)

2021年9月17日(金)(学校再開第5日目)
「 タブレットの持ち帰り 」

 学校再開第5日目。本日は登校組がタブレットを家庭へ持ち帰る日です。2年生以上の全児童が持ち帰りました。一人一人大切そうにランドセルにしまう姿が印象的でした。三日間という時間があります。たくさんタブレットにふれて、慣れてくださいね。そして、使いこなしていけるようになりましょう!タブレットケースを忘れた子がほとんどいなかったとのこと。各ご家庭の協力に感謝します。
 リモート学習組は、21日に相談日を設けました。学校と離れていて何か困っていることはないか各担任に相談してください。また、一週間のリモート学習で分からないところの相談にも乗ります。これらの活動は10月からの本格的学校再開に向けての助走でもあります。

 このまま感染者数が減ることを祈るのみ…。

2021年9月16日(木)(学校再開第4日目)
「 夏 の 力 作 」

 学校再開第4日目。今日は、夏休みの自由研究についてです。校舎内の廊下には、子供たちが夏休みの間に頑張って取り組んだ様々な作品が並んでいます。小さい学年は工作関係が多いようです。上の学年になるにつれ、俄然調べてまとめた作品が多くなっていきます。それも年々子供たちの作品のレベルが上がっていき、今年度も素晴らしい力作たちが集まりました。校舎内を歩いていると、嬉しくてたまらなくなります。多分お互いの作品のよさを十分に感じ受け取る環境の中で、これらの力は育っていったものと思われます。今年度も保護者の皆様に子供たちの力作をご覧いただけないのは残念ですが、間違いなく今年度も力作揃いであったことをここでお伝えしたいと思います。

 私がとらえる子供たちの作品のよさは…
〇自分でやりたい課題を選んでいる
〇時間をじっくりかけて取り組んでいた
〇作品を愛おしむように丁寧に仕上げている
〇調べ方やまとめ方に個性が見られる
〇作品づくりの過程を楽しんでいた

 きっとどの子も作品を仕上げたときに、ある種の達成感を味わったであろうと思われます。学校ではその気持ちを大切に育てていきたいと思います。夏休みの取り組みが子供たちのまたひとつ自信となったことを。

2021年9月15日(水)(学校再開第3日目)
「 東 京 教 師 道 場 」

 学校再開第3日目。本日は、東京教師道場の研究授業が行われました。授業者は第6学年2組の前田康介主任教諭です。今年度、教員の研修組織である「東京教師道場」の部員として研鑚に励んできました。その一端を披露する授業です。本来ならば、東京都の他区から先生方をお招きして開くのですが、それもままなりません。今回は、東京教師道場の担当教授の先生だけがおいでになって、校内の教員で参観しました。

 子供たちが大変よく頑張りました。『おばあさんの指定席』という教材を通して、相手を思いやる心について深く考えていきました。きっとこれからの行動につながっていくであろうことを確信した時間でした。

 さらに嬉しかったことは、リモート学習を選択した子供たちも全員、特別に登校してくれたことです。10日の説明会の折に全員の保護者の方に快諾を得ていました。担任に協力しようという気持ちにあふれた一コマですね。

2021年9月13日(月)(学校再開第1日目)
「学校再開 かみしめて」

 学校再開第1日目。子供たちが嬉しそうに登校してきました。今日から930日までは、登校とリモート学習の選択の下、子供たちが学校生活を送ります。この12日間、私たち教職員は、登校してくる子供たちもリモート学習をしている子供たちも双方の子供たちのことを考えながら、精一杯教育活動を展開していくつもりです。リモート学習に関しては十分な対応ができないかもしれませんが、今ある環境で精一杯チャレンジしていきます。

 初日、登校組は今まで以上に距離をとって、校庭に上手に並んでいます。校舎に入る前に検温表を提出にしたもので、低学年にはちょっとバタバタ感があったかもしれませんね。でも、久しぶりに集まった笑顔の数々はなんとも言えないものでした。そして、特筆すべきは給食の時間。感染防止強化。どの学級も力を入れて指導した賜。子供たちもそれに応えました。今までで一番の「黙食」ができていましたよ。美味しくて黙っちゃった、それもありかもしれません。

 リモート学習の子供たちも皆、朝きちんとタブレットでclassroomに入って来られたようです。順調、順調。これなら来週からのオンライン学習も行けるなと思えたものです。

 願うのは、登校組とリモート学習組が一日も早く一つの教室に集まって学習できること。それは、感染拡大との闘いの勝利です。

2021年9月10日(金)(臨時休校第8日目)
「タブレット貸与と説明会」

 臨時休校第8日目。本日はリモート学習を選択したご家庭対象にタブレット貸与と説明会を実施しました。各学級とも平均すると3~4名ほどの選択状況でした。37家庭が参加しました。登校児童には13日から1週間かけて習熟して持ち帰ってもらうところ、
45分の説明でしたので盛沢山の内容となりました。保護者の方々が皆熱心に聞き入ってくださり、親子で会話しながら、扱い方に慣れていく様子が見られました。まずは使い慣れていくことが大切ですね。

 13日(月)からは、Google classroomに各自入っていただくことで、リモート学習の出席確認をとっていきます。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2021年9月9日(木)(臨時休校第7日目)
「会議はスタンディングで」

 臨時休校第7日目。13日の学校再開に向けて、教員たちの準備が続きます。登校してくる子供たちと、家庭でリモート学習をする子供たちの2本立ての準備です。現在大活躍中の大谷翔平選手の二刀流よろしく、張り切って準備しています。

 会議や打ち合わせも頻繁です。時間との闘い。と言うことで、会議は写真の通りスタンディングです。こちらでは担任たちが課題の出し方について議論しているかと思えば、あちらでは専科や特別支援担当の教員たちが説明会の受付関係の話合いをしています。

 どの集団も忙しそうですが、何か活気にあふれている感じです。多分、13日に子供たちを迎える気持ちが教員たちをワクワクさせているのだと、私は思っています。

2021年9月8日(水)(臨時休校第6日目)
「レガシー」

 臨時休校第6日目。今日はこの夏休み中の一大イベント、オリンピック・パラリンピックについてです。子供たちの作品を見るとオリンピック・パラリンピックにまつわる作品も多いようですね。きっと各ご家庭ではテレビの前にご家族揃って、様々な熱戦をご覧になっていたことでしょう。たくさんの感動を得たことと思います。
 
学校関係はオリンピック・パラリンピック招致が決まった頃から、様々な学びを展開してきました。オリンピック・パラリンピックは終わってしまったけれど、この大会が残したもの・受け継いでいくもの(レガシー)をしっかりみんなで共有していきたいと思います。

 特に、パラリンピックはオリンピックとはまた一味違った意味合いをもちました。学校だよりにも書きましたが、「共生社会」とあえて言わなくてもいいような社会を目指したいものです。コロナ禍の対応で追われる日々ですが、そのように強く思います。

2021年9月7日(火)(臨時休校第5日目)
「 町 の 中 で 」

 臨時休校第5日目。今日はブロック校長会が辰沼小学校で行われたため、自転車で町を走りました。その行き帰りに、思いもかけず多くの子供たちに出会いました。どの子もおうちの方と一緒で、元気な挨拶は変わりません。いつもであれば、学校で会っている子供たちの姿がなんとも不思議に見えたことです。
 
 退勤後は、今日はバスに乗らず亀有駅まで歩いてみました。この道すがらでも、多くの親子連れに会いました。みんな自転車でした。
「お元気でしたか?」
「お子さん、どのように過ごしていますか?」
「早く学校が始まるといいですね。」
そのような会話をどの親御さんとも交わして、短い交流を終えました。

 担任たちは月曜日に会ったばかりではありますが、学校再開までの間に各ご家庭に電話をかける予定になっています。元気な声を聞かせてくださいね。

2021年9月6日(月)(臨時休校第4日目)
「メッセージ」

 臨時休校第4日目。2回目の分散登校日でした。子供たちは三日間の課題を持って登校。1日に配付した提出物もほぼ完璧に揃いました。保護者の皆様のご協力、ありがとうございました。
 
この日に渡したものは、五日間の学習課題と後期教科書です。各ご家庭にて確認していただけたものと思います。その学習課題には、各担任からの手書きのメッセージを織り込みました。さらに、それなら私たちもと、専科教員や講師たちも心のこもったメッセージを寄せてくれました。添付の通りです。

臨時休校で心がつながらなくなってしまいそうですが……大丈夫‼ 中川東小学校の教員たちはいつもいつも子供たちのことを考えています。一日も早く教室でみんなで学習できる日を夢見て。そのときまで、今できることを精一杯、いろいろ試しながら、やっていきましょう。リモート学習も初めからうまくはいかないかもしれないけれど、チャレンジ!チャレンジ!ですね。

2021年9月3日(金)(臨時休校第3日目)
「感染対策強化」

 臨時休校第3日目。休校明けが待たれます。本日は、足立区から出された「感染対策強化」についてです。913日からの学校再開に向けて、足立区では感染対策の強化を打ち出しています。既に学校メールにてお知らせの通りですが、ポイントを2点お伝えします。学校再開に向けて、気を引き締めたいところです。

 まず、登校を控えていただく場合についてです。新たに「ご家族が風邪症状・濃厚接触者・PCR検査を受ける・海外から帰国入国の場合、お子様の登校は控えてください。」(出席停止扱いになります。)という項目が加えられました。現在、家庭内感染が増え小さい子供の感染も増えている状況を考えると、当然のことでしょう。少しでも体調が悪ければ、またご家族に体調の悪い方が出た場合も、大事をとって登校を控えていただくようにお願いいたします。

 もう一点は、「児童陽性者が感染可能期間に一人でも登校している場合は学級閉鎖等とします。」という点です。気づかず登校して感染を広げるということがないよう、日々の健康管理が大切になってきます。登校前の検温・健康観察は最も重要なものとなります。
今までも十分過ぎる位やってきていただいておりますが、より強化させてまいりましょう。

 これらはいつまでも続く感染対策強化ではありません。いつの日かきっと元に戻ると確信しています。終わりの日が来ると…。恐れ過ぎる必要はないけれど、正しく恐れてコロナに立ち向かっていきたいと思います。保護者の皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2021年9月2日(木)(臨時休校第2日目)
「1人1台端末」

 臨時休校第2日目。校舎内はシーンとしています。聞こえるのは教職員の声のみ…。子供たちの声はありません。昨年度春の衝撃の休校を思い出しました。学校では教員たちが、子供たちが提出した夏休みの課題を丁寧に確認・添削したり、これから貸与となる1人1台端末の準備や研修をしたりしています。
 学校だよりでもお伝えしました通り、本校では9月からの全校での1人1台端末活用スタートに向けて準備を進めてきました。(今まではパソコン室の機器を共有して使っていました。まさしくフル稼働でしたが…。)まだ子供たちが端末の操作方法に十分習熟できていないため、9月の初旬に1人1台端末を活用したGIGA教室開きをして家庭への持ち帰りに進んでいく段取りでした。突然の臨時休校でそれが実現できず、子供たちが登校でき次第早急に推進していくことになります。ご理解とご協力をいただければと思います。
 今のところ、全家庭への持ち帰りは9月17日(金)を予定しています。学校メールと併せて、学校からの情報発信にお気をつけくださるようお願いいたします。

2021年9月1日(水(臨時休校第1日目)
「分 散 登 校」

 臨時休校第1日目。時間差での分散登校となりました。欠席は13名とほとんどの子供たちが登校してきてくれました。本日渡す予定になっていたお手紙類や3日分の学習課題も無事に渡すことができました。欠席した子供たちも保護者の方が取りにきてくださったり兄弟に持たせたりで、手に渡ったものと思います。

 各学年30分間と短い時間の分散登校でした。久しぶりに会った子供たちは、もっと話したいことがたくさんあったことでしょう。しかし、検温表のチェック・夏休みの課題の提出・学習課題の受け取り等を、流れに沿って行い大忙しでした。やっと担任のところへ行き着き、嬉しそうに会話を交わしていました。皆元気そうな様子が伺えてほっとしました。担任のところへ行き着くまでにも、多くの教員から言葉のシャワーを浴びて、子供たちも学校の楽しさを思い出してくれたのではないでしょうか。私たち教員もエネルギーをもらった感じで、子供たちが帰った後は嬉しそうな教員が多かったです。

 コロナの感染が一体いつ収束するのか見通しが立ちません。より一層強化された感染予防対策の下、13日には学校が再開されるのを待つばかりです。

2021年7月13日(火)
「世界は一つ、その第一歩」(6年生の姿から)

 4度目の緊急事態宣言発令。時代の閉塞感は否めず。それでも子供たちは健気に、感染拡大防止に努める日々を送っています。前を向いています。

 そのような状況下、第6学年の子供たちが、校内と地域の美化運動に取り組みました。これは、子供たちから自発的に出てきた活動とのこと。実際に活動する子供たちの姿からは、この行動の意味を痛感させられました。

 昨日の校長講話では、この6年生の姿を紹介した後、現在のコロナ禍で唯一よかったと言えることは、様々な課題を抱える世界中がコロナに立ち向かうという一点で一つになれたことと伝えました。そして、まだまだ世界中にある様々な課題に対して、今、自分のできることから行動している6年生の活動は、小さくとも第一歩になると続けました。

 6年生の100文字作文から紹介します。話を心で受け止められる子供たちです。
【世界で起きている問題】
 僕は6年生がやった活動には、改めて意味があるんだなあと思います。世界ではいろいろな問題が起きています。その問題を解決するには一人一人の意識が必要です。これからも、今行っている活動を続けていきたいです。            
【みんなで解決すべき問題】
 今日、世界の問題のことを校長先生が話してくれて、コロナでみんなの思いが一つになったと言ったとき、他の問題もみんなが意識さえすれば解決できるかもしれないので、まず僕が自分にできる取り組みをしていきたいです。          
【世界は一つ】
 今日は世界レベルの大きな問題について話していた。僕はコロナのお陰で世界が一つになったのは確かになあと思った。そして、環境問題について、これは自分たちの責任なので気をつけていきたいと思った。                  
【第一歩】
 私は、4つの大きな問題の話を聞いて、改めて世界はいろいろな問題を抱えているんだなと思いました。そして、私たちの行動で、世界の課題の一つ目の解決の第一歩になるなら、もっとこの活動を充実させ広めていきたいです。         

         《写真は1年生の廊下壁面の掲示「季節の花・紫陽花」です。》

2021年6月22日(火)
「久しぶりのプール」

 2年ぶりの水泳指導です。子供たちにとっては、待ちに待ったプールであったことでしょう。コロナ対策をしっかりととるために、声は出せません。例年ですと、その年初めて入った瞬間は、なんとも言えない歓声が響き渡るのでしたけれど……。子供たちは、ほんとうに健気なほど約束事をよく守り、今年度の水泳指導に参加していました。

 水泳を終えた子供たちの声を拾ってみると…。皆、一様に
「楽しかったあ。」
「水はちょっと冷たかったかな…。」
「4回しかないから、思いっきり楽しみたい。」
とにぎやかな声が聞こえてきました。子供らしさの戻った瞬間です。

 限られた時間と限られた場だから、なおさらのこと貴重に思えるのかもしれませんね。一回一回の水泳指導を存分に楽しんでほしいと思います。

2021年5月28日(金)
「梅雨の季節へ」

 季節は梅雨の季節へと移ってきました。緊急事態宣言も延長になる様子…、まだまだ我慢のときが続きます。6月当初に予定していた学校行事も変更を余儀なくされます。学校だより等をよく確認の上、ご対応ください。昨年度は実施できなかった水泳指導については、本日教育委員会と学校からのお手紙を2通配付しました。緊急事態宣言下でも実施の方向で、本校は6月21日(月)より開始する予定です。学校公開は中止。全校遠足と集団下校・引き渡し訓練は延期。夏以降の実施を計画していきます。

 さて、そのような状況の中でも、子供たちの学校生活は活気にあふれています。特に、入学間もない1年生の教室は、楽しくにぎやかです。先日は国語の授業にて、「小さいっ・つまる音(促音)」の指導が行われていました。MIMも活用して、次々と学んでいきます。もう一方の教室では、言葉をつなげてどんどん言葉を増やしていく授業が展開されていました。言葉をたくさん獲得して、世界を広げていってほしいです。

2021年5月20日(木)
教育実習生を迎えて

 月曜日から教育実習生を二人迎えています。将来教師になることを目指している、熱心な学生さんたちです。月曜日の朝会では、「先生の卵」として紹介しました。そして、「担任の先生方も皆、昔は卵だったのですよ。」と。さらに、「皆さんに将来の夢はありますか?」と話を続けました。
 教育実習は順調に進んでいます。二人の学生さんには、学校現場の空気感や熱を肌で感じてもらい、是非正式な教員になって羽ばたいていってほしいと願っています。

 朝会講話後の6年生の感想から、一部を紹介します。
〇私はとても驚きました。今はみんなかっこいい先生なのに、みんな卵だったのだなと思いました。
〇私はえっと思ったけれど、考えてみると私たちも「大人の卵」だと思いました。周りには「〇〇の卵」はたくさんあると思いました。
〇夢をもった時にはひたむきに努力し、自分の頭で考えることが大切だと話していた。私はまだ夢が決まらないけれど、そのように努力していきたいと思った。
〇みんな最初は卵なんだ。自信をもってやっていこう。何にでも挑戦していきたいです。

2021年5月18日(火)
「雨上がりの虹」

 昨日の夕刻のことです。いつもより早い時刻にバスに乗っていたとき、3歳位の女の子が「あっ、虹が出てる!」と歓声を上げました。皆、つられて車窓を見ると、美しい虹が雨上がりの空にかかっていました。その後、可愛い女の子はずっと、園で覚えたという虹の歌を口ずさんでいました。

 その女の子の歓声が聞こえなければ、車窓を見もしなかったでしょう。女の子のお陰で素敵な光景を見ることができました。この女の子のように、心できれいだなと思ったことをすぐに口に出し、その嬉しさを歌うことなどで表現していく…そのような心のもち方の子供たちをたくさん育てたいなと思いました。

2021年5月14日(金)
「群れて遊ぶ」

 休み時間です。子供たちが一斉に校庭に出てきました。中川東小学校の校庭は、全校児童307名が出ても、十分な広さがあります。各学年思い思いに遊んでいます。この時間は子供たちが一番子供らしい姿を見せる時間なのかも知れませんね。

 コロナ禍ですから、密になることには気をつけながら、群れて遊ぶ子供たちの姿が多く見られます。4月からの新生活を経て、それぞれの学年・学級でいい集団づくりができているのを感じます。伸びていく子供たちの姿があふれ、気持ちのよい五月晴れの一日です。

2021年4月22日(木)
「1年生を迎える会」

 「ああ、学校っていいなあ。」
 そう思えた瞬間でした。4月21日(水)に「1年生を迎える会」が開かれました。もちろんまだ制限のある中での実施ではあります。でも、可愛い1年生を心をこめて迎えたいという、上級生たちと教員たちの気持ちがあふれる会となりました。

 1年生のなんとも嬉しそうな顔…それにも増していい表情をしていたのは、1年生をエスコートして入場してきた6年生だったのではないでしょうか。学校生活では当たり前にあったこのような光景が、今ではとても得難いものと思えます。昨年度はできませんでした。今年はやりました。今年度もどのように工夫したら様々な活動ができるのかを考えながら、進めてまいります。

 学校には子供たちが心を通わせる場面がたくさんあります。その重みを大切に、子供たちと心のふるえる場面をたくさん創り出していきたいと考えています。

2021年3月23日(火)
「6年生壮行会」

 用水の桜も咲き始め、6年生の卒業を祝ってくれているようです。本日は、全校児童による「6年生壮行会」が校庭で行われました。緊急事態宣言が長く続いたため、全員が揃うのは久しぶりのことです。校庭に間隔を十分とって、全校児童が集まりました。最後のオリジナル集会(6年生に関するクイズ大会)が終わった後に、「6年生壮行会」の開始です。
まず、6年生と5年生の代表による呼びかけが行われました。6年生と5年生の思いが交わる時間となりました。6年生から5年生へ、しっかりバトンは引き継がれました。その後は、全員で「花道」を作って、6年生を送り出すことにしました。「花道」とは言っても声を発することはできません。子供たちが白画用紙に思い思いに描いた花の絵が、「花道」を飾りました。個性豊かな花の絵が揺れるように、6年生の卒業をお祝いしました。6年生は嬉しそうに手を振り、「花道」を歩いていきます。心が温かくなる、とってもいい光景でした。

 6年生の姿が在校生の心にしっかりと刻み込まれる「6年生壮行会」となりました。

2021年3月12日(金)
「心のやりとり」

 以前のHPで、6年生が家庭科の時間にコロナ禍でも働いてくださっている方々へ手紙を書いてお届けしたことをお知らせしました。その続報です。手紙を受け取った各施設や職場から、お礼の手紙が続々と学校に届きました。

 心のやりとりって嬉しいものですね。このような状況下でも働いてくださっている方々へ送った子供たちの手紙もよかったし、それを喜びお返事を返してくださった方々のお気持ちもまた嬉しいなあと思いました。そこには、温かな心のやりとりが生まれていました。このような経験は、子供たちに、人とつながっていく心地よさや人を信頼する心を育んでいくことでしょう。心をお寄せくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

 1階玄関の2階へ上がっていく階段掲示板に、いただいたメッセージをすべて掲示させていただきました。学校においでの際には、是非ご覧ください。

2021年3月11日(木)
「あの日から10年」

 本日3月11日は東日本大震災のあった日です。あの日からもう10年が経ちました。まだ10年と言った方がいいのかもしれません。被災された方々にとっては、未だに癒えることのない大きな苦しみがあることでしょう。

 月曜日の朝会講話では、東日本大震災について話しました。本日の児童集会では、6年生の子供たちが、自分たちで調べたことや考えたことを発信してくれました。全校の子供たちはZoomでそれを聞きました。学年の発達段階に応じて、その後各教室で話し合い考えました。14:46には全校で黙祷を捧げます。本日は、東日本大震災に深く思いをはせる一日です。自然災害の恐ろしさ・放射能の怖さ・命の大切さ・大切なものを失うということ・何が支えとなるか・自分たちにできること…等、考えることはたくさんあります。

 本日の児童集会は、とても意味のあるものとなりました。6年生の子供たちでさえ、震災のあったときは2歳の幼さです。記憶に残っている子はいません。しかし、6年の集会委員会の子供たちは、本やインタビュー等を通して追究していきました。それを全校に発信したのです。集会をやり終えた後、「調べることを通して知れてよかった。」「たくさんの人に知ってもらうことが大切だと思う。」「今自分にできることを考えたい。」等の感想が聞かれました。決して、津波は怖いで終わらせるのではなく、真実を考え続けていける子供たちに育てていきたいと思いました。

2021年3月10日(水)
「6年生を送る会」

 本日、「6年生を送る会」が開かれました。体育館に一堂に会することはできず、飛沫が飛ばないように歌を歌ったり大声を出したりする活動もできず…、そのような制限のある中での「6年生を送る会」の開催でした。ところが、できないことが多い分、6年生と下級生たちの心の交流が深く感じられる「6年生を送る会」となりました。しみじみといい会になりました。

 今年はメッセージがふんだんに交わされたように思います。1年生からはお祝いネクタイのプレゼント、2年生は手話をつけて五七五で応援メッセージを、3年生は初めて習った毛筆で一文字の漢字を書き上げました。4年生はクラブ活動でお世話になった6年生へ手紙のプレゼント。そして、5年生は委員会活動で見られた6年生のいいところをたくさん発表してくれました。それぞれの学年からのプレゼントやメッセージを嬉しそうに見入る6年生の姿がなんとも微笑ましく思えました。
 最後は6年生からのメッセージ。緊急事態宣言前に録画した『いのちの歌』と『旅立ちの日に』を歌っている映像が体育館いっぱいに広がりました。各教室にはZoomでつないで、6年生の姿を届けます。ああ、この歌声を卒業式で聞きたかったなあとは、教員の誰もが思ったことです。自然と涙があふれました。子供たちもきっと同じ思いだったことでしょう。今年の卒業式では歌声を聞くことはできませんが、この6年生の心の美しさそのものの歌声は、在校生と教職員の心にずっと残ることと思います。

 声を十分に出せない分、文字や言葉にこめた思いが卒業生に、そして卒業生から伝わってきた、それは素敵な会になりました。

 教室に戻った6年生が声を上げました。そこにはサプライズのプレゼントが。5年生からのメッセージが黒板一杯に貼られていたのです。空気が一気に華やぎました。それを教室のドアから嬉しそうに見届ける5年生。中川東小学校のバトンが確実に引き継がれつつあることを感じる瞬間でもありました。

2021年3月5日(金)
卒業一色

 校内は卒業に向けて、「卒業一色」に染まってきました。


 体育館では、
6年担任が子供たちを集めて指導をしています。真剣に聞き入る子供たち。初めて6年生を担任した女性教師。やることがいっぱいある最後のこの時期を、思いをかみしめるように過ごしているのでしょう。彼女を支える学年主任。本校では初めての卒業生を送り出します。

 体育館入口には6年生の作による「卒業するわたしたちがおすすめする一冊」の掲示物。今年はコロナ禍もあり、たくさん本を読みました。放送やポスターやビブリオバトル等でたくさん本を紹介し合いました。本に手を伸ばす子供たちが増えました。さて、その6年生のおすすめの本はいったいどのような本でしょうか。楽しみですね。

 休み時間の校庭では、友達との時間を惜しむように思いっきり走り回って遊ぶ6年生の 姿。あとどれだけこのメンバーで遊べるのか…、そんな思いでいることでしょうね。たくさんいい思い出を作って、中川東小学校を巣立っていってほしいと思います。校庭に面した校長室の窓から眺めていたら、6年生が手を振ってきました。思わず可愛いなあ、と。

2021年3月2日(火)
卒業を祝う日

 今日は「卒業を祝う日」です。緊急事態宣言下でなければ、卒業対策委員の方々による「卒業を祝う会」が華やかに行われる予定でした。しかし、それもままなりません。工夫した形で行うことになりました。
 
 6年生の子供たちは、多目的室に集まりました。校長と担任二人が教職員代表としてご招待いただきました。いつ準備したのかと思うほど、子供たちとかかわりのあった教職員からのメッセージが掲示され、人によってはビデオメッセージも届いていました。子供たちは、とても嬉しそうに懐かしそうに見入っていました。また卒業対策委員のお母さまの手による幼いころからの動画にも、大きな歓声と笑い声があがっていました。あんなに可愛らしいときもあったのですね、今や大きく立派に成長しました。
 
 卒業記念として、学校に準優勝トロフィーをいただきました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。また、各ご家庭から寄せ書きのメッセージも…。どのメッセージも心が温かくなるものでした。ほんとうにありがとうございます。
 
 例年のような「卒業を祝う会」はできませんでしたけれど、心のこもったいい会になりました。子供たちも自分の成長を見つめたり、感謝の気持ちを伝えたりするいい機会になったことと思います。
 
 残りあとわずか…中川東小学校での思い出をたっぷり作っていってくださいね。

 6年生の保護者の皆様、そして卒業対策委員の皆様、心から感謝申し上げます。

2021年2月27日(土)
春のきざし

 三寒四温を繰り返し、季節は春に向かっています。来週にはもう弥生3月を迎えます。学校の玄関には、地域の方からいただいた桜が美しく飾られました。登校してくる子供たちの目を楽しませてくれています。

 さて、令和2年度の教育活動も残すところあと1ヶ月となりました。予測できないことばかりの連続の一年間ではありましたが、学校は「卒業の季節」を迎えます。例年通りの学校行事はできないまでも、いつも通りのスローガン「今できることを精一杯‼」の思いで各行事を盛り上げていきます。「6年生を送る会」も「卒業を祝う会」も、もちろん「卒業式」も令和2年度ならではの取り組みです。来月は、そこに見られる工夫やオリジナリティをお知らせしていこうと思います。

 空気が変わってきました。そこかしこに、春のきざしが感じられます。

2021年2月16日(火)
いのちの授業 ~生まれてきてくれてありがとう~

 2月12日(金)に5年生は「いのちの授業」を受けました。講師は誕生学アドバイザーの深澤京子先生です。命の始まりがどんなに小さな存在だったか、その命がお母さんのお腹の中でどのように大きく成長していくのか、そして、赤ちゃんが生まれたときは周りのみんながどんなに喜んでいるのか…ということを、優しく丁寧な語り口でお話くださいました。子供たちは大切なことをしっかり心に受け止めることができました。
 みんな大切に生まれてきたんだよ、生まれたときに家族や周りの人はどんなに嬉しかったことか、みんなあなたに会いたかったんだよ、生まれてきてくれてありがとう…これらのメッセージが心にまっすぐ届いたようです。それは自分を大切にすることでもあります。そして、自分以外の人の命を、存在を大切にすることにもつながります。
 
子供たちの感想から一部紹介します。
◇ぼくがこうやって生まれてきたことにびっくりしました。こうやって命ができていたんだなと学びました。お母さんに授業で学んだことを話したいです。
◇今日の授業で命がめちゃくちゃ大切だとあらためて知りました。これからも命を大切にしたいです。
◇これからは、お父さん・お母さんに感謝したいし、生きていることを誇らしく思って生きたいです。
◇お母さんがどれだけ頑張って産んでくれたかと分かって、お母さんに感謝したいです。お母さんは産むときに頑張ってくれて、今も頑張ってくれているので、私もお母さんの気持ちになって頑張りたいです。
◇赤ちゃんに言葉をかけなければ赤ちゃんが生きられないことを知って、将来お母さんになったときはすごく気持ちをこめて育てようと思いました。

 307名の大切な命が中川東小学校に通っています。

2021年2月12日(金)
感謝の気持ち

 緊急事態宣言が続いています。6年生の子供たちが、家庭科の授業で医療従事者の方々など、このコロナ禍でも働いている方々への感謝の気持ちを手紙に表しました。どれもとても心のこもった手紙になりました。ここに一部を紹介します。

◇医療従事者の方々へ
  「もしかしたらコロナにかかっているかもしれない。」という中でいつも働いてくださってありがとうございます。私は、医療従事者の方々に迷惑をかけないように、今まで以上に気をつけていきます。外に行くときは、しっかりマスクをつけてアルコール消毒も持ち歩いています。いつも頑張って働いてくれている皆さんは、とてもすごいしカッコイイです。これからも大変で辛いことがあるかもしれませんが、頑張ってください。毎日ありがとうございます。

◇病院で働く方々へ
  病院にはたくさんの患者さんが来ると思います。その中ではコロナにかかってしまっている人もいると思います。自分もコロナにかかってしまったら怖くてすぐ病院に行きます。病院で働く人がいなければコロナは治らないです。なので、コロナにならないようたくさん対策してください。そして、たくさんの人を助けてあげてください。

◇病院で働く方々へ
  病院で働く方々はスゴイと思います。病院はいろいろな病気をもった人たちがいたり運ばれてきたりするので、どんな病気にかかっているか分からない中、仕事を辞めたりあきらめたりすることもせず、患者さんに真剣に向き合っていることがすごいなと思いました。お身体に気をつけて、これからも頑張ってください。

2021年2月3日(水)
立春

 今日は「立春」。この言葉を聞くだけで、なんだか春に近づいているような気がします。大好きな季節です。校庭の水仙の花が美しく咲いています。校庭の木々には小さな小さな芽が出ています。梅の蕾がほころび始めているところもあります。

 春近し…。この一年、世界的に辛いことが多かったですね。みんなで協力して耐えて、頑張ってきた一年間。ほんとうの春が早く来てほしいと、今日の青空を見てなおさらのこと思いました。

 校内の子供たちはいたって元気‼ いたってまっすぐ‼ 
伸びていくのが楽しみな子供たちばかりです。

2021年2月2日(火)
節分

 今日は節分。124年ぶりに22日が「節分」の日となりました。「立春」は明日の23日。なんだか不思議な気がしますね。太陽の位置によって決まるため、4年に一度の閏年でずれを調整しても、まだ埋めきれないずれが、今年に来たそうです。

 さて、1年生の廊下には、前号でもお伝えしたように、ちぎり絵で作成した思い思いの鬼たちが掲示されています。カラフルで躍動的で個性的。今にも動き出しそうなチャーミングな鬼たちです。

 今年は全校集会ができないため、1年生の教室には鬼が突然現れました。もう教室中大騒ぎ‼新聞紙を丸めた豆?を鬼にぶつけます。みんな自分の心の中にいる鬼を退治してくださいね。

 ある男の子が、私に聞いてきました。
「鬼、副校長先生だったよね⁉」
「いえいえ違いますよ。副校長先生は職員室でお仕事をされています。」
「えーっ、似てたなあ…。変だなあ…。」
可愛い子供たちです。

2021年1月29日(金)
学習の足跡

 つい先日まで堂々と大きな文字の書き初め作品が展示してあった廊下壁面。私はもっと長い期間展示してもいいのではと思っていたのですが…。各学年とも、ものの見事に次の掲示に替わっていきました。次々と「学習の足跡」が掲示されていきます。廊下を歩くのがほんとうに楽しくなります。子供たちにとっても、他学年の作品は大きな励みとなることでしょうね。

各学年の作品を紹介しましょう。
《1年生》おにはそと、ふくはうち
図画工作でちぎり絵を作成しました。なんて可愛らしく個性あふれる鬼たちなのでしょうか。画用紙から飛び出てきそうです。
《2年生》むかしのあそびをせつめいしよう
国語の学習のまとめです。こま・竹とんぼ・おはじき・あやとり・お手玉…様々な遊びが上手に説明されています。成長しました。書く力が伸びました。
《3年生》3年生で☆一番☆心にのこった学習 
サブタイトルは「足跡~伝えたい!奏でたい!笑顔にしたい!~幻のきらりんフェスティバル」3年生ってこんなに楽しくワクワクする学習がいっぱいだったのですね。
《4年生》資料を使って発表会
  国語の授業『調べてわかったことを発表しよう』の発展学習です。それぞれ調べたいことを決め、資料も選んでまとめています。タブレットも活用しています。
《5年生》この本をすいせんします!おすすめ本のポスターを作成しました。
  廊下からエネルギーがあふれています。最高学年への助走が始まった5年生です。
  推薦された本も多種多様。思わず読みたくなるようなポスターばかり。
《6年生》夢に向かって
将来自分のなりたい職業を調べてまとめました。野球選手・政治家・料理人…、小学校の教員もいましたよ。6年生の皆さんの可能性は無限大です。夢をかなえてね。

2021年1月26日(火)
読み浸る時間

 今朝は「朝読書」の日です。みんな一斉に自分のお気に入りの本を取り出して読み始めます。静寂な時間が流れます。ただひたすら読み浸る時間です。読書の効用には様々ありますが、ここではそのようなことは言わず、ただひたすら読み浸ります。それが「朝読書」です。担任も自分の読みたい本を一緒に読みます。これが大切ですね。

 今年度は、読書活動が一歩も二歩も前進しました。コロナ禍の学習で本にすぐ手を伸ばす子が増えたように思います。図書館で調べる子も俄然増えました。今年からご家庭に図書バックのご用意もお願いしました。そこには、子供たちのすぐに読みたい本が入っているようにしました。これもとても効果的なようです。

 読書の楽しさ・読書のおもしろさ・読書の奥深さ…たくさん語りたいことはありますが…今は、ひたすら読み浸る時間を、どうぞ。

2021年1月22日(金)
コロナ禍でも働いていらっしゃる方々へ

 第6学年の家庭科の学習です。緊急事態宣言下で調理実習はできません。最後の単元「わたしの気持ちを伝えよう」での学習になりました。お世話になった人に感謝の気持ちを伝えようという学習なのですが、室谷朋子講師は考えました。このコロナ禍でも働いていらっしゃる方々へ手紙を書いたらどうだろうか…と。

 6年生の子供たちに投げかけてみたそうです。子供たちからはこのコロナ禍でもたくさんの働いている方々が出てきました。医療従事者はもとより、バスの運転手さん・宅急便を運ぶ方・お店で働く方々…。緊急事態宣言下でも社会生活を維持するため、働いている方々はたくさんいる訳です。

 これから心を込めたお手紙を書いていきます。実際にお届けし、子供たちの気持ちをお伝えしたいと思います。

2021年1月21日(木)
今日は大寒

 寒い朝でした。登校してくる子供たちも、さすがに寒そうな様子。それでも、元気に挨拶をして校門を通っていく姿は、なんともいいものです。

 昨日から今日にかけての大ニュースは、アメリカのバイデン新大統領の就任式でしょうか。どうぞ分断から連帯への道を歩めますようにと祈らずにはおれません。コロナ禍に人類が打ち勝つためには、地球上の人々が皆力を合わせるしかないのですから…。

 毎週月曜日の朝会講話では、6年生がその話を受けた自分の考えを100文字にまとめて校長室に届けてくれます。今週は2組の順番でした。子供たちの考えに応じて一人一人にメッセージを書くことが、私にとっての子供たちとの心のやりとりになっています。

 今週はアメリカの議事堂乱入を題材に、暴力ではなく話合いでの解決を、そのためには人に流されない自分の考えをしっかりもてる人にという話をしました。子供たちの100文字から一部を紹介します。

◇私は自分の意見をもつことが今まであまりできていなかったので、これからは自分の意見をしっかりもとうと思います。
◇ぼくは暴力などを使わず、今まで学んだことを使い真剣に話し合いたいと思いました。
◇ぼくは乱入ではなく、会話で解決すべきと考えます。

2021年1月19日(火)
「今日も楽しかったなあ。」

 本日は、子供たちの下校風景からです。子供たちの声が聞こえてきそうです。
「今日も学校楽しかったなあ。」って。何を話しているのでしょうね。傍に行って、聞いてみたくなります。

 一つの学年だけではなく他学年と帰るところも、中川東小学校の子供たちの仲のよさを表しているようです。お兄さん・お姉さん、みんなが優しいです。

 このコロナ禍では、ちょっと近づき過ぎでしょうか。明日、気をつけるように伝えようと思います。ご容赦ください。

 明日も、そのまた明日も、楽しい学校生活が続きますように…。

2021年1月18日(月)
「書き初め展」

 本日より「書き初め展」が始まりました。子供たちが書いた力作が廊下掲示板にずらーっと並びました。見応えありです。席書会のときのシーンと静まり返った空間。真剣な表情で筆や鉛筆を運ぶ子供たち。そのときの情景が思い出されます。

 緊急事態宣言発令のため、今年は保護者や地域の方々に見に来ていただけないのが、ほんとうに残念です。どうぞお許しください。その分、校内でお友達同士しっかりと見合って、作品のよさを味わっていきたいと思います。

 字は人を表すと言います。特に毛筆においては、筆遣い等の難しさはありましょうが…私は大きくのびのびと書かれた文字が好きです。その子の心のあり様が伝わってくるような気がするからです。1・2年生の硬筆における丁寧さも立派でした。一画一画丁寧に書けることが、一つの大きな力となっていきますね。

 作品をご家庭に持ち帰ったときに、どうぞたくさん誉めていただけたらと思います。

2021年1月7日(木)
「新年の大凧」

 新しい年の教育活動の始まりです。玄関で子供たちを迎えたのは、畳2畳ほどもある大きな角凧です。地域の金井富夫様(大谷田東自治会)から年末に学校にご寄贈いただいた立派な凧です。創立40周年実行委員会委員長の霜田謙治様が仲介の労をとってくださいました。
 さて、その大凧。新年に登校してくる子供たちの気分を大いに盛り上げてくれました。たこ糸は子供たちの靴箱の方まで伸び、今にも空高く飛んでいきそうな感じなのです。掲示は主事室と事務室の皆さんの合作です。冬休みを終え元気に登校してくるであろう子供たちの、嬉しそうな顔を想像しながら作業してくれました。

 子供たちを見守ってくださる多くの方々。ほんとうにありがとうございます。子供たちは、コロナに負けずに、この冬を、この危機を乗り切っていきます。今後も引き続きの温かいサポートをどうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月11日(金)
「今年の漢字は」

 先日の朝会講話では、「今年の漢字は」という話をしました。毎年選ばれる「今年の漢字」。さて、今年はどのような漢字になるでしょうかと、子供たちに問いかけました。毎年その年の世相を表す漢字が選ばれています。オリンピックの年(2000年・2012年・2016年)は「金」が選ばれていました。昨年は「令」でした。「絆」は2011年の東日本大震災の年でしたね。
 私は、三密の「密」か、大人気の「鬼」かなと予想すると伝えたのです。でも、子供たちの感想を読むと、私の考えをはるかに上回る素敵な発想が…。子供たちに脱帽です。

 〇僕が考えた今年の漢字は「人」という字です。今年は、人と人が支え合う年という意味です。
 〇僕の今年の漢字は「夢」です。夢に向かって羽ばたきたいからです。
 〇私の中では、今年の漢字は「絆」という字です。コロナの中でもできる限り「きらりんピック」の同じチームの友達と絆を深められたかなと思うからです。
 〇「感」です。感染の「感」と感謝の「感」からです。
 〇私は「明」だと思います。この世の中大変だけれど、明るく元気に過ごせば幸せになれると思ったからです。
 子供たちの発想って素敵ですね。

 発表は1212日です。さて、どのような漢字が選ばれるでしょうか。

2020年12月3日(木)
「本気の姿」

  1128日(土)に持久走記録会が行われました。参加児童が全員完走。見事な走りを見せてくれました。私はゴール近くで子供たちの姿を応援していましたが、どの子もなんといい表情でゴールしてくるのだろうかと感動してばかりでした。どの子も走りきったぞ、やりきったという表情なのです。もちろん走り続けることはある意味苦しいことですから、顔をゆがめながらのゴールもありましょう。でもゴールした後のなんとも言えないいい表情は、持久走記録会ならではの姿なのではないでしょうか。

 走りの得意な子も、走ることが苦手な子も、どの子たちにもたくさんのドラマがありました。そして、ゴールの瞬間があります。完走した全員の子供たちに大きな拍手を送りたいと思います。苦しいことから逃げなかったからです。挑戦しているからです。この日ほど「本気の姿」はいいな、かっこいいなと思ったことはありません。

 保護者の皆様・地域の皆様、校庭や公園内でと、たくさんの応援をありがとうございました。皆様の心からの応援が子供たちの背中を押しました。「本気の姿」を引き出してくださいました。感謝申し上げます。

2020年11月27日(金)
「掲示物は学習の成果」

 来週121日(火)からは「個人面談」と「特別授業参観」が行われます。コロナ禍の下で感染防止に最大限に努めながら、かなりの制限のある中での実施となります。しかし、子供たちの学習する姿や様子を少しでもご覧いただければと思います。是非感想もお寄せください。

 さて、その折、是非見ていただきたいものがもう一つあります。それは、各教室廊下壁面に掲示された子供たちの作品群です。それらはすべて、子供たちの日々の学習の成果となっています。個性も光ります。是非、「特別授業参観」の折、また「個人面談」を待っているときに、ご覧ください。

 掲示されているのは、「人権標語」や「図画工作の作品」、きらりんピックで使った「旗」等です。どうぞお楽しみに!

  また、多目的室では「中東きらりんピック2020」のために高学年の子供たちが作成したCMを放映します。こちらも子供たちの生き生きとした日常の活動が感じられる出来となっています。是非ご覧いただきたいです。

2020年11月17日(火)
「創立41周年」

 1111日(水)は、中川東小学校の開校記念日でした。今年は、創立41周年の年となります。例年ですと、開校記念日は学校がお休みになっていました。しかし、今年はコロナ禍における授業数確保のため、通常授業を行いました。ですから、みんなでお祝いの気持ちを共有することができました。給食にはお赤飯も出て、お祝いモードを盛り上げてくれました。

 思い返せば、昨年は「創立40周年」を地域の皆様・保護者の皆様と共に心を込めて祝うことができました。子供たちを主体とした、子供たちのための行事を数多く企画したのが、つい昨日のように思い出されます。心にしみじみと残る素敵な一年でした。

 開校記念日の第1校時に、体育館において6年生が『いのちの歌』を歌ってくれました。昨年度の歌声そのままに、心が洗われるような美しい歌声でした。この歌声をまた多くの方々の前で披露できたらなあと、心から思ったところです。

 そうこうしていましたら、1年生の担任が素敵な物を持ってきました。それは、1年生が「自学」で取り組んだというお祝いカードでした。そこには、「41歳のお誕生日おめでとう!」とのメッセージが、きらりんの絵とともに描かれていました。とっても嬉しい気持ちになりました。この1年生は、昨年度のあの浮き立つような興奮を知りません。それでも、このようなメッセージを家で描いてきてくれたのです。

 周年は節目の年。特別な年ではありますが、特別でもありません。何気ない日々の積み重ねの上に、10年という年月があるのだと思っています。中川東小学校は、創立41周年の今年も、一日一日を大切に過ごし、その歩みを重ねています。

2020年11月12日(木)
「今年だけの感動と喜びを…」

 「今年だけの感動と喜びを全力で届けろ‼」、これは、「中東きらりんピック2020」の
全校スローガンです。「中東きらりんピック2020」が土曜日に終わりました。例年の運動会とは様相が大きく違いましたが、子供たちの心に残る学校行事になったことを確信します。

 ほぼすべてのご家庭の参観をいただき、たくさんの声援に励まされました。子供たちも嬉しかったことでしょう。感染予防のため、各ご家庭1名とさせていただきましたが、開催後のアンケートには、もっと多くの人で応援したかったの声も多く…。気持ちは痛いほど分かります。現時点で精一杯の対応でしたので、どうぞご容赦ください。

 さて、今年度の新しい試みとして、高学年が色別全員リレーに取り組みました。これは5・6年生を混合の4色のチームに分け、25名ずつでバトンをつないだのです。この競技がなかなかの見応えと感動がありました。と言うのも、走ることは得意な子供も苦手と思っている子供もいます。その子たち全員で協力して、バトンをつないでいく競技だったからです。バトンをつなぐためには、作戦も重要です。バトンリレーの練習も大切。さらに、励まし合う心が必要となってきます。
 子供たちは、チームが決まってから、チームの文字を一つ決めました。そして、各チームごとに、その文字を据えた大きな応援旗を作成したのです。入場の際の曲も子供たちが話し合って決めました。教師側からやらされているのではなく、かなり主体的な活動にどんどん変化していきました。当日の競技がまぎれもなく子供たちのレースになっていたことは、ご覧いただいたすべての人の心に刻まれたことでしょう。

 「中東きらりんピック2020」が終わってしまい、ちょっぴり寂しい気持ちもあります。
しかし、学校は次なる活動にまた動き始めています。どうぞ応援し続けていただけましたら嬉しいです。

2020年11月5日(木)
「応援がいっぱい」

 「中東きらりんピック2020」まであと二日…。いよいよです。校内は応援モード満載です。この一週間は、応援団の朝練で毎日の活動が始まりました。コロナ禍の下での活動のため、マスクを着用しての応援団練習。それでも一生懸命に練習に取り組む子供たちの姿は心を打つものがありました。

 水曜日と木曜日の朝は、きらりんピックに向けたCM映像が流されました。56年生の係活動の一つである宣伝委員会の子供たちの手による応援メッセージです。前回の4本に続いて、今回も3本。それはそれは見応えのあるものでした。感動ものです。各学年のの種目紹介に始まり、意気込みインタビュー、教員たちからの応援メッセージ…等、各教室ともに食いつくように見入っている子供たちの表情が印象的でした。否が応でもきらりんピックへの期待がふくらみます。子供たちの表情が生き生きとしています。
 さあ、あとは本番を待つのみ。どうやら天候の心配はしないで済みそうですね。
保護者の皆様の応援もどうぞよろしくお願いいたします。各ご家庭1名しかお呼びできないのが残念で仕方ありません。どうぞチケットをお忘れなきよう。ご来校をお待ちしております。

2020年10月29日(木)
「そこまでの過程を…」

 「中東きらりんピック2020」まであと一週間…。例年に比べて練習時間も極端に少ないけれど、限られた時間の中で子供たちは全力で頑張っています。きらりんピック当日が最高に輝ける日になるように。それが、みんなの願いです。

 本番当日ももちろん大切ですが、実は私たちは、そこに至るまでの過程を大切にしたいと考えています。本番に向けて積み上げていく時間や空間が、何物にも代えがたいと思うのです。
 
 今日も校舎内に、様々な物を見つけました。6年生の教室の廊下壁面には、それぞれの意気込みが掲示されていました。ピロティには、「ソーラン節」で使うのでしょうか。作りかけの旗が…。他の階には、大きなプログラムが置かれていました。今年は学年ごとの入れ替えで、しかも種目数も少ないけれど、それでもプログラムです。他の教室には、当日全員に渡される手作りのきらりんメダルがいっぱいありました。

 保護者の方の参観も各ご家庭1名とさせていただきましたが、当日はどうぞたくさん応援していただければと思います。そして、本番当日に至るまでの子供たちの頑張りにも思いを馳せていただけたら嬉しいです。

2020年10月21日(水)
「きらりん 大活躍‼」

 今年は、創立41周年です。昨年度、創立40周年のマスコットキャラクターとして誕生した「きらりん」が今年も大活躍。今回はその様子をお伝えしようと思います。「きらりん」が誕生したとき、誰がこんなに引き続いて登場し活躍しようなどと思ったことでしょうか。今年も引っ張りだこのタレントのように、あちこちに登場している「きらりん」です。

 ある日、「きらりん」は聖火を掲げて、環七通りを走っているのです。違う日には近所のスーパーマーケットの前を…。117日(土)に迫った「中東きらりんピック2020」の宣伝委員会(子供たちの係活動)によるCM撮りの一場面でした。ある日は、校庭で「きらりん」が全力疾走をしています。また、玉入れをしたり棒引きをしたりと大忙しです。これもCMの一場面。子供たちにこのCMが流されるのは今週の木曜日。きっと「きらりんピック」への期待が大きくふくらんでいくことでしょう。

 今年は、コロナ禍のため、例年通りの「運動会」はできません。でも、それなら、今できることを精一杯というのが、中川東小学校の心意気です。学校の特色とも言えましょう。そこに、まるで人格をもったかのような「きらりん」が一役買ってくれているのです。きっとあと9年間は走り続けてくれるのではないでしょうか。創立50周年に生まれるであろう新しいキャラクターにバトンタッチをする日まで。

 写真は一風変わった「きらりん」。
職員の娘さんが3Dプリンターで作ってくれたそう。すごいですね。

2020年10月14日(水)
「高学年の活躍の場を」

 様々な活動が制限される中、高学年の子供たちのやる気を大切に育てたいなと考えています。委員会活動もクラブ活動も、そして、本校の特色ある教育活動でもある縦割り班活動も、なかなか開始できなかったのが現状でした。でも、少しずつ少しずつ活動が始まってきたのです。高学年の子供たちは生き生きとしています。まるで水を得た魚のように、校舎内を飛び回っています。今までの高学年の姿に憧れ、今年は自分たちの番と思っていたのですから、当たり前ですよね。

 先日、委員会活動の委員長紹介集会がZoomで行われました。代表委員会とマスコットキャラクターきらりんの司会進行で進められた集会。どの委員長さんたちも堂々と自分の思いを語ることができました。立派でしたね。画面を見ている各教室からは自然と拍手が起こったようです。来年度最高学年になる5年生の心にも火をつけました。また、委員長だけが頑張っているのではなく、6年生の教室の廊下掲示には、一人一人の委員会活動にかける意気込みが綴られています。どの子のメッセージも迫力があり、待ちに待った委員会活動をしっかり頑張るぞという意気込み満載でした。

 これからの委員会活動に大いに期待したいと思います。それを見る下級生の姿もいいですね。大きくなったらあのようになりたいと思って見ているまなざしです。

2020年10月8日(木)
「朝の登校風景」

 青空は綺麗ですね。どこまでも高く澄み切っています。特に、秋の空は美しく…。
 
 朝、校門に立って、子供たちと朝の挨拶を交わしていると、いろいろ楽しいことに出会います。挨拶をするだけでなく、できるだけ子供たちと会話を交わせるように心がけています。そうすると、「校長先生、今日は雲一つない空ですね。」とか「私は、昨日うろこ雲を見ましたよ。」なんて、雲だけでもこんなふうに会話が弾みます。

 前日に欠席した子供には、「治ったのね、よかった。」と声をかけられますし、ちょっとした怪我をした子供には「夕べ痛まなかった?」と声をかけられます。学年に合わせて「この間の放送うまかったなあ。」とか「自学ノート、頑張ってるね。担任の先生が誉めてたよ。」などと声もかけられます。

 学級担任ではなく授業も担当しない校長の、子供たちとのつながり方です。学級担任はもっと楽しいことでしょう。私も担任時代は子供たちとのあふれるようなやりとりで、とっても楽しかったのを覚えています。中川東小学校の教員たちも、ふんだんに子供たちとの会話を楽しんでいる様子がうかがえますよ。

 朝の登校風景のおまけです。校門では、子供たちから思いもかけないプレゼントが届くこともよくあります。今の季節なら、「赤くなった葉っぱが落ちていたよ。」と何枚もの紅葉した落ち葉を届けてくれます。また小さな綺麗な花をそっと「校長先生にあげる。」と渡されることもあります。またある子は「折り紙で折ったので、校長先生に。」と小さなプレゼントも。その子供たちの気持ちが嬉しいので、校長室には子供たちからの贈り物がたまっていきます。

 朝の登校風景、とってもいいものです。校門に立って、その思いを深くしています。
このコロナ禍を経て、欠席と遅刻が目に見えて減りました。

2020年9月29日(火)
「初めての全校朝会」

 昨日、今年度に入って初めて「全校朝会」を行いました。空は抜けるような青空、雲一つありません。校庭には304名の全校児童が集いました。今年度に入って初めて、全校児童が揃った瞬間でした。
 全員が揃った光景を目の当たりにして、本当に嬉しさがこみあげてきました。やっと全員が一緒の場に集まることができたのです。もちろんコロナ禍が収束している訳ではなく、子供たちの間隔は校庭いっぱい取れる限り距離をとりました。マスクも着用です。
「皆さんがしっかりコロナ対応をしてきたので、全校朝会ができました。このコロナ禍でもしっかり気をつけながら、できることが増えていくといいですね。」と結びました。

 嬉しかったのは、私たち教員だけではなく…。6年生の感想から紹介します。
〇ぼくも全校朝会ができてとてもうれしかったです!これからも対策をして、少しずついろいろなことができたらいいなと思いました。
〇今日は青空の下で今年初の朝会がありました。6年生のスピーチ、そして、コロナの中行うことができてとても嬉しいです。私はコロナに感染しないよう気をつけるとともに、よいスピーチができるよう考えていきたいです。
〇私はみんなと久しぶりに元気なあいさつができてうれしい気持ちになりました。
〇今まで放送朝会だったので、うれしく思いました。また、下級生もいるので、お手本になるようしっかりと先生方のお話を聞きたいと思いました。
〇校長先生がおっしゃっていたように、今日集まった全員が中東(なかひがし)のメンバーなのでこのみんなをまとめられるような6年生になりたいと思いました。
 
みんなの嬉しさがあふれた朝でした。

2020年9月24日(木)
「中川東小学校の秋」

 暑さ寒さも彼岸まで…の言葉通り、急に気温が下がり過ごしやすい日々が続くようになりました。いよいよ秋本番ですね。月曜日の朝会は2度目のZoom朝会を行いました。初回は私の方も不慣れであたふたしてしまいましたが、今回はその反省を生かし…。

 今回は中川東小学校で感じる秋について話しました。ススキ・柿・蜜柑(みかん)・柘榴(ざくろ)…と意外と秋を感じるものが多くあるのです。それをZoomの画面に一つずつ出して紹介しました。朝会終了後には校長室の前に飾りました。
 きっと子供たちは、もっとたくさんの秋を見つけることでしょう。可愛い1年生が一番秋探しの名人かもしれませんね。ほんとうは抜けるような青空も子供たちに見せたかったのですが。

 来週はいよいよ今年度初めての、校庭における全校朝会を行います。今年度初めて全校児童が一堂に会するのです。なんだかそれを思うだけで胸がつまってしまいそうです。子供たちは元気に日々を過ごしています。その姿が私たち教員の励みです。

2020年9月16日(水)
「秋の陽射しの下で」

 一日一日、季節が秋に移っていくのを感じる9月前半でした。空も高くなり、秋空がどこまでも澄んでいるような感じです。子供たちの活動も充実しています。そんな姿を見守る教員たち。看護当番の日誌より抜粋しました。

《看護日誌より》
91日(火)
 今日は比較的涼しく、夏の終わりを感じる一日だった。9月にもなりコロナへの危機感が薄れてくるであろうと思うので、今一度注意喚起・対策をしっかりしていきたい!

94日(金)
 今週も暑さの続く一週間となったが、外遊びのできる日は元気に外遊びをしていた。校内だけの作品展だったが、作品展示も終わった。夏の思い出を全校で見合うことができて、よかったと思う。保護者の方々にはホームページを通して伝わっていけばと思う。

99日(水)
 今日は終始気温の高い一日だった。校庭で20分休みに遊べない中、教室での安全な過ごし方についても、今一度声かけをする必要がある。「開かれた学校づくり協議会」さんからいただいたスペンサーも大切に活用していきたい。

911日(金)
 先週の金曜日に委員会活動の第一回目があり、放送委員会は休み時間に原稿読みの練習や放送機器の使い方について学び、責任をもって準備を進める様子が見られた。少しずつ活動が動き始めているのを感じた。

914日(月)
 今日は初めてのZoom朝会があった。始まるまでバタついたが、教室の子供たちはとても楽しみにしていて拍手が起こった。やはり声だけでなく姿を見ながら表情を見て聞く方が伝わりやすいなと感じた。これから様々な場面でZoomを使っていけたらと思えるような新しい日常でした。

2020年9月9日(水)
「待ちに待った委員会活動」

 今日は99日、重陽の節句(ちょうようのせっく)の日です。給食には「菊花和え」が出て、黄菊を味わうことができました。食で季節を感じることができるのは、和食のよさですね。

 さて、先週の金曜日、今年度の委員会活動が始まりました。やっと、やっとです。最高学年である6年生の子供たちは、どんなにかこの日を待っていたことでしょうね。なるほど、どの委員会活動の教室でも委員長・副委員長・書記決め等の組織づくりや活動計画づくりに熱心な話合いが行われていました。
 よりよい学校を作るために意欲的な活動を期待したいと思います。今年度はコロナ禍の下での活動ゆえ、制限される部分もあるかもしれません。それならなおさらのこと、例年にない活動を創造したいものです。
 月曜日の朝、玄関に並んでいる6年生の子供たちと話しました。どの子もやる気満々の様子がなんとも微笑ましかったです。56年生の活躍を楽しみにしていますよ‼

2020年9月3日(木)
「授業の工夫~音楽と図画工作~」

 コロナ禍の下での授業には、様々な工夫がされています。音楽はまだ十分な歌唱指導ができない状況です。歌うことで口から飛沫が飛んでしまうからです。とは言え、マスクをしたままでは、歌声もなかなか届きません。しかし、そのような状況下でも、何か工夫をして、子供たちと学習を深めたいと考えている教員たち。

音楽専科の村越教諭は各学年の教室での歌声を録画・録音して、他の学年の教室でコラボをすることを考え出しました。そのアイディアを聞いた時には、すごいアイディアだと私はうなりました。中川東小学校の子供たちの歌声は、とてもきれいです。昨年度の創立40周年では、年間を通して歌い続けてきました。声を重ねると自然と心も合わさっていきます。それがなんとも心地よかったのです。一日も早く全校児童の歌声が響き渡る日が来てほしい、それが私の一番の願いです。

 図画工作では、9月より図工室での学習を始めました。図工室の机は対面になっているため、間にビニールの仕切りを作成しました。これで図工室での学習が可能になりました。主事室の皆さんの力作の仕切りです。さて、子供たち、やっぱり画材や道具がふんだんにある図工室での授業は格別の様子です。昨年度の展覧会では、体育館に素晴らしい空間を創造した図工専科の西川教諭。本日は3年生の授業で『よく観て描こう~くつ~』の単元。子供たちは自分のお気に入りの靴を丹念に見て、割り箸と墨汁で一心に描いていました。個性あふれる作品たちになっています。

 制約の多い日々ですが、物は考えよう。教員たちは様々な工夫を凝らして、子供たちとの学びの時間の充実に努めています。

2020年8月28日(金)
「止めよう差別の感染 広めよう感謝の心」

 今回の新型コロナウイルス感染症に関して、各学級とも発達段階に応じて心のあり方について学んでいます。タイトルは「止めよう差別の感染 広めよう感謝の心」です。この機をとらえて、今まさに子供たちと考えていきたいことでした。一回のみならず、何回でも何回でも心に染み入るように深く考えていきたいと思います。
 さて、子供たちの反応です。子供たちの心は素晴らしいと感じました。授業後の感想のすべてが、直球で私の心に届きました。ど真ん中のストライクです。一人一人の言葉は違くとも、すべての子供たちの思いが伝わってきました。大丈夫だと確信しました。その一部を紹介します。

《あなたならコロナウイルスの危険と戦っている人たちにどのような言葉を届けますか
◇本当にありがとうございます。コロナのせいで仕事が辛く大変になったと思います。自分ももしかすると感染してしまうかもしれないのに、毎回一生懸命私たちのために働いています。私たちができることは、手洗い・うがいなどをしてコロナをやっつけていきたいです。身体に気を付けながら、コロナと戦ってください。
◇医療従事者の皆さん、見えない敵と戦っていて、そして、感染した人を死にもの狂いで一生懸命に治してくれてありがとうございます。僕たちもできる限りのことはして、少しでも力になれるように頑張ります。

《この授業を通して、自分の考えたこと・思ったことを書きましょう》
〇コロナは誰かのせいではないから、どうしようもないけど、予防をすることはできる。手洗い・うがい・マスク・ソーシャルディスタンスなどをしっかりしてコロナに罹らないようにします。かかってしまった人を絶対に差別しません。コロナより差別をされる方が絶対に怖いと思っていると思います。
〇私たちの周りでコロナウイルスと戦ってくれている人がたくさんいることを知りました。私たち全世界の人たちでコロナウイルスに勝ちたいです。戦っている人たちへ感謝の気持ちを忘れずに手洗い・うがいなどをしっかりとしていきたいです。
〇今までコロナをちょっとだけ怖いと思っていました。でも、今日その後にされる差別の方が怖いと思いました。別にそのなった人はなりたくてなった訳ではないのに、そこまでされてしまうのが不思議で悲しかったです。
〇いつも僕たちが遊んでいるときも頑張っている人がいるので、その人たちのことを思いながらコロナ対策をしていきたいと思います。そして、これからも続けていこうと思いました。コロナは止められないけど、差別は止められるので気をつけていこうと思います。

2020年8月11日(火)
「夏休み直前…心の動いたこと」

 今年は短い夏休み…それでも、子供たちには楽しみな夏休みのことでしょう。ものすごい暑さが続いていますが、熱中症に気を付けながら充実した夏休みをお過ごしください。

 さて、夏休みに入る前にいくつか心が動くできごとがありましたので、お伝えしたいと思います。

86日(木) 8:15   広島に原爆投下
 75年前に原爆が投下されたと同じ時刻815分に、全校児童で黙祷を捧げました。例年ですと、この時期に子供たちの登校はありません。私も教師生活で初めての経験。朝、登校してくる子供たちに尋ねると、「知ってるよ。原爆の日。」「テレビでやっていました。」等、思っていた以上に知っている子が多く、なにかほっとする思いでした。

86日(木)お昼の放送にて
 給食最終日のこの日の放送は、異動された先生方からのメッセージでした。事前に放送担当が準備していた模様。メッセージを聞いて、泣き出してしまった子供たちもいたとのことでした。離任式ができなかっただけに、子供たちの思いもあふれてしまったのでしょう。離れた先生方はいつまでも子供たちのことを見守ってくださると思います。

86日(木)16:00   登下校見守りボランティアの皆さんへ感謝の会
 学校再開に伴って、保護者・地域の方々に登下校ボランティアを募りました。多くの方々にご協力いただき、子供たちは安全・安心に登下校することができました。その感謝の会を開きました。「子供たちの顔がよく見えるようになった。」「子供たちと会話が弾んで信号を待たせてしまうことも…。」等、微笑ましいエピソードも聞かれました。

2020年7月28日(火)
「OJT研修~新型コロナウイルス感染対策の遊び~」

 今年度第1回目のOJT研修が行われました。テーマは「新型コロナウイルス感染対策の遊び」。講師は田中英恵主任教諭。教員の参加は自由ですが、今回は12名の教員が参加しました。熱く心が動く時間が過ぎていきました。
 
 学校では61日からの分散登校を経て、622日から正式に通常登校が始まりました。3月からの3ケ月あまりの休校期間はあまりにも大きく、その空白期間の学習を積み残さないよう、学校は懸命の努力をしています。子供たちも懸命についてきてくれています。
 
 中川東小学校では、この休校明け、子供たちに学校って楽しいなあ、学校で学ぶってこういうことなんだと思ってほしいと願い取り組んできました。学習の遅れを取り戻すことだけに汲々とすることなく、友達と学校で学ぶ楽しさを思い出してもらう授業を心がけました。人とつながるための、楽しい集団づくりのヒントがあふれる今回のOJT研修でした。コロナ禍でもできる人とのつながり方をたくさん学べました。参加した教員は皆すぐに実践してみたいと思ったことでしょう。
 
 資料として、研修の最後に高島憲也教諭が「アイスブレイク・教室遊び~その場で、できるだけ声を出さずにできる~コロナ対応バージョン」を提供してくれました。

2020年7月27日(月)
「道徳通信『ひだまり』の発行」

 713日(月)に道徳通信『ひだまり』第1号が発行されました。本校道徳教育推進教師、前田康介教諭の作成です。この通信には、子供たちの心を育てることを地域・保護者の皆様とともに考えていきたいという学校の願いがこめられています。月一回の発行で、今後各学年の取り組みが紹介されていく予定です。是非楽しみにしていらしてください。
 
 心を育てるという営みは、学校だけでできるものではありません。ましてや一朝一夕にできるものでも、もちろんありません。各ご家庭としっかり手を携えて進んでまいりたいと思います。このようなコロナ禍だからこそ、なおさら…。

 HP各種おたより欄の「道徳通信」に保存されていますので、カラー版もご覧くださ

2020年7月16日(木)
「ありがとうの言葉」

 今週の放送朝会では、「ありがとうの言葉」という話をしました。内容は、以下のようなものです。

 子供たちの登下校見守りボランティアのあるお母様から、子供からお礼を言われてとても嬉しかった旨のお話をいただきました。いつものように旗を振っていると、45年生位の女の子が「いつもいつもありがとうございます。」と言って通り過ぎていったというのです。それがとっても自然だったそうです。そして、そのお母様はとっても嬉しかったそうです。心が温かくなったそうです。それを聞いた私も嬉しくなりました。
 話の後半では、「『ありがとう』という言葉は、人の心を温かくする力があるのですね。あらためて思いました。いくら言ってもいい言葉のような気がします。ためらうことなく使いたい言葉ですね。他にどのような場面で使えそうか、考えてみてください。」とつなげました。中川東小学校の子供たちですから、「ありがとう」という心のこもった言葉を使う場面をたくさん考えることだと思います。
 
 毎日元気に学校に来てくれてありがとう‼

私は、この言葉を子供たちに伝えたいと思います。

2020年7月10日(金)
「雨の日は…」

 九州・中部地方で豪雨災害が広がっています。東京も長く長く雨降りの日が続いています。子供たちは梅雨の晴れ間を見つけては、校庭に飛び出していく姿が見られます。学校図書館では、「かきごおり読書月間」が始められました。うん?何か聞きなれない言葉。そうです。例年ですと、「あじさい読書月間」なのですが、休校期間が長引いたため、ずれこんでしまいました。実施しないという案もあったのですが、休校期間を経て子供たちの読書熱が高まり、実施しない手はないと考えました。季節感がそぐわないので「かきごおり読書月間」と変わった次第です。学校図書館の廊下には図書館支援員の谷口莉子先生が素敵な掲示物を作ってくださいました。(写真をご覧ください。)

 雨の日の教室を巡っていると、子供たちの様々な姿を見ることができます。1年生の教室では、習いたてのひらがなを使って「おもったこと」を書いていました。まだ「たのしかった。」「おもしろかった。」等の一文ですが、この思いがこの後どのようにふくらんでいくのか楽しみになります。同じとき、6年生の教室では、道徳の授業「自分らしく」で、それぞれ自分の感想を発表していました。「これは命にかかわっている。」「自分の道は自分で決める。」等…深く考えるものだと感心しました。さっき見たあどけない1年生も、きっとこのように深く考える6年生に育っていくのだろうなと思いました。

 雨の日は少々鬱陶しくはありますが、考えを深めるのにはよいのかもしれません。

2020年7月7日(火)
「七夕の願いごと」

 今日77日は七夕の日です。校舎内には、子供たちの作った願いごとがいっぱい飾られています。子供たちは今年どのようなことを願ったのでしょうか。廊下の掲示物から願いごとを集めてみました。

☆ともだちがいっぱいできるように。(1年)
☆やさしい子になりたいです。(1年)
☆みんながしあわせになってほしい。(2年)
☆早くコロナがおわりますように。(2年)
☆早く全員でいっしょに遊べますように。(3年)
☆毎日楽しい学校生活がおくれますように。(3年)
☆コロナウイルスのくすりが早くできて、友達といっぱい遊べますように。(4年)
☆家ぞくがいつでも元気で笑顔でいてほしいです。(4年)
☆コロナが早く終息しますように。(5年)
☆みんなが平和にくらせますように。(5年)
☆もう休校なしで卒業したい。(6年)
☆今年はしっかりと卒業式ができますように。(6年)

 今年は例年とちょっと趣が違い、やはりコロナ禍の影響が見え隠れする願いごとになっているようです。さらに言えば、子供たちの学校生活への願いが短冊に託されているようにも感じました。

 一日も早く元通りの学校生活が戻ってきますように…。 
まだまだ続くこの状況下でも、子供たちの笑顔がたくさんたくさん見られますように…。
私たち教員は皆そのように願っています。

2020年7月2日(木)
「6年生のスピーチ」

 今週から、お昼の放送で「6年生のスピーチ」特集が始まりました。毎日三人ずつの登場です。これが実に見事なのです。言葉がしっかりしていて、聞く者の心にメッセージがまっすぐ伝わってきます。取材した内容を自分の言葉で原稿にしているので、とても分かりやすい内容になっています。それぞれの語りも素晴らしく上手です。

 思えば、昨年度の6年生の表現力も素晴らしかったです。今はコロナ禍の状況で、そのような中にあっても子供たちの輝く場をということで、給食中のスピーチ紹介となりました。現在の6年生にもきちんと最高学年のイメージが伝承され、放送を聞く下級生たちに最高学年の姿を示してくれています。なんだか心の底からほのぼのとしてくる給食時間となっています。

 題材も「中川東小の先生方」なので、子供たちは食いつくように聞いています。
 今日は『いのちの歌』も流され、一年前の周年行事が子供たちの心に根づいているのをあらためて感じる時間ともなりました。

2020年6月26日(金)
「工夫しながらの授業展開」

 622日(月)から通常登校が始まって一週間。きわめて順調に学校生活が繰り広げられています。各ご家庭での子供たちの声やつぶやきはいかがでしょうか?どのような会話がされていますか。

 今週は、さすがに梅雨とあり、雨の登校日が多くありました。子供たちは、玄関や校庭に友達との距離をとって上手に並び、傘をたたんで、それぞれの入り口から校舎内に入っていきました。それぞれの教室でそれぞれの学年が、どのような学習をしていたかは、HP(ホームページ)「学校日記」や学校だより・学年だより・学級だよりでどうぞお読みください。子供たちの生き生きとした表情や息づかいが伝わっていくはずです。

 今日は、その中から第3学年の授業を紹介します。第3学年は社会の学習で屋上に出て、学校の周りの様子を東西南北見渡したそうです。子供たちにとっては、普段見慣れている景色を、上からの視線で眺めた訳です。それはそれは新鮮だったことでしょう。この界隈を自分の縄張りとして遊んでいるのです。一緒に遊んでいる友達も一緒に屋上から眺めている訳です。興奮するのは無理もありません。当然の思いとして、「実際にみんなで歩いてみた~い!」の大合唱となりました。密を避ける授業を心がけなくてはならない現状。さて、担任二人は子供たちのその願いをどのように叶えてあげるのでしょうか。是非その後の顛末は第3学年の子供たちに聞いてみてください。

令和2年度 6月②朝会講話(6月22日)
「全員がそろいました‼」

 622日(月)いよいよ通常登校が始まりました。全員が揃った教室へ、放送にて朝会講話を送りました。子供たちの心にメッセージが届くといいです。



 おはようございます。やっとこの日が来ましたね。教室で全員が揃う喜び…。周りを見回してみてください。これが、あなたの教室です。これが、あなたの友達です。そして、あなたの先生です。どうぞよろしくの思いがわき上がってきますね。

 新しい一歩、新しいスタートです。何より全員が同じ教室に揃った嬉しさをかみしめて、新しい学校生活をスタートさせていきましょう。1/3では味わえなかった楽しさが、喜びが、3倍となって返ってくるでしょう。

 これからはコロナと上手につき合っていかねばなりません。マスクをするのは、自分自身と他の人たちへの思いやりです。人との距離を上手に保つのも、自分と友達を守ることにつながります。手を石鹸で洗うことも自分を守ることになりますね。

 そして、今の時代は、コロナに誰が罹ってもおかしくない時代です。ですから、中川東小学校のよい子の皆さんにお願いします。コロナに罹った人たちに差別・偏見の心をもつことは絶対にしないでください。また、コロナを治すために、治療にあたっている医療従事者の方々に対しても同様です。中川東小学校の皆さんは心がきれいだから、きっと大丈夫ですね。

 さあ、今日から楽しい学校生活を始めましょう‼ これで、お話を終わります。

学校再開第15日目(6月18日)
通常登校開始へ

 学校再開第15日目。通常登校開始の日がいよいよ来週の月曜日に迫ってきました。やっと全校児童が揃うことになります。ここまでの月日の長かったこと…そして、この日をどんなにかみんなで待っていたことでしょうか。子供たちのワクワクする気持ちも伝わってきます。

 6年生の女の子は、自分の教室を眺めて「ここが私たちの教室になるのかあ。」という感想を漏らしたそうです。三分割登校のため、ずっと他の教室で学習してきました。そうですよ。月曜日からは、ここがあなたの居場所になります!この教室で学校生活を始めていきますよ。そのようなことを担任と思いを同じくして、その子に伝えたくなりました。

 5年生の学級通信には、通常登校になるワクワク感があふれていました。どの子のコメントからも、友達と勉強したり遊んだりすることをとても楽しみにしている心情が伝わってきました。何人かのコメントを最後に紹介します。
 ☆やっと全員がそろう!みんなが仲良くて、楽しいクラスを作っていきたい!
 ☆やっと、クラスのみんなで勉強できるようになるからうれしい!
 ☆みんなの考えや意見を聞けるから、勉強がどんどん楽しくなりそう!
 ☆やっと、みんなと学校生活が送れる!うれしい!

 早く22日のその日が来ますように……。

学校再開第12日目(6月15日)
消毒

   
 
 学校再開第12日目。今回は感染拡大を防止するための取り組みについて紹介します。写真は、授業後や子供たちの下校後に教職員が消毒作業をしている姿です。分散登校中は、ほとんどが自分の教室の自分の机が居場所となっていますが、それでも特別教室等を使用したときは、子供たちが入れ替わるごとに消毒を行っています。(右側の写真は第6学年が理科室を使用した後の消毒作業です。)更衣室等も然りです。これが毎回結構時間を要する作業ですが、丁寧に隅から隅まで拭き取っています。今は、使用後の消毒が感染予防につながるものと信じ、毎日子供たちが下校した後に行っています。

 トイレや手洗い場の床には、ソーシャルディスタンスを取るためのステップを貼り付けました。子供たちに分かりやすいように、足形のマークです。子供たちはこの上に上手に乗って、距離を保ちながら順番を待つ姿が見られます。

 保護者や地域の方々が来校した際には、2階職員室前に検温チェック場を用意しています。来校して校内に滞在される方には、ここで検温と手指消毒をするとともに、ノートに記名をしていただくことになっています。しばらくは煩わしさが伴いますが、子供たちを、また来校された方々自身も、さらには再開されたばかりの学校生活を守るためと、どうぞご理解ください。ご協力をよろしくお願いいたします。


学校再開第9日目(6月11日)
学びの工夫

 
 
 学校再開第
9日目。今回は分散登校中に本校で行っている「学びの工夫」をお知らせします。教室に全員が揃えないのは、とても残念なことですが…教室に1/3しかいない点を逆手にとって、様々な工夫を行って学習を進めています。その中のいくつかを紹介しましょう。

 その1 きめ細かな支援

 各教室には一人から二人の教員が入っています。子供たちが提出する二日分の学習課題を確認・添削する教員。前に立って授業を進める教員。役割に応じて全教職員で動いています。子供たちにとっては、放課後の「花丸教室」を受けているような手厚さなのではないでしょうか。教員も教室内の子供たちの間を何回も見て回って、適宜指導を入れることができています。今回の1/3登校の副産物のような感じでしょうか。

 その2 教科担任制

 3年生以上は、分散登校中の3週間、教科担任制を敷きました。担任は国語と体育、算数は二人の習熟度別担当教員、社会と理科は他学年の担任(5年なら6年、6年なら5年の担任)が担当しました。教員側からすると一日6時間同じ授業をするのですが、教室によって反応は全然違うという手ごたえをもったようです。6時間もすれば授業の進め方も研ぎ澄まされていきます。深い教材研究ができるのも利点です。実際、熱のこもった授業が展開されていました。

 その3  国語と算数の補習

 6時間の内の1時間はプリント学習を進めました。国語と算数を中心に補充的な学習です。他の時間に学習した内容のテスト等もこの時間に行っています。担当は音楽専科や特別支援教室の教員が担当しています。一日の学習の理解の積み残しを少しでも解消できるように配慮しています。

 子供たちはどの子も落ち着いて学習に取り組んでいます。集中して取り組んでいます。一日も早く学校で学ぶリズムを取り戻してほしいなと願って、過ごす日々です。

学校再開第6日目(6月9日)
学校の楽しさを

 
 
 学校再開第6日目。分散登校も第2クールが終わりました。第2クールからは、6時間授業の簡易昼食あり。休校期間が長かった子供たちには、一気に学校生活が始まったぞといった印象でしょうか。下校のときの子供たちの様子を見ると、疲れたでしょうになにかニコニコしているといった感じなのです。特に、簡易昼食なれど、教室で食べた久しぶりの昼食には大満足だったようです。
 体育の授業も急に暑い日の中での実施となりましたが、汗をたっぷりかいて、満足気な子供たちでした。1コマすべてを使わず、子供たちの様子を見ながら、途中で水分補給と休憩を入れながら、担任たちが上手に授業を進めていました。

 この写真は、ある教室の担任の机上にあったシロツメクサの冠です。休み時間にシロツメクサを摘んで冠にしたのでしょう。そして、担任にプレゼントしたのでしょうね。
このような温かい交流を大切にしながら、ゆっくりじっくり楽しい学校生活を再開しています。次の登校日には何が起こるかな?ワクワクして登校してきてくださいね。

学校再開第3日目(6月4日)
お帰り、子供たち‼

 学校再開第3日目。今日で分散登校による全学年の登校が一回りしました。どの学年にも共通していたのは満面の笑顔でした。下校時に「学校楽しかった?」と問うと、「楽しかった!」との答え。「何が楽しかったの?」と重ねて問えば、意外と「勉強。」と答えた子の多かったこと。久しぶりの学校での学び・友達との学びは、格別のことだったようです。その反応を聞いた教員たちも、また嬉しそうな表情を見せました。

 休み時間は、玄関・靴箱の密集を避けるべく、時間差で校庭に飛び出ていきました。友達との距離を取りながらの遊びはなかなか難しいものです。でも、子供たちはいろいろ工夫して遊んでいました。「エア鬼ごっこ」なる新種の遊びも登場。子供って考えるものですね。ただただ走るだけでも、友達が傍にいるとほんとうに楽しかったようです。また時間差で校舎内へ。ステップを貼ったトイレ・水道に上手に並んでいました。

 なんとかいいスタートが切れたかな。明日からは、簡易昼食の始まりです。

休校第53日目(5月29日)
最終回

 6月1日より、いよいよ学校再開です。やっとこの日に辿り着きました。まだまだ予断を許さぬ事態ですが、学校に子供たちが戻ってきます。

 「休校第1日目」を書いたのは、3月2日。タイトルは「あまりにも突然に…」でした。もうあれから3ケ月が経とうとしています。長い長い3ケ月でした。

「休校第1日目(3月2日)」より抜粋

…驚きと不安と落胆に近いような、なんとも言えない空気が職員室中に流れました。…
        ( 中 略 )
…本日、休校1日目です。誰も登校して来ない学校はひっそりとしています。教員は全員出勤しました。子供たちがいてこその学校と、誰もが思った本日です。…

 この先どのような展開になっていくのか分かりませんが、ひとまず「校長室から」~休校バージョン~は最終回です。毎回お読みいただき、ありがとうございました。

休校第52日目(5月28日)
看護日誌から(3)

今日は、教員たちの思いを伝える第3弾です。職員室の日直の日誌「看護日誌」に記された教員たちの率直な声…。教員たちのメッセージととらえ、今回もお読みください。

≪看護日誌より≫
4月27日(月)(米山)
 休校14日目。本日は午前と午後で学校図書館の貸し出し日になっており、午前10時から続々と子供たちが来ていた。子供たちは自分の読みたい本をじっくり考えながら選んでいた。学校再開に向けて、学校全体で臨機応変に対応していきたい。

4月30日(木)(丹澤)
 高学年の出勤日。休校延長か学校再開かが見え始めた中、子供たちの学びのため、様々な想定で準備が進められた。一致団結しての課題づくりでスムーズに終了。やはり誰かのためになる仕事はやっていてやりがいがある。

5月14日(木)(栗原)
 本日は高学年と副担任の出勤日。5月18日(月)に配布する課題の準備をしたり、提出された課題に目を通したりした。自学ノートでは苦手科目の復習や疑問に思ったことを調べまとめており、休校中も歩みを止めず前進しようという子供たちの思いが伝わってきた。

5月18日(月)(兵藤)
 2回目の分散登校日。2回目ということもあり、子供たちも慣れてきたようで、前回より緊張はほぐれ、たくさんの笑顔を見せてくれてとても安心しました。早く子供たちと生活できる日が来ることを願っています。

5月26日(火)(小泉)
 本日は低学年担任・副担任の出勤日。緊急事態宣言解除。学校現場は6月から再開する学校生活に求められる対応に子供たちも教員も疲弊しないことを願う。そして、取り戻すのではなく、今の子供たちを受け入れて進んでいくことが大事だと考える。

5月27日(水)(長谷)
 本日は中学年担任・副担任の出勤日。担当クラスの確認や課題の作成を行った。簡易昼食についても話し合われた。緊張感が高まってきたが、児童の安心安全の確保とともに楽しさを感じてほしい気持ちもさらに高まってきた。よりよい環境へ準備していきたい。

休校第51日目(5月27日)
ほんとうは鋸南から…

 5月27日、今日は予定通りであれば、5年生が「鋸南自然教室」から戻ってくる日でした。高学年になって初めての宿泊行事を終えて、たくさんの思い出をお土産に帰途についていたはずでした。今年度はコロナ対応の関係で、現時点延期となっています。
 その他にも多くの行事が中止・延期の運びとなっています。たくさんの残念な気持ちを抱いて、子供たちは過ごしているのだろうなあと想像しています。私たち教員もどうすることもできないもどかしさにどっぷり浸かっている状態です。

 とは言え、6月1日からいよいよ学校再開です。通常とはほど遠い状態ではあっても、学校が始まります。三日に一度の登校です。自分の学年の登校日には、8時5分から15分の間に元気に登校してきてほしいと願っています。二日間また家庭学習をしたら、登校です。二回目の登校日からは簡易昼食も出ます。午後の授業も始めます。教室には三分の一の友達しか入れませんが、先生と友達と教室で学ぶ時間が始まります。あの楽しかった感覚がきっと戻ってくるはずです。今しばらくはこの状態で頑張るしかありません。みんなで頑張っていきましょう?

休校第50日目(5月26日)
いよいよ学校再開へ

昨日、緊急事態宣言全国解除が安倍総理大臣より正式表明されました。いよいよ学校再開です。やっとこの日が来ます。なんだかお腹の底からふつふつと喜びが沸き起こってくるような感覚を覚えます。まだまだ規制のある中での学校再開となりますが、何はともあれ子供たちの登校を待つことができます。子供たちには、学校の楽しさをたくさん感じられるように、教職員一同全力を尽くしていきたいと思います。

 さて、以前にもHPで書きましたが、学校はまさしく「三密」の場です。友達と学んでいて楽しければ「何? 何?」と頭を合わせてくる…休み時間に楽しければみんなが集まってくる…発表したいことがあればつい大きな声にもなる…みんなで合唱する楽しさ…学校行事や集会の楽しさ…それらは学校生活の醍醐味です。

 しかし、しばらくはそれらと遠いところで「学び」を続けるしかありません。教室に入るのは学級の1/3の人数にします。子供たちは三日に1回の登校の勘定になります。グループ学習はできないので、ひたすら前を向いての授業にならざるを得ないでしょうか。

 でも、学校再開です。いよいよ学校が始まります。コロナ感染拡大への最大限の予防を行いながら、丁寧に学校生活をスタートさせていきます。保護者の皆様、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

休校第49日目(5月25日)
緊急事態宣言解除へ

いよいよ東京都も緊急事態宣言解除の模様です。本日午前中の専門家への諮問で了承されれば、本日夕刻の安倍総理大臣の記者会見へとつながる予定です。明日のHPでは、さらに確固たる方向性が示されたことを受けた情報発信ができるものと期待したいです。
 
 学校現場としては、長い長い3ヶ月間であったと思います。誰も経験したことのない危機管理下の3ヶ月間……。学校に来ることができない子供たちのことを思い浮かべながら、学習課題を作成し、健康状態を把握し……。今できることを精一杯やろうとの教職員の共通理解で取り組んできました。でも、それもそろそろ限界のような気がします。
 学習課題を確認し、新しい学習課題を渡すだけでは、いくら心をこめても限界があるような気がしてきています。一日も早く子供たちの反応を受けながら確かめながら授業を進めたいものです。子供たちの学びを支えたいものです。そして、学校の楽しさを存分に味わわせてあげたいと思います。

 今しばらくは、規制のある生活が続くことでしょう。でも、それでも学校再開です。
 待ちに待った学校再開です。この喜びを今後のエネルギーにつなげていきたいと強く思っています。

 各ご家庭にはたくさんご協力をいただきました。いつもなら学校でやるべきところのものを、各ご家庭においてご協力をいただき、今日までやってまいりました。お母さん・お父さん・おばあちゃん・おじいちゃん・お兄ちゃん・お姉ちゃん…ご家族の皆様、ほんとうにありがとうございました。とても大変だったでしょうが、普段できない貴重な経験や時間の過ごし方もあったのかもしれませんね。

 ほんとうの意味でのコロナ収束の日まで、気を緩めることなく、健康管理を続けてまいりましょう。6月からは子供たちのこぼれるような笑顔がたくさん見られますことを。

休校第48日目(5月22日)
学校図書館へ行こう(第4回目)

 休校期間中の学校図書館の取り組みも順調に進んでいます。本日は、第4回目の開催。59名ものお友達が本を借りに来てくれました。きちんとルールを守って、本を返し再び借りていく姿に、子供たちへの愛おしさのようなものを感じました。兄弟で揃って来るご家庭もいくつもあり、それはまたそれで微笑ましい姿でした。この試みで本を借りに来ている子供たちは、きっと「本好きの子」に育っていくにちがいありません。「本にすぐ手を伸ばす子」に育っていくでしょう。本をたくさん読んで、心を豊かにしてくださいね。
 
 ちなみに第1回目からの来校児童数です。
第1回目 4月27日(月) 23名
第2回目 5月 1日(金)   30名
第3回目 5月15日(金) 61名
第4回目 5月22日(金) 59名

休校第47日目(5月21日)
関西圏、解除なるも

 本日、大阪府をはじめとする関西圏は緊急事態宣言が解除の運びとなりました。東京都を中心として関東圏一都二県と北海道は、解除ならず、今しばらくの我慢となりました。予定通り61日(月)の学校再開に向けて、着々と準備を進めていきます。

 現在のところ、区から出されている方針では、以下の通りの対応となります。現時点においては、学校はその方針の則り、学校再開の準備を進めています。学校メールでもお伝えしましたが、急なお知らせで混乱が生じることを避けたいので、事前にお知らせしたところです。また、急な変更がありましたら、すぐにご連絡します。詳細については、子供たちの分散登校日525日(月)にお手紙を配付いたします。そちらをよくお読みください。

61日(月)学校再開の場合】
〇最初の3週間は各学級3分割とする。(児童は3日に1回の登校となる。)
〇最初の3日間は4時間授業
〇第4日目からは簡易昼食の提供あり。(学年に応じて5・6時間授業へ)
〇本校では、各学年同日の登校日とする。
 ※第1学年のみ担任との関係性を重視して、他学年とは違う形式で行う。
 ※第2学年以上は教科担任制をとって進めていく。
〇各学年6月最初の登校日は、学校メールとお手紙(525日配付)の通り

 以上、現時点での情報提供です。どうぞよろしくお願いいたします。

休校第46日目(5月20日)
夏の甲子園中止

 夕刻、とってもショッキングなニュースが飛び込んできました。「夏の甲子園中止」の報です。甲子園大会に向かって、日々白球を追ってきた高校球児たちの落胆ぶりやいかばかりでしょうか。テレビの画面には、うなだれたり涙ぐんだりする高校生たちの表情が映し出されていました。そのような高校生たちに、監督や指導者はどのような言葉をかけるのだろうか。とても興味をもちました。心に残った言葉を記します。

 〇試練があるとき、人は試される。
 〇大人が道を示し、共に歩んでいきたい。
 〇人生はチャレンジの連続
・・・・・・・・・・・・・・・
この辛い経験が今後に生きますことを祈りたいです。
でも、きれいごとではすまない、心の中にあるドロドロした葛藤を思いながら…。

休校第45日目(5月19日)
三通の手紙

 人に会うことができず、もはや連絡手段もメール等に頼りっぱなしのこの頃です。顔と顔を合わせての人とのつながりも難しくなっています。そのようなところに、立て続けに三通の手紙が届きました。もちろんすべて手書きです。それが、妙に嬉しく、心がぽっと温かくなりました。
 
 一通は保護者の方からでした。「大変な時期だけれど、この機会を逃さず子供との時間を大切に過ごしていきます。」と書いてありました。ふだん忙しそうなそのお母さんの姿を思い浮かべながら、この期間子供たちはどんなにか嬉しいだろうなあと思いました。
 もう一通は子供からです。「早く学校に行きたいです。校長先生に会いたいです。」と書いてありました。担任へも同じ手紙を書いてくれたようです。私にまで……嬉しくなりました。
 そして、三通目。それは、かつての教え子からの手紙でした。同窓会か何かの関係から探しあてて、手紙を書いてくれた様子。27年ほど前に教えられたと書いてありました。字をとっても丁寧に書く頑張り屋さんの女の子でした。負けず嫌いだったな、なんて…。
今や37歳の二児の母親とのこと。当時、私は新米の教員。きっと頼りない教員だったことでしょう。彼女の1年と3年のときを担任しました。懐かしくなってペンを執ったと書いてありました。「このような大変な時期だからこそ、伝えたくなって。」と。

 私がどんなにこれらの三通の手紙に励まされたか、ご想像ください。大変なときだけれど、いいことありますね。人と心がつながるって、ほんとうに素敵なことです。

休校第44日目(5月18日)
分散登校 第二回目

   本日は、分散登校第二回目でした。学年ごとに時差をもって、子供たちは登校してきました。先週よりも表情が柔らかくなっているのを感じました。教室は各学級を三分割した人数で、それぞれの部屋へ向かいます。受付で検温表を確認してもらい、上に上がって手洗いをしっかりすると、思いの外時間を要するため、受付時間を15分前からと設定しました。来週もそのような目安でよろしくお願いいたします。

 今日、心が引かれたことは……。
 
 まず、1年生の靴箱です。1年生の帰った後には、きれいな真新しい上履きがきちんと整って並んでいました。なんだか見ていて微笑ましくなる靴箱でした。早く、はじめの一歩を踏みだしたいですね。あと少しの我慢ですよ。

 さらに、子供たちの提出物を見ると……。「自学ノート」を頑張った子供たちが多いのが目を引きました。出された学習課題をこなすだけでも、先週は大変だったかと思うのですが、さらに「自学ノート」に挑戦するお友達が多かったのには、嬉しくなりました。学年的には、これから「自学」を始めていく3年生が張り切って、いろいろ調べてきた姿に感動してしまいました。6年生はさすがに、自分で課題を見つける力もついてきて、それぞれが「自学ノート」を進めているようです。

 一日も早く学校再開の日が来て、みんな揃って教室で学べることを心待ちにしています。次回の分散登校日は、来週の月曜日です。その日まで元気で過ごしてくださいね。

休校第43日目(5月15日)
コロナの今、避難所になったら・・・

 今、とっても心配なことがあります。それは、今、この緊急事態宣言下で、自然災害が起こって、本校が避難所開設ということになったら、いったいどうしようということです。その心配が胸をよぎり、時々たまらなくなるときがあるのです。
 昨年度の自然災害時には、本校は避難所となり、多くの方々で体育館・各教室がごった返していた光景がまざまざと思い出されます。この新型コロナウイルス感染が広がっている状態で、もし自然災害が起こったら…考えるだけでも、ぞっとする思いです。

 自然災害が起こった場合、命を守ることが最重要課題。それで、避難を優先した場合、いったい避難所はどのような光景になるのだろうか。三密はどうしたって避けなくてはならないだろう…そうすると、すべての教室を開放して分散していくか…等々。

 区の災害対策課もそのようなことを想像して対応策に動き出しているようです。現在のような緊急事態においては、あらゆる場合を想定していきたいと思います。それが一番の危機管理であると考えます。これほどまでに危機管理意識を研ぎ澄まして、学校経営に向き合った年はなかったのではないでしょうか。

休校第42日目(5月14日)
授業動画をどうぞ

 休校のため、学校で授業を進めることができません。そこで、足立区では、区内小学校の教員たちが作成した授業動画を配信することにしました。既に51日付で学校メールにてご案内したところですので、多くの子供たちが見ていることと思います。第1弾は各学年の算数でしたが、今日ご紹介するのは第2弾です。

 動画作成は、足立区の様々な学校が担当となって進めています。なんと、今日は中川東小学校の先生方もいよいよ登場です。顔は出していませんが、声で分かるかな?

 (授業動画を見て、考えてみてください。)

 答えは、田中先生・前田先生・丹澤先生・栗原先生の高学年グループの先生方です。「第1学年 学校生活」を担当しています。どうぞ中川東小学校の先生方と教室で学んでいるつもりになって、授業動画を視聴してくださいね。他の教科も他の学校の先生方が一生懸命に作成したもので、大変よくできています。是非積極的な活用をお願いいたします。YouTubeを活用するときの注意点については、5月11日の分散登校日にお手紙を配付していますので、そちらもよくお読みください。

 リンク先については、再度学校メールにてお知らせします。

 次回は「第5学年 国語 複合語と敬語」が本校の先生方の作成分です。525日頃に配信予定ですので、またご連絡します。

休校第41日目(5月13日)
新しい学習課題

  月曜日に新しい学習課題をお渡ししました。子供たちの取り組み具合はいかがでしょうか?子供たち一人一人に一週間ごとの「学習ファイル」を渡しました。そこには、「今週の学習予定」や「がんばろう家庭学習カード」「学習のポイント」「学習プリント」等がすべて綴じ込まれています。学年ごとに違った色画用紙で印刷し、綴じ込みました。

 これは、一週間分の学習課題です。一週間後の月曜日には担任に提出し、また新しい学習課題を受け取ります。各学年の「今週の学習予定」はホームページにも掲載してありますので、ご自分のお子さんの分だけでなく、他学年はどのような課題が出ているのかを見るのも興味深いものかと思います。今週から学習課題は曜日ごとに教科ごとに作成してありますので、月曜日に学習すること・火曜日に学習すること…と、学校の時間割のように構成されています。今、何を学習しなくてはならないのかをはっきりと把握できるようになってきたと思います。

 「がんばろう家庭学習カード」でしっかり一週間の生活と学習を振り返り、次の週の生活・学習へつなげていくことも大切です。担任は「学習ファイル」を一週間預かり、子供たちへの励ましのコメントを送ります。各ご家庭でも「この1週間のお家の方の感想」欄への励ましのコメントをどうぞよろしくお願いいたします。

 本来は、目と目を合わせて体温を感じて授業を行いたいところですが、今はそれが叶いません。今、できることを精一杯やってまいりましょう‼ 今、頑張っていることは必ずや、後になって大きな力となってくることを信じて。

休校第40日目(5月12日)
校歌に寄せる思い

 学校メールでもご紹介しましたが、「足立区校歌リレー」ご覧になりましたでしょうか?この試みは、足立区の有志が日本や足立区を元気にしたい、励ましたいという思いから、各校の校歌を歌い継ごうという企画なのです。各校一曲しか登場できないとも聞いています。
 
 私はこの映像を見て、素敵だなあと思った点が三つありました。
一つは、このコロナ禍の下、何か行動を起こしたいと思う気概のようなものが、とっても好ましいなあと思ったのです。いい心映えだなあと。実際、この「足立区校歌リレー」を実現できたことがとても意味のあることだと思っています。
 二つは、学校におけるつながりが人を励ます力になるということです。映像に映っていた青年たちは、卒業後それぞれの道を歩んでいるはずです。それぞれの職業に就き、それぞれの人生を歩んでいるはずです。それが卒業後何年経っても、今の厳しい状況にいる人々をなんとか励ましたいという思いで集まれる。素敵なことだと思います。
 最後は、校歌というものについてです。校歌は卒業後何年経っても、歌えるものなのですね。それだけの回数歌ってきて、耳に慣れているということでしょうか。かくいう私も小学校の校歌を三番まで歌えます。一番の歌詞は「明るく広い空を見れば 輝く夢が子供の夢が あふれ出る……」でした。どこまでも歌ってしまいそうです。

 この「足立区校歌リレー」には大いに励まされました。このような時代だからこそ、私も何か人を励ますことのできるものを考えてみようと思います。

 私が出勤する頃には、いつも音楽専科が出勤していて音楽室からピアノの音が聞こえてきます。その曲は校歌だったり卒業式に歌うはずだった曲だったりします。それらの音色に励まされて、校長室に上がっていくのが私の朝の光景です。

休校第39日目(5月11日)
子供たちの表情から(分散登校)

 久しぶりの分散登校。1ヶ月ぶりでしょうか。一気に学校が活気づきました。
うん⁉ 心なしか子供たち、背も伸びているような

 どの子の表情も、やはり久しぶりに友達に会えて、担任たちに愛情深い言葉をかけられて、なんとも嬉しそうなのです。それはそうですよね。待ちに待ったこの日なのですから。学校は楽しいところ。学校は居場所。今回の体験は辛いものではありますが、学校のあり方・存在について深く考えることができたのは、私たち教員にとっても大変価値のあることだと思っています。この思いを今後につなげていかねばなりません。

 また一週間後に会いましょう。今回の課題提示は、日ごとに何をやるべきかはっきりと記されています。一人でも学習を進めやすいように工夫されていると思います。一週間後に課題への取り組み方や内容をチェックして、また新たなる課題を渡しますね。それが、学校再開に向けてのウイークリーステップです。

 来週月曜日の各学年の分散登校については、以下の通りです。学校メールでもお知らせしますので、併せてご確認ください。
〇第6学年     8:30 9:00
〇第3学年     9:3010:00
〇第1学年     10:3011:00
〇第4学年     11:3012:00
〇第2学年     13:3014:00
〇第5学年     14:3015:00

休校第38日目(58日)
レジリエンス(心の回復力)

 今日は、SC(スクールカウンセラー)の先生からのメッセージを紹介します。
 HP(ホームページ)トップページに「スクールカウンセラーだより 臨時便」を掲載しましたので、そちらを併せてお読みください。

 私は、子供たちに早く会いたくて会いたくてたまらないので、子供たちの歓声が響く学校にずっと生きてきたので、57日からの学校再開を切に願っていました。

 でも、もちろん大人ですから、現実を見れば、それは難しいことであることも十分に分かっていました。

 休校延長……決定しました。分かってはいましたけれど……しばし息をのみました。
あと3週間かあ……長いな。いったい子供たちにとって、その長さはいかばかりなのだろうか。

 「大人時間」と「子供時間」は明らかに違います。子供たちの貴重な「子供時間」がどんどんなくなっていく……。

 そこで、本校SC(スクールカウンセラー)の服田先生が子供たちにメッセージをくださったのです。HP(ホームページ)トップページの「スクールカウンセラーだより 臨時便」を是非クリックしてくださいね。
 「レジリエンス」って「心の回復力」なのだそうです。こんなときだから、みんながもっている「レジリエンス」を働かそうと励ましてくれている文章です。辞書を引くと、「レジリエンス」は「弾力性」とも「しなやかな強さ」とも記されていました。「しなやかな強さ」、今の時代、一番求められる力かもしれませんね。

休校第37日目(5月7日)
学校再開の日、遠く...

 正式に決まりました。休校延長です。学校再開の日を心から待ちわびていましたが、現状を見れば難しかったということでしょう。残念至極です。

 保護者の皆様には、足立区教育委員会よりの通知を受けて本校からの手紙を学校メールで送信し、HPにも掲載したところです。

 引き続きの休校期間に対応して、511日(月)に学年別時差登校による新たな学習課題をお渡しする日を設定しました。今後は一週間をスパンとして、毎週月曜日に一週間分の学習課題を集めて確認し、さらなる一週間の学習課題をお渡しします。長引く休校期間に対応して、よりきめ細かな支援・指導をとるためです。

 併せてHPで様々に有効な学習コンテンツを紹介していますが、プリントアウトできない等お困りのご家庭、ICT環境が整っていないご家庭には学校で印刷したものをお配りしますので、お申し出ください。

休校第36日目(5月1日)
看護日誌から(2)

 今日は、教員たちの思いを伝える第2弾です。職員室の日直の日誌「看護日誌」に記された教員たちの率直な声…。教員たちのメッセージととらえ、今回もお読みください。さて、このメッセージは誰が書いたのかな⁉
≪看護日誌より≫
4月17日(金)
 休校8日目。各ご家庭に電話をすると、「元気がありあまっている。」「学校が楽しみで仕方ない。」といった言葉を聞くことができた。児童の「楽しみ」に向けて最大限の準備・対応をしてあげたい。

4月20日(月)
 休校9日目。家庭への連絡をして保護者の方々や子供たちと話をしました。元気な子供たちの声を聞いて、ますます「早くこの子たちに会いたい。」という思いが高まりました。

4月21日(火)
 休校10日目。電話にて子供たちの様子を伺っていると、友達とコミュニケーションがとれないストレスに苦しんでいることが分かった。身体はもちろん、心の健康を大切にしてほしい。

4月22日(水
 今日は教育課程PTでの勤務。10時から職員室にて3密に気をつけて会議実施。各々の担当から提案や実施状況の報告。1時間15分かかったが、行事等の見直しやあゆみについての方向性を確認することができた。新しい教科書で早く学習する日が来てほしい。

4月23日(木)
 本日は学力向上PTで休校が延長した場合の課題について話合いをした。再開か延長か分からないままの話合いや作業であった。休校中も子供たちが家庭で学習にしっかりと取り組み、再開後の学力にもつながっていくよう、課題を提示していきたい。

4月24日(金)
 休校13日目。本日は健康・安全PTで休校明けの生活リズムを取り戻す方法や行事の運営について話し合った。子供の学びが失われないよう全力を尽くしたい。一日でも早い終息を願います。

休校第35日目(430日)
今は、待つのみ…

 昨年の今は、「令和の時代」が始まりを告げ、日本全体がなにか浮き立っていたような雰囲気だったのを思い出します。オリンピック・パラリンピックもいよいよ近づいてきたねなどと言う会話も頻繁でした。今年は、打って変わって、ひたすら我慢の年となりました。それでも、一日も早い新型コロナウイルスの感染拡大の収束、一日も早い学校再開を願わずにはいられません。一日も早くあたりまえの日常を取り戻したいですね。

 学校の対応としましては、既に学校メールやHPでお伝えしました通り、5月6日の緊急事態宣言解除や否やの国の動きを受けた足立区の決定を待っての対応決定ということになります。5月7日を目途に決定を受けた上での学校の対応について、情報発信してまいります。今、学校は学校再開・休校延長のどちらになってもすぐ対応できるよう、どちらの準備も並行して進めているところです。

 休校延長になった場合、早急に時差登校の場を設定して、休校延長に伴う新たな学習課題をお渡しする予定です。今は、決定を待つのみ…どうぞご理解ください。

 今日は、高学年の担任たちが各ご家庭に電話をしていました。しっかりコミュニケーションがとれている様子に、大変な事態の中にも心がほっとする瞬間でした。

休校第34日目(428日)
八重桜と藤の花

 通学路沿いの校庭には、今、八重桜と藤の花がきれいに咲いています。私は、中川東小学校に赴任して4年目となりますが、こんなにこれらの花に目がとまったことはなかったなと思います。例年はもっと足早にここを通り過ぎていたような気がします。今年は、いつもとはまったく違う年になり、目にとまるものも変わってきたのかもしれません。

 427日の学校メールとHPでお伝えしました通り、学校再開か休校延長かは、まだ決定を見ないものの、都立学校の通知に倣って、足立区立小学校においても57日と8日の登校がなくなりました。当初予定しておりました、学校再開の際の準備登校も休校延長の際の新しい学習課題の配布も、この両日にはできなくなりました。次なる動きについては、緊急事態宣言解除の如何によって、決まっていくところのものですので、今しばらく情報をお待ちいただければと思います。7日を目途に情報発信をする予定です。

 計画していたことが二転三転ということを、3月からずっと繰り返しているような学校現場です。これはどこの区でも同じであるのでしょう。一日も早く落ち着いた学校生活を取り戻したいと思います。そればかりを強く願っています。

 そのようなことを思いながら、また八重桜と藤の花を見上げて一日を終えました。

休校第33日目(4月27日)
学校図書館で本を借りよう

 先週の水曜日の学校メールでご案内した内容です。休校期間中、たくさん本を読んでほしいと願っていましたが……。図書館も休館、本屋も閉店という状況で、なかなか本に手を伸ばすことができないというお声を聞きました。ご家庭にある本も全部読み尽くしてしまったようですね。
 そこで、下記の通り、学校図書館を開いて、子供たちに本の貸し出しをしようという計画を立てました。一人2冊となってしまいますが、新しい本を読みたいと思っている子供たちは、是非学校図書館に来てください。3密を避けるため、学校図書館で本を読むことはできませんが、おうちで楽しみに読んでくださいね。検温表を持ってくることを忘れないでください。

                    記

  1 貸し出し日時  

    令和
2427日(月)                 
          ①10:0011:00 ②13:0014:00
                         
          5
 1日(金)
          
10:0011:00 ②13:0014:00   

  2 貸し出し冊数  一人2

  3 持ち物     検温表・手提げ・上履き

休校第32日目(424日)
新1年生はどのように…

 子供たちは、この休校期間中をどのように過ごしているのだろうか……私たち教員の一番気にかかるところです。どの学年の子供たちも心配なのですが、とりわけ入学したばかりの新1年生のことが気にかかります。私たちの記憶に残っているのは、校庭で行った入学式での姿です。可愛い姿でした。その後、楽しみにしていた小学校生活を始めることなく、休校期間に入ってしまいました。

 小学校入学は、このような事態でなくとも、どのお子さんにとってもどのご家庭にとっても、大きな大きな喜ぶべきできごとなのではないでしょうか。これから始まる学校生活は、中学・高校と長く続きます。その大切なスタートです。できるだけスムーズであってほしい、それが私たち小学校教員の願いでもあります。そして、それは、ここまで大切に育ててこられた親御さんたちの思いでもあり、子供たちを送り出された園の先生方の思いでもあることでしょう。それらの願いを大切にしたいと思います。

 新1年生の保護者の皆様には、昨日学校メールを送りました。足立区のホームページには「家庭で心がけたい10の大切なこと」が掲載されています。小学校生活への不安を少しでも解消し、小学校生活に滑らかに移行できるようにとの願いからです。
 昨日のメールでは、うまくリンクできなかったとのお声もありましたので、下記にリンク先アドレスを今一度掲載します。再度トライしてみてください。プリントアウトできないご家庭のために、次回登校日に紙でも配布予定です。どうぞお読みください。

リンク先アドレス
https://www.city.adachi.tokyo.jp/syugaku-zen/k-kyoiku/
kosodate/yochien-5program.html#katei

休校第31日目(423日)
学校再開か…休校延長か…

 月曜日の学校メールでもお伝えした通り、現在GW明けに学校再開なるも休校延長なるも決定を見ておりません。政府は56日を一つの目途にしているようですが、その前に会議がもたれる話も出ています。そこで一気に決まるのかもしれません。
 学校はいずれの場合にも対応できるよう、両面からの準備を進めています。

 現時点での学校の方向性をお伝えします。
学校メール(420日版)の再掲とおとらえください。

〇学校再開の場合
 ・58日(金)を準備登校の日とする。
 ・学年ごとに時差登校・詳細は後日
〇休校延長の場合
 ・58日(金)を新たな課題配付の日とする。
 ・新たな課題についてはHP上にもアップすることとする。

 以上、先行きの定まらぬ日々ですが、現時点での学校の方向性をお伝えしました。

休校第30日目(422日)
手作りマスク

 全国的にマスクが不足しています。しかし、街中でマスクをしていない人は、ほとんど見かけないようになりました。多くの国民が感染したくない、絶対に予防したいという強い気持ちをもっているのが感じられます。

 皆さんは、マスク不足にどのように対応されていますか。職員室でもマスク不足が話題になってきました。「もう残り〇枚です。」という切実な声も……。「洗って使っています。」という人もいました。

 そのような折、増えてきているのが手作りマスク。職員室でも器用な女の先生たちが手作りマスクを作り、つけてくるようになりました。それが素敵なのです。様々な柄を楽しめるようで、見ているだけでも楽しくなります。
 まったくそのような女性的なことに無縁な私を可哀想に思うのでしょう…私もいくつかの手作りマスクをいただいてしまいました。それらがあまりに素敵なでき具合なので、なんだかもったいなくてつけられないままでいます。購入したマスクは確実に減ってきているのですが…。

休校第29日目(421日)
看護日誌から

 今日は、教員たちの思いを伝えます。職員室の日直の日誌「看護日誌」には、教員たちの率直な声が記されています。教員たちのメッセージととらえ、お読みください。

≪看護日誌より≫

4月6日(月)
 始業式はできなかったものの、お天気にも恵まれて入学式は校庭でできました。次々にイレギュラーが起こりましたが、担当の先生方や皆の力を合わせ、混乱なくできよかったです。久しぶりにあった新6年の姿、特に代表のKさんの堂々とした姿に感動しました。5月再会まで皆が元気で過ごせますように…。

4月7日(火)
 久しぶりに子供たちに会えて、校庭はとても和やかなムードでした。1ヶ月間の不安と、新しいクラス担任の期待の混じった表情を見せていた子供たち。5月に完全復活できることを祈るばかりです。

4月13日(月)
 休校4日目。中学年の出勤でした。校内研究でどんなことをやりたいか、子供たちが登校し始めたらどのように学級経営するか、明るい話題を通して久々に「学校の先生」だということの自覚がもてた。早く先生に戻りたい。

4月14日(火
 休校5日目。高学年の出勤でした。5・6年生それぞれ各家庭へ電話で今の子供たちの様子を保護者の方々に聞いたり、子供たちと電話越しに話をしたりして、充実した時間となった。みんなそれぞれこの先にいろいろ不安を抱えていることが、改めて分かり、早く見通しをもてるようになれるといいなと感じた。

4月16日(木)
 休校7日目。休校になって1週間が経ちました。ことばの教室でも各家庭への連絡方法を考え、お手紙を配布しました。まだまだ休校が続いていく中で、今、自分たちができること、子供たちにやってあげられることをやっていこうと考える一日となりました。

休校第28日目(420日)
時代への応援歌

 日本全国が新型コロナウイルス対応でなんだか塞がれた空気に覆われています。この閉塞感はなんともいたしがたく…言葉を見つけることができません。ひたすら耐える日々でしょうか。なんとかこの空気を吹き飛ばしたいものです。日本を元気にしたいですね。

 現在の状況は、戦時下と同じと言う人もいます。世界大恐慌以来とも…東日本大震災と並べる人もいます。いずれにしても、私たちが経験したことのないような逆境下に置かれていることだけは事実です。3月にはまだ実感が伴っていなかった新型コロナウイルスの恐ろしさが私たちの目の前までひたひたと忍び寄ってきているのを感じます。だから、日本の人々は、国や都の要請に応え自粛ムードの中に耐え忍んでいるのだと思います。

 でも、いつまで続くか分からない状況は辛いものです。なんとか今の状況に置かれた自分たちを励ましたいものです。なんとか自分自身を頑張り切らせたいものです。テレビでは様々な人々の営みが放映されています。世界的に有名なミュージシャンたちが応援歌を歌い継ぐキャンペーン、中小企業を支えようというクラウド・ファンディングの取り組み、流行ってきた手作りマスク、医療従事者へのエール……これらの取り組みには、世界も日本も捨てたものではないな、人間っていいなと思わされます。
 私の身近でも、日本を元気にするために「校歌」をネットでつないでいく企画を考えている若者がいます。地域の仲間でなにやら企んでいるらしいのです。いい心映えですね。

 さて、私も塞いでばかりもいられません。何かこの時代にあって、社会を元気づけることを考えなくては‼と思います。子供たちが傍らにいれば百人力なのですが…。いや、子供たちが学校に戻ってくる日まで、明るく元気に頑張りたいと思います。

 皆様もくれぐれもお身体大切にお過ごしください。

休校第27日目(4月17日)
「東京ベーシック・ドリル」で学習を
~HPトップページの資料とともに読んでください~

 休校期間はいったいいつまで続くのでしょうか?先行きがまったく読めません。

本日は、HPトップページに掲載の資料3編とともに、家庭学習に有効な学習コンテンツをご紹介します。是非試してみてください。是非ご活用ください。

① 『TOKYO おはようスクール』を4月15日(水)より放送開始
・東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)が、休校中の子供たちの生活や学習の習慣づけを支援する番組を放送します。
  【放送日時】  令和2年4月15日(水)~5月6日(水)
           月~金 8:30~9:00/14:56~14:58

② 『毎日、自分で家庭学習にチャレンジしてみよう』
・東京都教育委員会ホームページ(HP)から「学びの支援サイト」へ入ります。
・自分で家庭における1週間の「時間割」を考えて作ります。
  ※高学年用と低学年用をHPトップページにアップしてあります。
   ご活用ください。

③ 『「東京ベーシック・ドリル」で学習を進めよう』
・「東京ベーシック・ドリル」は東京都教育委員会が作成した、基礎的な学習内容を身につけるためのドリルです。学校生活の中でも頻繁に活用しています。基礎基本の積み上げには大変有効なドリルです。この休校期間を利用して、是非各ご家庭で取り組んでみてください。
・東京都教育委員会ホームページのトップから「学びの支援サイト」に入り、「東京ベーシック・ドリル」をクリックしてください。
休校第26日目(4月16日)
中学校の入学式

 足立区の中学校は、4月7日に入学式ができませんでした。3月25日の卒業式。校庭ではありましたが、晴れ晴れと巣立っていった子供たちの姿が忘れられません。中学校入学に胸をふくらませ、入学の日を今か今かと待っていたでしょうに…残念です。卒業したとは言え、ずっと気になっています。

 21日(火)には第十二中学校へ午前と午後に分かれて、教科書を受け取りにいくそうです。中学校で学ぶ教科書。ペラペラとページをめくってみて、中学での学びを想像してみてくださいね。文字が小さくなって、教科書も厚くなって、内容も難しそうでしょうか…。でも、楽しみですね。小学校で学んだことを基礎に、大いに学んでほしいと思います。

 卒業生たちの各中学校での活躍を祈っています。正式に学校が始まったら、格好いいい制服姿を見せに来てくださいね。待っています‼

 ※この後、トップページに『TOKYO おはようスクール』の紹介をアップしますので、ご活用ください。
休校第25日目(4月15日)
電話の声

 休校中の現在、学校が子供たちや保護者の方々とつながれるのは、学校メールとHPと電話と限られています。その少ない伝達手段の範囲でも、伝えたい情報がきちんと伝わっていることがとてもありがたいと思います。
 「休校第24日目」でもお伝えしましたが、新しい担任がそれぞれ各ご家庭に電話をかけ始めています。高学年から順次始めています。つながらないお宅へは、留守電のメッセージを残しています。低学年の皆さんは来週になりますが、今少しお待ちくださいね。
 電話をしている担任たちの姿を見ていると、子供たちと会話ができて実に楽しそうに見えます。保護者の方々とも話せて一様にほっとしているようでもあります。職員室中に何かウキウキとした空気さえ流れています。電話の声というものは、温かさも伝わるものなのですね。

 私ごとになってしまいますが、私の母は、今介護施設にお世話になっています。私が中川東小学校に異動してきた年から、転院を繰り返し、ここに至りました。日々忙しくしている私は、土日に母を見舞い会話をすることで親不孝を許してもらってきました。
 そこにこのコロナ騒ぎ。3月末より全く面会謝絶になってしまいました。それは、そうですよね。入所者さんたちはどなたも、ご家族にとって大切な存在です。面会者の一人でも感染していたら、介護施設はひとたまりもありません。しかし、会えないとなると心配でたまりません。一体元気でいるのか…まだらな認知症は進まないだろうか…。そこで、施設の方と相談して、電話で話す機会を設けていただいたのです。
 
 電話で話す担任たちの表情を見ていて、きっと母と話している私もあのような柔らかい表情をしているのだろうなと思いました。やむを得ずの電話の声。でも、心がつながっていいものです。

休校第24日目(4月14日)
学習の進め方

 休校期間が長くなってきました。子供たちにしてみれば、学校の授業から遠く離れてしまった感じがしているのではないでしょうか。ちょっぴり、いやかなり不安に思っているお子さんも、保護者の方もいらっしゃることと思います。私たち教員も様々な心配を日々抱えて、職務にあたっています。
 ご心配の向きは、どうぞ学校に相談してください。学習のこと・生活のこと等、ご連絡いただければ対応いたします。7日に進級した子供たちと出会ったばかりの新しい担任たちが、各ご家庭に電話をかけてお話させていただいています。(学年によって日にちのズレがあります。)健康状態はどうか、学習の進み具合はどうか、食事はきちんととれているか、何か困っていることはないか…等です。まだお互いに顔もよく分からないうちのお電話となっていますが、どうぞご容赦ください。声を聞くことで、会話をすることで安心することってありますよね。

 このような状況下での学習が続くことでも、子供たちの力にきっとなるであろうと期待できることがあります。次の二点は期待できるのではないでしょうか。私はそう思います。
自分で課題を見つける力
 授業中は与えられることが多いかもしれません。しかし、この休校期間、課題を見つけるのは、自分自身によるところが大きくなってきました。配付されたワーク・プリント・課題はあります。さあ、今日はどこから始めるか?どの位進めるか?自分の頭で考える力です。
自分で続ける力
 「がんばろう家庭学習カード」を配ってあります。月日も入れて配りました。一日一日自分で記録して、自分の学習を積み上げていきましょう、絶好のチャンスです。


何もかもうまくいくはずはありません。チャレンジです。チャレンジさせてください。子供たちがつまずいているようでしたら、どうぞ励ましの一言をお願いします。

毎日の検温も必ず続けてください。登校日には検温表のチェックがあります。

休校23日目(4月13日)
学校と3密

 全国、そして東京都の感染者数がニュースで報じられるたびに、恐ろしくなります。日に日に増加の一途をたどり、感染爆発を防げるのかという危惧を多くの日本人が抱いていることでしょう。緊急事態宣言以来、俄然言われ始めた言葉が、「人と人との接触8割削減」という言葉です。人と人との接触が8割削減できれば、2週間後のピークアウトを望めるという期待…7割では2ヶ月かかってしまうと言うのです。多くの人々が外出自粛を行っています。なんとか事態の収束に向かっていってほしいと願うばかりです。

 外出自粛の前に言われていたのが、「3つの密を避けて行動を」でした。すなわち
① 換気の悪い密閉空間
② 多くの人の密集する場所
③ 近距離での密接した会話
これらの「密閉」「密集」「密接」の3つの「密」を避けて行動しようというものです。

 思えば、日常の学校生活というものは、3密そのものだなあとあらためて思ったところです。なにしろ学校は多くの人が集まって学ぶところだからです。
 楽しければ、多くの子供たちが集まってくる
 もっともっと楽しければ、多くの子供たちが群れる
 群れれば、もちろん体と体がふれあうことも
 おもしろいことがあれば、頭を突き合わせて、何?何?となる
 熱中すれば、必然大きな声になる
 意見が合わなければ、言い合いになることもある(成長には、これも大切!)
 学校の一つの居場所が、教室という空間…

 仕方ない……だから、今、学校は休校せざるをえないのだ。しきりに自分の心に言い聞かせて、日々を過ごしています。新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化し、一日も早い学校再開の日を夢見ています。学校現場みんなの思いです。

休校第22日目(4月10日)
学習支援コンテンツⅡ

 東京都も全国も新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。不安は募るばかりです。街中へ出る人の数がめっきり減りました。シャッターを早い時刻から降ろす店舗が増えています。東京という街が活気を失っていくようです。皆、感染を恐れて、自宅待機をしているのだと思います。今はそれしかできることはなさそうです。子供たち・ご家族の皆様も、健康第一にお過ごしください。

 さて、昨日は「新しい教科書」について書きましたが、本日は「学習支援コンテンツ」についてです。316日版「休校第11日目」でふれましたが、今号は第2弾です。足立区教育委員会から次の資料が提供されましたので、HPトップページに紹介します。各サイトを是非ご活用ください。

 〇資料1 「家庭におけるICT機器を活用した学習支援コンテンツ等の紹介」
 〇資料2 「『学びの支援サイト』に掲載されている学習コンテンツ(抜粋)」

 ※以下は昨日紹介した特設ページです。再掲します。
 【特設ページ「臨時休校期間中の学習支援について」URL:<https://www.city.adachi.tokyo.jp/kyoiku/k-kyoiku/kyoiku/seisaku.html>


 7日に久しぶりに会った子供たちは、マスクをしっかりつけていました。「咳エチケット」が守られていますね。実は、先日、保護者の方々から学校にマスクのお心遣いがありました。皆様もマスクのない時でしょうに…。嬉しかったですね。皆で一人1枚ずついただきました。ありがとうございました。心が温かくなりました。

休校第21日目 (4月9日)
新しい教科書

 火曜日に新しい教科書を配りました。担任紹介の後、教科書コーナーで専科や特別支援の先生方が、子供たちのランドセルに一人ずつ組んだ教科書を入れていきました。子供たちにはズッシリと重い教科書だったことでしょう。同時にそれは、今年の子供たちの学びの量でもあります。むしろ教科書位の文字数は、子供たちの読書で大幅に超えているものとも言えます。

 私は、新しい教科書の匂いが好きでした。子供の頃、新年度になって新しい担任の先生からいただいた教科書をパラパラとめくって、そこから漂ってくる新しい教科書の匂いがたまらなく好きでした。これから始まる学校生活に期待感が高まり、この時期うきうきしていたのを覚えています。(単純な女の子だったのです。)今年はそのような状況ではないかもしれません。でも、子供たちが新しい教科書を手に取って、パラパラめくってみて、この一年間の教室での学びにワクワクしてくれたら、とても嬉しいなあと思っています。

 足立区より、「臨時休校期間中の学習支援について」の紹介がありました。区のHPにも掲載されています。下記アドレスをクリックしてみてください。この事態です。活用できる学習支援はチャレンジする価値があると思います。

 【特設ページ「臨時休校期間中の学習支援について」URL:<https://www.city.adachi.tokyo.jp/kyoiku/k-kyoiku/kyoiku/seisaku.html>

休校第20日目
緊急事態宣言

 安倍首相より「緊急事態宣言」が出されました。これによって、一気に東京都の規制が厳しくなります。各個人の的確な判断力や行動力が試されるときとなることでしょう。学校も休校期間、様々な計画を立てておりましたが、今のところすべて休止の状態となりそうです。不要不急の外出の自粛が厳しく求められています。

 今が、感染拡大を押しとどめるときです。辛い時期ではありますが、ご自分とご自分の大切な家族・子供たちを新型コロナウイルスから守らなければなりません。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。事態は私たちが考えている以上の速さと勢いで、社会を席捲しています。子供たちはまだ正しい判断力をもち合わせていません。私たち大人が範を示して、この危機を乗り切っていきたいと思います。

 これほど先の見通せない事態は、誰しも経験にないところです。だから、知恵を出し合って、力を合わせて、乗り切っていきたいのです‼

 昨日の子供たちの笑顔が、今後の長い休校期間の励みになると強く感じるところです。

休校第19日目
出会い

 本日は、学年ごとに時差登校で令和2年度の「出会い」の場を設定しました。正式な始業式はできない状態でしたが、せめてこの一年間共に過ごす担任や教員集団との出会いはさせたいと考えていました。
 
本日夕刻には、安倍首相が「緊急事態宣言」について記者会見をするとの報道があり、刻一刻先行きを見通せない中での、手探り状態での実施でした。さっき作成したお手紙が次の瞬間には反故になる、そのようなことの繰り返しのここ数日です。

 場所は校庭。子供たち同士の間隔も最大限に開けて、密接接触を避けました。一つ進級した子供たちは、少し緊張した面持ちのようでした。しかし、それぞれ担任が紹介されると、ニコッとして安心したような表情を見せました。一年間共に過ごす、これが担任の先生です。休校期間中離れてしまいますが、いつも皆さんのことを考えていますから、安心してくださいね。そのような思いで子供たちに紹介しました。

 本日お渡ししたお手紙類をよくお読みください。特に、「学校メール」への新年度の登録をお願いします。休校期間中は、学校メールとHP(トップページと「校長室から」)をこまめに確認してくださるようにお願いいたします。

 いい出会いができました。このような状況下での精一杯の出会いの場でした。

休校第18日目
可愛い1年生が入学しました!

 今日は、入学式。卒業式が行われたばかりの校庭。可愛らしい1年生が中川東小学校へ入学してきました。ようこそ!中川東小学校へ。ご入学、おめでとうございます。
 このような状況下ではありましたが、子供たちのニコニコ嬉しそうな顔が印象的でした。楽しい楽しい学校生活が待っています。大切な第一歩を踏み出した1年生に大きなエールを送りたいと思います。
 今日も抜けるような青空。創立40周年にバルーンを飛ばした空と同じ色。卒業生を送り出した心に残る卒業式のときと、まったく同じ高い青空。新1年生の新しい出発をお祝いしてくれているようでした。

 学校は、現在の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、当座511日(月)の再開日まで休校が続きます。1年生の皆さんには、すぐに楽しい学校生活を提供できずに、残念なことこの上ないところです。しかし、状況は待ったなしのところまで来てしまったようです。
 ここは、子供たちの命や健康を第一に考えたいと思います。しばらく我慢の生活になるかと思いますが、私たち大人が社会の担い手として賢明な行動をとりたいものです。保護者の皆様、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

休校第17日目(3月25日)
祝 卒業

55名の卒業生が中川東小学校を巣立っていきました。

   卒業、おめでとう 心から おめでとう
   皆さんの未来を心から応援しています


 澄み渡った青空の下での卒業式。私にとっても、校庭での卒業式は初めての経験でした。もちろん誰にとってもそうであったことでしょう。しかし、立派に晴れの門出を終えた子供たちの姿を見ていると、ああ無事に卒業式を行えてよかったなと心の底から思いました。そして、どのような状況下にあっても、心があればいかようにもなるものだと思ったのです。心とは、みんなと卒業式をしたいと願う子供たちの思い、我が子の成長を見届けたいという親御さんの思い、そして育ててきた子供たちを立派に巣立たせたいという教員の思い、です。すべてが叶いました。いい卒業式になりました。

 空は、見事なほど青く晴れ渡っていました。それは、創立40周年記念式典の日とまったく同じ青空だったのです。創立40周年という節目の年を、最高学年としてリーダーシップを発揮しながら最高に輝いた学年でした。

 私は、卒業証書を真剣に受け取る子供たちのまなざしをしっかりと心に焼き付けました。練習など一回もできなかったのに、ここまで立派に行動できる子供たちがほんとうに誇らしいと思いました。子供たちはどんなにか緊張したことでしょう。でも、必死に頭を使って今、どのような行動をとるべきかを考えていました。立派でした。一つの大きな学びを手に入れたと思います。そして、それは地道に培ってきた力が発揮されたとも言えます。底力が出たのです。そのような成長の姿を最後まで見られたこと、ほんとうに嬉しく思います。大変な一か月を過ごすことを余儀なくされた子供たちでしたが、有終の美を飾りました。

   卒業、おめでとう 心から おめでとう
   皆さんの未来を心から応援しています

休校第16日目(3月24日)
修了の日に

  本日は、卒業生を除いて「修了の日」です。区の方針で「修了式」は行いませんが、各担任から一人一人に修了証をお渡しします。以下に、子供たちへあてたメッセージを送ります。修了式が行われれば、伝えたかったメッセージ。子供たちにまっすぐ届くことを願っています。最後の学校だより・学年だよりを持ち帰ります。どうぞお読みください。

≪中川東小学校の皆さんへ≫
 皆さん、今日は修了式の日です。ところが、今年は修了式を行うことができません。ほんとうは全校児童の皆さんと顔を合わせて、一年間の頑張りや成長を確かめ合いたかったです。でも、それは叶いません。残念です。
 でも、皆さんにどうしても伝えたいことがあります。皆さんはこの一年間ほんとうによく頑張ったのです。大きく成長しました。先生たちはそのことをみんな実感しています。心に深く感じています。皆さんを愛しく誇らしく思っています。
 創立40周年というこの年に、皆さんはなんと輝いていたことでしょうか。いったいいくつの充実した活動が行われたことでしょうか。皆さんは、その一つ一つの活動を心から楽しいと思ったことでしょう。人とつながるって素敵だなと思ったことでしょう。先生方も皆そう思ったのです。
 約1ヶ月、学校がお休みになりました。皆さんはどのように思いましたか?初めは学校がなくて楽だなあって思いましたか?でも、その内にみんな思いましたね。早く学校が始まらないかなあと、そう思ったはずです。
 学校には温かさがあります。人の体温があるのです。泣いたり笑ったり、喧嘩をしたり……いろいろなことがあるけれど、それが楽しくて、むしろそちらの方が楽しくて…。家に一人でいるよりも、学校で友達とワイワイガヤガヤしている方が絶対楽しいですよね。それはなぜなのでしょうか?そう、人は独りでは生きていけないのです。人とのつながり、人との温かい心のつながりの中でしか生きていけないのだと思います。学校には温かさだけでない厳しさも、もちろんあります。越えなければならない壁もあります。その中で共に学び合って、高め合っていくことができるのです。
 かけがえのないあたりまえの日常、なくなって分かったあたりまえの幸せ
学校は、それがあるところだったのですね。
 いつ再開して、あたりまえの学校生活を手に入れられるか分かりません。でも、この非常事態に負けることなく、みんなで頑張っていきましょう。今経験していることは、きっと大人になったときに生きてくるはずです。今度会うときは、一つ進級してお兄さん・お姉さんになっています。春に元気な皆さんの顔にまた会えることを楽しみにしています。

休校第15日目(3月23日)
それぞれ、最後の日へ

 新型コロナウイルスに関しては、ヨーロッパ・アメリカにおける感染拡大が深刻な状況となっています。政府は20日、一斉休校要請は延長せずの方針を打ち出しました。今週中には文部科学省から指針が公表予定です。春からの学校再開を願ってやみません。

 とは言え、この三日間で、令和元年度それぞれの最後の日を迎えることとなります。このような状況下ですが、その中にあっても、最大限の心を配って一つの区切りをつけたいと教職員一同考えています。それが春からのスタートにつながることを信じて。

 保護者の皆様には、学校メールやこのHPをよくお読みいただいて、非常に適切な対応をとっていただいていますことを、心から感謝申し上げます。このような状況下ですが、なにか保護者の方々と温かくつながれているような気がしております。

 明日と明後日の予定を、あらためてお知らせします。
324日(火) 修了の日(担任から一人一人に修了証を渡します。)
  午前  9:0010:00の間  第1学年・第2学年・第3学年
  午前10:0011:00の間    4学年・第5学年・第6学年
  ※この時間帯の間に登校させてください。

325日(水) 卒業式
  午前 9:009:10          卒業生登校(各教室へ)
  午前 9:409:50          保護者受付
   ※卒業生1名につき1名の保護者の方の参列となります。
   ※受付時刻までウサギ小屋付近に並んでお待ちください。
   ※小さいお子さまの同伴はご遠慮いただいております。

 以上です。子供たちにとってそれぞれ、最後の日が心に残るものとなりますよう。

休校第14日目(3月19日)
『いのちの歌』

 新型コロナウイルス対応では、見通しのもてない状況が続いています。オリンピック・パラリンピックははたして夏に実施できるのだろうか?初夏に予定されている5年生と6年生の宿泊行事はどのようになるのだろうか?そもそも4月から学校は始められるのだろうか?心配ごとは尽きず、世の中の閉塞感は否めません。

 そこで、ちょっと明るいニュースをお伝えします。
本校では、今年度『いのちの歌』を年間通して歌ってきました。卒業式でも56年生が歌う予定でしたが、それは叶わぬこととなりました。ほんとうに残念で仕方ありません。
私は、歌詞の中の
~ほんとうに大事なものは 隠れて見えない~
というところが好きです。歌っている子供たちの姿から、子供たちが大切なものを心の中に感じ取っていることが伝わってくるからです。

 創立40周年記念式典で56年生が歌っている姿は、年の瀬のNHK「紅白歌合戦」において映像が流れました。ご覧になった方も多かったことと思います。たった2秒間でしたが、嬉しいことでしたね。

 次なるお知らせです。同じ映像が、また放映されるとの連絡がNHKよりありました。
〇日時:324日(火) 午後1050分より1120分まで
〇番組:NHK総合「竹内まりやMusicLife 特別編~いのちの歌の物語~」
今度は3秒ほど流れるそうです。興味のある方は、どうぞご覧ください。

休校第13日目(3月18日)
小松菜

 3月は給食が一回もありませんでした。佐藤栄養士が立てた献立は一回も実施することができませんでした。給食を楽しみに学校に来ていたお友達も多かったですから、残念で仕方ないでしょうね。
  
 さて、
3月に予定されていた給食の食材はどうなると思われますか?本校では、小松菜を宇佐美農園さんから仕入れています。3年生の学習でもお世話になっています。3年生の子供たちが両手に抱えきれない位の小松菜を持って帰った日が懐かしく思い出されます。その宇佐美さんが、今回の対応で1.5tもの小松菜を廃棄せざるを得なかったと言います。近隣のブロックの校長先生から連絡が入り、みんなでなんとかしたいという話になりました。とりあえずできることとして、教職員全員に声をかけました。海老澤PTA会長さんにもご協力いただき、PTA OB会等へお声かけをいただきました。
 
 今日、宇佐美農園さんがトラックに小松菜を載せてやってきました。急遽、玄関前に臨時即売所が設けられました。事前にとった注文数をもとに、みずみずしい小松菜が売られていきました。宇佐美農園さんはとっても喜んでくださいました。気は心ですね。ずっとお世話になってきた宇佐美農園さんに、少しでもお返しができたとしたら嬉しいことです。

 私も買いたかったなあとお思いの保護者の方々もいらっしゃると思います。今回はこのような形で行いましたが、これからも機会があるようでしたら、是非学校メール等で声をかけさせてください。

休校第12日目(3月17日)
久しぶりに

 今日と明日は、日時を指定しての「荷物持ち帰り日」です。歓声があがりました。
「わあ~、久しぶり。」
「会いたかったよ。」
そのような声があちらこちらから聞こえてきました。

 担任たちとこれまた久しぶりに会った子供たち。嬉しそうな照れくさそうな、なんとも言えない可愛い表情を見せてくれました。教員たちもみんな待っていましたよ。教室の黒板にびっしりのメッセージを書いて。

「早く学校始まらないかなあ。」
「家だけにいてもつまらないよ。」
「ねえ、先生、いつ学校始まるの?」

 そのようにせがまれても、つらいところ。なんとも答えのしようがないのです。
次回は324日(火)。修了証を一人一人渡します。決められた時間の範囲内で登校させてください。

 久しぶりに学校で子供たちに会えました。今日はなんとも言えず嬉しい一日です。教員たちの顔にやっと精気が宿ってきたかな。これが職業ですね。

休校第11日目(3月16日)
活用してみてください(学習支援コンテンツ)

 臨時休校が続きます。休校になって2週間も過ぎると、いろいろ心配なことも出てくるのではないでしょうか。生活リズムの乱れ、ゲーム・SNS依存症、学習の遅れ、ストレスの増加等です。そのような心配も抱える中、少しでも学校とつながっていてほしいと願って、情報発信を続けています。本日は、休校期間中に活用できそうな「学習支援コンテンツ」をご紹介したいと思います。

〇子供の学び応援サイト(文部科学省)
〇NHK for School(NHK)
〇おすすめキッズサイト(一般社団法人教科書協会)
〇学びを止めない未来の教室(経済産業省)
〇まなびをとめないプロジェクト(NTTコミュニケーションズ株式会社)
〇文化資源検索サイト(独立行政法人国立美術館等)

 明日(17日)と明後日(18日)の荷物持ち帰りの日にプリントは配りますが、上記の「学習支援コンテンツ等」も活用できたら、試してみてください。

休校第10日目(3月13日)
卒業式、門出を皆で

 本日、足立区教育委員会より通知がありました。以下の内容です。
〇卒業式実施
〇日時:325日(水) 午前10時より
〇場所:校庭
〇出席者:卒業生・教職員・保護者(1名)

 詳しくは、HP上に保護者様宛の通知文をアップしましたので、そちらをご覧ください。

 ああ、卒業式ができる、保護者の方も一緒に皆で卒業生を送り出せる、
心の中でほっと温かい感情が流れました。とにもかくにも、よかったなと。

 しかし、校庭での卒業式とは。誰もが今まで経験したことがありません。急遽、卒業式委員会を再度開き、今後の方向性について検討しました。検討しなければならないことは、山ほどあります。午後には、早速校庭に飛び出していった教員たち。実際に椅子を置き、間隔を測ります。演台はどうするかも議論に。ピアノが弾けない、それでは、何で代用しようか等、工夫する点がいっぱいです。
 でも、そこで考えたのです。校庭での卒業式。皆が初めてのこと。それならば、校庭でしかできない卒業式にしましょう。体育館で挙行するのに劣らない、むしろそれに勝った意気込みで、巣立ちゆく子供たちを送り出しましょう、と。教職員皆で思いを同じくしました。

 校庭で動いている教員たちをフェンス越しに見たという卒業生の保護者から、担任に早速電話が入りました。
「先生、卒業式できるんですね。ありがとうございます。嬉しいです。」
と。誰もがこの状況において、最善のことをしたいと願っています。

休校第9日目(3月12日)
荷物の持ち帰り

 休校第2週目も終わりに近づいています。子供たちも、そろそろ自宅にいることに飽きてきていることと思います。身体ももてあましているでしょうね。「早く学校に行きたいよ。」「友達に会いたい。」という声があちらこちらから聞こえてきそうです。「勉強したいよ。」という声もあるかな!?

 さて、前回延期となっていた「荷物持ち帰り」の日を次のように設定します。どうぞよろしくお願いいたします。
〇日時 ①317日(火) 午前10時から11時まで
      ②317日(火) 午後  2時から 3時まで
      ③318日(水) 午前10時から11時まで
      ④318日(水) 午後  2時から 3時まで
〇場所 各教室
     ※各担任が教室で待っています。
〇内容 ①教室に残っている荷物の持ち帰り
      ②新しい課題(未履修分含む。)の受け取り
〇お願い ・必ずマスク着用でお願いします。
      ・校帽を被って登校してください。
      ・上履き持参です。
      ・持ち帰り用の大きな袋もご用意ください。         (2つ位必要かと)
 ※学校に来るのは、お子さんでも保護者の方でもどちらでも大丈夫です。
     
 同じ内容を学校メールにても配信します。

休校第8日目(3月11日)
東日本大震災の日に

 今日は、東日本大震災の日です。もう9年もたちます。まだ9年しかたってないとも言えるでしょうか。地震の起こった14:46には全教職員で黙祷を捧げ、亡くなられた方々へ哀悼の意を表したいと思います。
子供たちが学校に登校していたら、今日という日の意味を、自然災害の恐ろしさを、自分の命を守るということを、命の尊さをと、様々なことを伝え、共に考えたかったところです。それは叶いませんが、どうぞ各ご家庭で、東日本大震災の日のことにふれてほしいと思います。

 私は、大震災のあった年、8月の夏休みを待って、女川へ行きました。この甚大な被害を被った被災地を訪れなくてはならないと思ったのです。5ヶ月たった被災地は、目も当てられない状況でした。ここに多くの人たちが生きていたのだと思いました。少し高台になった場所では、ここに向かって多くの人たちが逃げてきたのだろうと思いました。胸が張り裂けそうでした。この状況を目の前にして、自分のできることは何かを考えました。

 その後、福島県の校長先生方とお会いする機会を得ました。一回だけではなく、何回にも亘ってお会いし、会話を重ねました。現地の先生方が災害時にどのように奮闘されたかを知らされました。頭の下がる思いでした。各避難所に避難した子供たちにとっては、学校というものは、一つの大きな救いであったことでしょう。あのような事態にあって、「教育の力」は信じるべきものであると強く思いました。力を得ました。それをよく覚えています。

 新型コロナウイルス感染症対応の現在は、状況は違いますが、非常事態という点で似ているところがあります。日本全国が休校になっている今、「教育の力」が感じられる学校でありたいと願っています。

休校第7日目(3月10日)
卒業式へ

 いつもの年なら、3月は卒業に向けた色に学校中が染まっているはずでした。卒業式はその一日ですが、その一日に向かって式作法を学んだり、歌や「門出の言葉」を練習したりしていきます。一日一日卒業生の気持ちが高まっていくのを、毎年楽しみに過ごしてきました。指導し見守る教員たちも、門出を祝う気持ちと名残惜しい気持ちのないまぜになった感情におぼれそうになる時期でした。卒業式は「最後の授業」とも言われます。そこにかける教員たちの思いは、それはそれは深いものがあります。毎年そうです。

 今年は、全く様相が変わってしまいました。その一日のために子供たちと共にかける時間がありません。目の前に子供たちがいません。これは非常事態である...新型コロナウイルス感染症を拡散させないために必要な措置なのである...何度も何度も心に言い聞かせてきています。おそらく日本国中の教員が同じ思いであることと思います。

 今日、「卒業式委員会」を開きました。区から出されている現在の方針に沿って、どのように卒業式を挙行できるか、教員たちと検討しました。椅子の間隔はどのようにするか、マスクはどの場面で外すか、いきなり卒業式となってしまうがピンポイントでどのような指導ができるか、何よりお子様の門出を楽しみにしていた保護者の方々の思いも大切にしよう...等です。限られた条件の中で心のこもった卒業式にすべく、学校も力を尽くしていきたいと思います。

 今週中には、何かしらの確かな方向性が区から出るのではないかと思っています。

休校第6日目(3月9日)
休校一週間

 休校第二週目に入りました。子供たちのいない学校は、ほんとうに寂しいものです。夏休みとは違います。いるべきところに、いるべき子供たちがいないのですから…。
 
教員たちは、電話や家庭訪問等で各ご家庭と連絡をとっています。
職員室にいると、このような電話の声が聞こえてきます。
「体調は悪くないですか?」「発熱や咳等もないでしょうか?」
「お家では誰と一緒ですか?」「一人でお家にいて心配なことはない?」
「学習は進んでいますか?」「分からないところがあったら、先生に聞いてね。」等々。
 私たちが、確認したいのは
〇子供たちやご家庭の方々の健康状態
〇家での過ごし方(大人と一緒か、兄弟と一緒か、一人か…)
〇家庭学習の進み方
等です。もし休校で困っていることがあったら、ご相談ください。非常事態です。皆さんでなんとか乗り切っていくしかありませんね。連携を密にとって、子供たちもご家族も守っていきましょう‼
 
 教員たちは、各教室のワックスかけに向かっていきました。子供たちの残した荷物や作品等を整理している教員もいます。一人一人言葉をかけて返したい作品の数々でしたでしょう。今はその機会がありません…。

 この一週間でまた事態は推移していくものと思われます。逐次、このHP及び学校メールにて情報提供をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

休校第5日目(36日)
より一層の感染防止を

 休校第5日目です。昨夕、驚くニュースが飛び込んできました。「足立区の小学生(10歳)が新型コロナウイルスに感染。都内初の未成年者の罹患。」とのこと。学校メールにて足立区教育委員会より情報が提供されました。夕刻以降のニュース番組でも報じられ、皆様もご覧になっていたことと思います。事態は一歩進んでしまったの思いを強くもちます。新型コロナウイルス感染症が他人事ではなく、身近なところに迫ってきたのです。
 しかし、一番大切なことは、情報に踊らされることなく、冷静に行動していくことです。
教育委員会からは学校メールの通り情報提供がありました。私たちは、より一層の感染防止に努めなければなりません。子供たちにあっては、自宅にて過ごし、咳エチケットや手洗い等を今まで以上に心がけてください。そして、体調不良や発熱等があった場合は、速やかにかかりつけ医や保健所にご相談ください。子供たち、そしてご家族の皆様の健康を心から祈っています。

 それに伴い、昨日のHPでお知らせした、荷物と教材等の持ち帰り日を延期します。昨日の時点では、12日(木)と13日(金)を予定しておりましたが、事態が変わりましたので延期します。同様の情報については、学校メールにても情報発信します。

休校第4日目(3月5日)
家庭学習は順調ですか?

 休校第4日目。今日は、家庭学習についてです。家庭学習は進んでいるでしょうか?
休校に入る直前の228日に各学年より、休校中の学習内容や課題についてのプリントを配付しました。取り急ぎのため、十分ではなかったかもしれませんね。でも、学校にいるときと同じとはいかないまでも、家庭においてもしっかり学習に向かう時間を作ってください。
 
来週312日(木)と13日(金)に、教室内に残っている荷物や新たな課題を受け取る時間を設定する予定です。詳細は明日学校メールにてお知らせしますので、そちらをご覧ください。
3月の学習がごっそり抜けてしまったので、学年における未履修分の学習内容も気にかかるところかと思います。来週配付のプリントに取り組むとともに、4月以降の新年度からも未履修分の学習についてはフォローアップしていきますので、ご安心ください。
昨日の12:00に足立区教育委員会からメールされた「家庭学習について」の内容もよくお読みください。文部科学省「子供の学び応援サイト」も活用できると思います。

来週までの一週間の家庭学習のヒントを次にお知らせします。自分から課題を見つけて根気強く取り組むことは、大きな力となります。まさしく3年生から6年生までに投げかけてきた「自学の力」です。年間を通して培ってきた力をここで発揮させましょう。
≪基礎的なこと≫
① 国語ドリル・漢字ドリル・計算ドリルを繰り返す
 とにかく最後まで終わらせること。終わってしまった人は二回目に挑戦‼きっと一回目より早く、そして正解率も上がるはず。三回目はさらにです。
② 教科書を読む
 既に学習し終えた単元の教科書を読み返してみてください。自分の力で読み返すことで、新たな発見が必ずあるはずです。読書何冊分にあたるかな?
③ 漢字を完全に習得する
 この休校期間に自分の学年の配当漢字をすべて書けるように練習しましょう。なかなか覚えられない漢字に取り組むのには、最適の期間です。学年まとめの漢字テストに何回も取り組むのもいいでしょう。
《発展的なこと》
   「自学ノート」に取り組むつもりで、毎日何ページかを進めるのはどうでしょう。ここにほんとうの力が試されます。自分で課題を見つけ解決していく「自学ノート」で。
休校第3日目(3月4日)
 どのように過ごしていますか

 休校第3日目です。子供たち、どのように過ごしていますか?

 学校では、担任が各ご家庭一軒一軒に子供たちの様子を尋ねる電話をかけて、保護者の方々や子供たちと会話をしています。大きく体調を崩している子供たちはいないようですが、親御さんが仕事に出た後に子供たちだけでいる間の過ごし方が、とても心配になります。
 低学年の担任たちと二つの学童クラブを訪れ、子供たちの様子を見がてら励ましに行ってきました。子供たちは元気に、「先生~。」「なんで来てくれたの?」と駆け寄ってきます。限られた空間で長時間過ごすのは、なかなか大変なことであると思います。それでも預かってもらえる場所があることは、働くご家庭にとってありがたいことですね。学童クラブの職員の皆様に感謝申し上げます。
 外に目をやると…何年生かな、数人が手を振っています。これまた屈託のない笑顔満面で「先生~!」と手を振っているのです。おいおい、感染拡大防止のための休校ですよ……
 「お家で過ごすんだよね。早く家に帰りなさい。」と教員たちで声かけをするという一幕もありました。普段は学校で過ごしている長い時間をずっと家で過ごすとなると、それはもてあましてしまうことでしょう。子供たちの発達段階を考えると容易に想像できることです。
外のすがすがしい空気を吸って思いっきり身体を動かしたいですよね。
 
 でも、そうは言っても、現在は緊急事態です。一刻も早く事態が沈静化の方向に向かうよう、今はじっと我慢のときです。子供たち、頑張ってね‼お父さん・お母さん・ご家族の皆様もどうぞよろしくお願いいたします。くれぐれも、咳エチケットや手洗い等の感染症対策をしっかり行ってください。

 昨日の学校メールで、SC(スクールカウンセラー)赤羽先生より落ち着いて休校期間を過ごすためのアドバイスもいただきました。是非参考になさってください。
休校第2日目(3月2日)
涙のミニ卒業式

 休校にならなければ、本日は「卒業を祝う会」当日でした。卒業対策委員の保護者の皆様が心をこめて準備してくださってきた「卒業を祝う会」。227日の夕刻に中止の至りとなりました。私たちは、その時、同じ体育館にいたのですが、卒業対策委員の方々のがっかりした顔を忘れられません。
 本日、13:00から15:00までの間の時間に記念品等を保護者の方々にお渡しすることになっているそうです。受け入れきれない現状にも、きわめて明るくふるまって行動している卒業対策委員のお母さま方に頭が下がる思いがいたしました。

 子供たちとの最終日となった228日。6年生は第5校時に「ミニ卒業式」のようなものを行いました。その時点で卒業式の開催が危ぶまれていましたので、せめてもの担任の思いからでした。卒業式で歌うことになっていた曲をすべて歌い切りました。創立40周年でかなり歌い込んできているので、今が本番と言ってもいい見事な出来映えでした。
 その内、子供たちの中に、腕で涙をぬぐっている子、しゃくりあげる子、涙をそっとぬぐう子…が見られ始めました。多くの子供たちが涙の中にいたのでした。それを見つめる担任二人はと言えば、滂沱の涙です。その場に居合わせた教員たちも皆、涙、涙でした。きっとみんなの思いは同じだったことでしょう。卒業式をやりたい…でも、無理かも⁉…それなら、この瞬間が卒業式なのかな…それなら、今の姿をしっかり目に焼き付けなくては…。でも、やっぱりちゃんと卒業式やりたいよ…。

 卒業式の実施については、実施の方向で検討中も、まだ決まっていないことが多くあります。実施日程・参列者等、現時点では未定のことだらけです。事態の推移とともに、足立区より決定事項が知らされてくることと思います。私たちは、限られた環境の中でも、精一杯の祝福の気持ちを込めて卒業生を送り出したいと切に願っています。また新しいことが分かり次第、すぐにお知らせしてまいります。

休校第1日目(3月2日)
あまりにも突然に…

 安倍首相から全国すべての小中高校と特別支援学校について、
32日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請が出たのは、227日の夕刻でした。そこから学校現場は大混乱に陥ります。「えっ、32日から休校って、あと一日しかないじゃない⁉」「今、準備している『6年生を送る会』や『卒業を祝う会』はどうするの?」「『卒業式』はできないのでしょうか…⁉」等々の驚きと不安と落胆に近いような、なんとも言えない空気が職員室中に流れました。きっと日本国中のどこの学校でも同じような光景が繰り広げられたのではないでしょうか。
 とにもかくにも、228日の一日でできることを教員と出し合いました。それとともに
起こり得るであろう課題についてもできる限り考え出しました。そして、翌日を迎えたのでした。とは言え、3月に予定していたことが目の前から急になくなりました。教員たちにしてみれば、これもやりたかった…あれも予定していたのに…といった気持ちでいっぱいだったことでしょう。特に、学級編成替えを控えている学年や異動予定の教員にとってはなおさらのことであったことと思います。卒業生の担任にあっては、言葉もありません…。

 本日、休校1日目です。誰も登校して来ない学校はひっそりとしています。教員は全員出勤しました。子供たちがいてこその学校と、誰もが思った本日です。休校中の子供たちが安心・安全に過ごせるよう努めてまいります。学童クラブに低学年担任と様子を見に行くと、930分時点で18名の子供たちが参加していました。お仕事をおもちのご家庭には、休校は切実な問題であると痛感します。
 今回の休校措置は感染拡大防止のためにとられました。基本的には自宅で過ごし、自宅においても、咳エチケットや手洗い等を励行してください。各学年から出された課題に取り組むことで学習も進めてください。

 このページは、休校中、不定期ですが情報提供のためHP上にアップしてまいります。
どうぞお読みください。
2020年2月5日(水)
令和元年度2月 朝会講話
 「きらりんと読書でGO!」

おはようございます。土曜日まで開かれた「創立40周年展覧会」は、とても素晴らしかったですね。皆さんのお父さん・お母さん・おうちの方々・地域の方々がたくさん見にきてくださいました。そして、皆さんの作品がどれもこれもすべて素晴らしいと、たくさん誉めて帰られました。校長先生は、とても誇らしい気持ちになりましたよ。皆さんの作品作りには図工専科の西川先生が熱心に指導してくださいましたね。1年生の皆さんは担任の北川先生・前田先生に教えていただきました。家庭科は5年の丹澤先生・鈴木先生、6年生は室谷先生のご指導でした。担任の先生方は、皆さんの作品が最大限に輝くように、展示の工夫をしてくださいました。いろいろな展示がありましたが、その中から6年生の展示の文章を紹介します。「平和への願いをコラージュや絵画で表現しました。“しあわせだと実感する瞬間”“かけがえのない大切なもの”わたしにとってそれは…。6年生55人からのメッセージです。」これは、百目鬼先生の文章だそうです。体育館はこのように中川東小学校の子供たち・先生たちの思いがいっぱいにあふれた空間になりました。

さて、今日から「あわゆき読書月間」が始まりました。この取り組みを通して、皆さんにたくさん本を読んでほしいと願っています。今年は創立40周年だったので、図書委員会から「きらりんと読書でGO!」が紹介されましたね。この表です。皆さんは、どこまですごろくを進めることができましたか?実は、ここに「校長先生に読んだ本の感想カードをわたそう。」という欄があるのですが、もう既にそこまで本を読んだ人がいます。三人いました。ここで紹介したいと思います。12組のたけだまこさん、さとうりんさんと、22組のいしだこうきさんです。頑張っていますね。図書委員会のお兄さん・お姉さんの言葉によると、低学年の貸し出しがすごく増えているようですが、高学年はまだまだだそうです。展覧会の準備や委員会活動などで忙しいのかもしれませんね。でも、せっかくこの取り組みをやっているので、高学年の皆さんも是非、図書室にある本に手を伸ばしてほしいなと思います。

校長先生は何人かの先生方に皆さんにお勧めの本を聞いてきました。参考にしてください。ことばときこえの小泉先生は「クローディアの秘密」という本でした。これは高学年向きだそうです。自分をちょっと変えたい人にお勧めだそう。1年生担任の北川先生は「教室はまちがうところだ」(まきたしんじ作)を勧めてくれました。1年生から6年生、どの学年を担任しても教室開きの時に必ず読むそうです。教室はまちがうところ。その通りですね。4年担任の田中先生。「わすれられないおくりもの」とのこと。一人一人に残したものがあるというお話。校長先生もこの本を紹介したいなと思っていたので、ドンピシャリでした。是非図書室に行って読んでみてください。

今日は、「創立40周年展覧会」と「あわゆき読書月間」と二つのお話でした。

2020年1月27日(月)
令和元年度1月27日(月)朝会講話
「展覧会」

おはようございます。今日は寒いですね。夜には、雪が降るかもしれないそうですよ。どうなるかな?今日は、木曜日から始まる「創立40周年展覧会」のお話をします。

 体育館に次々と皆さんの力作が運び込まれています。いよいよ展覧会の始まりですね。ふだんは体育や集会が行われる体育館が、「小さな美術館」に変身しています。展覧会の始まりにワクワクしますね。校長先生は、運動会や学芸会・音楽会も大好きですが、展覧会も大好きな学校行事の一つです。運動会や学芸会・音楽会が「動」の学校行事だとすると、展覧会は「静」の学校行事だと思うのです。皆さんの作品が一堂に会する。それは見事ですよね。圧倒されます。会場の体育館は静かでも、皆さんの作品にかける思いやかけてきた時間が、見る人に迫ってきます。展覧会にはそのような力があるなと思うのです。

 他のお友達や学年の作品を見るのも楽しみですね。まずは、体育館全体の雰囲気を感じとってほしいと思います。なにしろ体育館全体が小さな美術館になっているのですから。その中でまずは、自分の作品を見つけてくださいね。世界にたった一つしかない自分だけの作品です。今、ここでしか創れない作品でした。大切にしてほしいと思います。次に、お友達の作品もよく見てほしいと思います。素敵な作品はあるかな。すごいなと思う作品はあるでしょうか。言えることは、二つと同じ作品はないということです。みんな違うのですね。そこがおもしろい。是非、みんな違っている個性あふれる作品の数々を味わって見てほしいと思います。さらに、下学年の皆さんは大きくなったら真似したいなあと思う作品も見つけられたらいいですね。やっぱりお兄さん・お姉さんたちはすごいです。

 6年生は、土曜日の授業公開で、展覧会ガイドをします。実は、この活動もとても楽しみにしているのです。いろいろ作品についての情報収集をしていると思いますが、それらの情報を是非自分の頭の中をくぐりぬけさせて、自分の言葉にしてガイドしてほしいなと期待しています。皆さんは午前中で一度下校しますが、その後お父さん・お母さんのお仕事の関係で難しいかもしれませんが、また一緒に体育館に来て、自分の作品について語れたらいいなとも思います。「僕、ここ頑張ったんだよ。」「この部分を作るの難しかった。」等、いろいろな会話が聞こえてきそうです。

 さあ、木曜日からは展覧会が始まります。先生方が皆さんの作品が最大限に輝くよう展示してくださっています。楽しみにしていてくださいね。お話を終わります。

2020年1月23日(木)
令和2年1月20日(月)朝会講話
「自分にできることは…」

おはようございます。今日は「大寒」。一年中で一番寒いときと言われています。暖冬とは言え、やはり寒い日が続きます。でも、季節は少しずつ春に近づいていきますので、皆さん、寒さに負けずに頑張りましょうね。

 今日は「自分にできることは…」というお話をします。先週の児童集会で運営委員会の皆さんがユニセフ募金の話をしてくれました。今日・明日と募金活動が始まりましたね。先週の「ユニセフ集会」では、一人一人の力は小さくとも、みんなの力を合わせれば大きな力になる、今自分にできることを行動に移しましょうという呼びかけが運営委員からなされました。世界で起こっているできごとを関係ないと思わず、今自分に何かできることはないかなと考えられる人になりたいですね。皆さんが当たり前に通っている学校にさえ通うことができない子供たちが世界にはたくさんいるということを、あらためて知らせてくれた集会でした。是非自分でできることを行動に移すことのできる皆さんであってほしいなと願います。

 さて、先週の集会で、素晴らしいなあと思ったことがあったので、それも併せて紹介したいと思います。あの集会は、自分たちの力で創り上げた集会だったのです。先生方からこのようにやりなさいと言われて行ったのではなく、自分たちの頭で考え、工夫して、あの集会を創り上げました。素晴らしいなあと思います。言葉も自分たちで考えました。映像も自分たちの力で完成させたそうです。このような経験が「ほんものの力」となっていくのですね。運営委員会は学校の様々な問題について考えます。この拡大版となる代表委員会には、3年生と4年生の代表委員も加わることになっています。是非自分たちの力で学校を動かしていけるように育っていってほしいと思います。

実は、先週の土曜授業でもう一つ、嬉しい場面に出くわしました。それは、4年生の「二分の一成人式」でのことです。4年生は一人残らず全員が舞台上の演台を前に、感謝と自分の夢を語ってくれました。一人残らず全員が、それをできたということがとてもすごいことだなと感じています。素敵なことです。このような場を経験することは、先の運営委員の人たちの活動につながっていくものだと感じました。

 皆さん、自信をもって進んでくださいね。皆さんには、確実に力がついてきていますよ。それを存分に発揮して、さらなる自信をつけていってほしいと願います。

2020年1月17日(金)
令和2年1月14日(火)朝会講話
「おとなになるということ」

 おはようございます。昨日は「成人の日」でした。20歳(はたち)になったお祝いで、人生の重要な節目の一つです。皆さんの中にも町の中で綺麗な晴れ着を着たお姉さんを見た人がいるかもしれませんね。また、自分のお兄さん・お姉さんが成人式というお友達もいたかもしれません。

 さて、皆さんはおとなと子供とどちらがいいと思いますか?好きなことができる・夜遅くまで起きていられる・お金を使うことができる・お酒も飲める…等、大人の方がいいと思っている人が多いでしょうか。逆に子供は、大人から守ってもらえる・自由である…等の理由でずっと子供でいたいと思う人もいるでしょうね。
大人は自分のやりたいように生きられますね。でも、お父さんもお母さんも皆さんのために、辛いなあと思うときもお仕事に行っていらっしゃるはずです。大人になるということは、同時に責任ももつということなのです。言い訳はきかない、泣き言も通用しない、大人になるということはそういうことです。厳しいですね。

 小学校では、立派な大人になるために、一人で生きていく力、厳しい社会を生き抜いていく力を鍛えています。また、豊かな想像力が育まれるように取り組んでいます。皆さん子供たちの経験は少なく未熟なので、これをこうしたらきっとこのようになるだろうと想像する力を育てることもまた大切なことなのです。

 今、成人は20歳と言いましたが、令和44月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。と言うことは、6年生が成人として認められる日が2年も早くなるということです。これは、どのようなことを意味しているのでしょう。中川東小学校の皆さんには、成人したときに、一人の人としてしっかり歩いていく力をつけてほしいなあと願っています。様々な苦難にも遭うでしょうが、それを乗り越える「生きる力」を身につけていてほしいと切に願っています。

 4年生の皆さんは、今週の土曜日に「1/2成人式」を行いますね。20歳の半分の10歳を祝って、自分の成長を確かめ、育てて下った方々への感謝の気持ちをふくらませてください。お父さん・お母さん、ご家族の方々が楽しみにおいでになることでしょう。

2020年1月9日(木)
令和2年1月8日(水)朝会講話
「春までに…」

  おはようございます。冬休みは楽しく過ごせましたか。今朝、元気な顔が揃って、とても嬉しかったですよ。さあ、2020年の幕開けです。世界では、アメリカとイランが喧嘩を始めて、心配になりました。でも、今年はオリンピック・パラリンピックの年。自分と違う考えの人を理解することのできる年にきっとなると願っています。

 さて、冬休みに入る前に、皆さんに新年を迎えるにあたって、大きな夢を抱いてくださいね、と伝えました。皆さんは新年にどのような夢を抱いたでしょうか。ここから後の1月からは、その夢を叶えるために具体的に何をどうしていけばよいかを考えるときですね。

 特に、この1月から3月の3ヶ月間は、今いる学級でたくさんの思い出を作りながら、次の学年の準備をするときになります。それぞれの学年でどのように過ごしてほしいかを校長先生も考えてみました。1年生はあと3ケ月もすれば新しい1年生を迎えます。その準備をしっかりしてくださいね。入学式の練習やお教室の準備など進めてください。2年生は算数の室谷先生からかけ算九九の習得が素晴らしいと誉められていますよ。そして、進級すると初めてのクラス替えがあります。今の学級のお友達との思い出をたくさん作ってください。3年生は、4年生になるとクラブ活動や金管バンドの活動が始まります。楽しみですね。今まで通りたくさん遊んで、たくさん学んでください。4年生はなんと言っても、1/2成人式という大きな行事があります。10歳の自分をしっかり見つめて、心に残る1/2成人式にしてください。春には高学年の仲間入りです。5年生、もう最高学年への助走は始まっていますよ。今の6年生の姿をしっかり目に焼きつけておいてくださいね。まずは目の前の赤城自然教室をやりぬきましょう。6年生はいよいよ卒業というひとつの大きな節目を迎えます。中学校での新しい生活が待っていますね。今の仲間との小学校生活を存分に味わって思い出を作っていってください。いい去り方はいいスタートにつながります。全部の学年についてお話してきましたが、これからの3ケ月間春までに思い出をたくさん作って、次の学年で飛躍する力をしっかり準備してほしいと願っています。

 最後に、一つ。昨日テレビで見たお友達も多かったかと思いますが、中川東小学校の56年生がテレビに映りました。それは、創立40周年で歌った歌声があまりにもよかったので取材が来たのです。校長先生はとても嬉しかったですよ。きれいな歌声というのは、きれいな心がなくては歌えません。とても誇らしく思えました。どうぞ皆さんは、自信をもってこれからの生活を突き進んでほしいと思います。

2019年5月7日(火)
令和元年5月7日(火)
「新しい時代に変わるとき」

 おはようございます。十日間の長いゴールデンウイーク、楽しめましたか?
全員元気な顔でこの朝会に揃うことができて、とっても嬉しいです。皆さんの表情からは、さあ今日から頑張るぞという気持ちが伝わってきますよ。今日からは、三週間後の運動会に向けて、本格的に練習が始まります。気持ちをしっかり切り替えて頑張りましょう!

 このような気持ちの切り替えというものは、大切なものですね。
と言うのも、今回ゴールデンウイークがこんなに長かったのは、新しい時代に変わったので、日本国中でそれを祝うために、このように長い休みになりました。新しい天皇陛下が即位されました。それに伴い、「平成」という時代から「令和」という時代に変わったのです。

 皆さんに伝えたいことは、このように新しい時代に変わるときに立ち会えるのは、そんなにあることではないということです。皆さんはラッキーです。ですから、その変わるときに感じるワクワク感や楽しみな気持ちを大切にしてほしいなと思うのです。そして、この新しい時代「令和」を創っていくのは、今、小学生である皆さんだということです。皆さんは、「時代を創っていく人」になるために、今、学校で勉強しているのです。「時代を創っていく」というのは、なにも偉い人になるということではありません。日々を丁寧に真面目に生きていくこと、人のために生きていくこと…それも、「時代を創っていく」大切な人なのです。

 皆さんは、このゴールデンウイークで、時代が変わる瞬間に立ち会いました。
ガラッと何かが変わるとき、それは、皆さんが大きく成長するチャンスのときです。

 さあ、今日から「令和」の学校生活が始まります。大いに頑張りましょう!!

 これでお話を終わります。

2019年4月23日(火)
平成31年4月22日(月)
「みんなで創る40周年」

 おはようございます。6年生が可愛い1年生のお世話をとてもよくやってくれています。小さな手を引いて、優しくかがみ込んで…。見ていてとても微笑ましい光景ですね。今週は「1年生を迎える会」もあります。一日も早く仲間になってほしいと思います。

 さて、今年度は中川東小学校の「創立40周年の年」です。一年間をかけて、みんなでお祝いしていきたいと思います。様々な取組が行われていますね。ここで校長先生がまとめて皆さんにお知らせしたいと思います。
 まず、マスコットキャラクターの作成です。先週の朝会で、ほらこんなに可愛いマスコットキャラクターが決まりましたというお話が、担当の矢作先生からされたことと思います。皆さんがアイディアを出してくれたものから、選ばれましたね。今日は、そのキャラクターに名前をつける投票のお話がありますよ。それから、校庭の外周に壁画も作成します。その絵についても、西川先生から募集がかかっていたことと思います。みんなが描いた絵が、道を歩く人や車で行き交う人たちの目に留まります。楽しみですね。学校カルタも作りますよ。中川東小学校のよいところを集めて、カルタにするのです。でき上がったら縦割り班で遊びます。今からワクワクするでしょう。お誕生日ケーキも作ります。学校のお誕生日ですから、大きいですよ。三段建てでこの位かな…。中川東小学校の40歳のお誕生日です。みんなで作りましょう。5月の末には航空写真を撮ります。そのときにはまた、マスコットキャラクターが登場です。空の高いところから、皆さんの形作ったマスコットキャラクターと校舎の姿を撮ります。どんな風に撮れるかな?それで記念の下敷きも作ります。みんなが使える下敷きです。

 大切なのは、これらの活動は、先生方がレールを敷いてくださいますが、実は皆さんが主役なのです。「みんなで創る40周年」なのです。皆さんが主体となって、これらの活動を進めていきます。どの活動も皆さんから出てきたアイディアを大切にして、進められていきます。皆さんのアイディアが記念として、中川東小学校に残っていくのです。これはとっても意味のある、やりがいのある活動ですね。

 あともう一つ、62日(日)の「わんぱく会」の時に、皆さんの大好きな土管の絵を塗り替えます。これは5・6年生の活動になってしまうのですが、楽しい活動になればいいなと思っています。今日は、次々と創立40周年で取り組むことについてお話しました。皆さんの心が期待でいっぱいにふくらんでいれば、幸せです。終わります。

2019年4月23日(火)
平成31年4月15日(月)朝会講話
「新しい時代」
 おはようございます。今日から可愛い1年生も朝の仲間入りです。嬉しいですね。

 新年度が始まって一週間。とってもよいスタートが切れていると、嬉しく思っています。どのようなところで、それを感じているか分かりますか?まず、皆さんの挨拶の声です。朝から、大きな溌剌とした声が響き渡っています。なんと気持ちのよいことでしょう。それに靴箱。皆さんの靴がとても綺麗に並んでいます。どうやったらあのように綺麗に並べられるのかなと不思議な位です。今朝の朝会のお話の聞き方も素晴らしいですね。みんなが一斉に話す人の方を見て、一生懸命に話を聞いています。新年度になって皆さんの張り切っている気持ちが伝わってくるようです。

 さて、今朝はその新しい気持ちに乗せて、新元号のお話をします。41日に新しい元号が決まりました。皆さんもお父さん・お母さんと一緒にテレビを見ていたのではないでしょうか。これがその日の新聞です。菅官房長官が「令和」と書かれた額縁を掲げています。新元号は「令和(れいわ)」と決まりましたね。先生方はみんな職員室に集まって、一緒にテレビを見ていたのですよ。「令和」と発表があったとき、歓声のようなどよめきのような声が上がりました。校長先生は先生方とこの新しい時代の幕開けを共有できたことをとても嬉しく思いました。「令和」について、安倍首相は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められていると説明しました。願い通りの時代にしたいですね。その時代を切り拓いていくのは、皆さんですよ。是非世の中を良い方向に動かすことのできる人になってください。

 参考までに、「平成」と決まったときの新聞記事も皆さんに見せたいと思います。もう30年も前の新聞です。だから、こんなに色あせています。PTA顧問の三浦様よりお借りした貴重な資料です。こんなふうに時代がうねっていく時があるのです。皆さんは、正に時代が動いている今を生きていくわけです。力強く歩んでいきたいですね。

 最後に、今年度は中川東小学校の創立40周年の年です。皆さんで中川東小学校の誕生と歩みをお祝いしましょうね。この後、とってもわくわくする発表があるはずです。楽しみにしていてください。創立40周年の主役は、皆さんです!!
2019年2月4日(月)
平成31年2月4日(月)朝会講話
「小さな芽が・・・」

おはようございます。今日は、24日「立春」の日です。暦の上では春になりますね。今朝はかなり暖かくなっていますが、まだまだ寒い日も続くでしょう。でも春は確実に近づいてきています。校庭の木々の芽も少しずつふくらんできていますよ。皆さんも休み時間などに見つけてみてくださいね。皆さんが進学・進級する春まであと一息です。

木々の芽もふくらんで、その中にエネルギーを蓄えているように、皆さんの成長ぶりが感じられることが多くなってきました。先週の土曜日には、その姿をたくさん見ることができました。また、お父さん・お母さんや家族の方々にお見せすることができたことと思います。1年生と2年生はできるようになったことや成長の発表会をしました。4年生は「1/2成人式」を行いましたね。5年生と6年生はそれぞれ4年生のときに「1/2成人式」をしたことを覚えていますか?4年生の皆さんは、10歳になったお祝いに「1/2成人式」を行いました。これまでの自分・今の自分、そしてこれからの自分を一生懸命表現できたと思います。体育館いっぱいに掲示された「成長の木」には、生まれてきたときから今までの時間が表現されていました。幼稚園や保育園の時のこと、1年生から4年生までのことなどです。家族の方への感謝の気持ちも書かれていましたね。そして、「10歳の主張」では、今の自分の思いやこれからの夢をたくさん語ってくれました。どの子も堂々としていてとても立派でした。「パティシエになりたい。」「大きくなったら看護士さんになります。」「優しい大人になりたいです。」等、たくさんの夢がありました。それは歌でも表現されました。「今、今、夢がある。」ときれいな歌声は、多くのお父さん・お母さん方の心に届いたことと思います。体育館にいるみんなが「成長するって素敵なことだな。」と思えたはずです。ほんとうに成長するって素敵なことです。今、皆さんは確実に伸びているのです。それを信じて頑張りましょうね。

これから後の2ヶ月、皆さんは進学・進級するためのエネルギーをしっかりためて、進んでいきます。まだまだ寒いけれど、今ためておくエネルギーがとっても大切です。4月になったら頑張ろうではなく、寒い今の季節に頑張るのです。今日は「小さな芽が…」というお話をしました。

2018年11月29日(木)
平成30年11月26日(月)朝会講話
「コミュニケーション」

おはようございます。昨日は、十二中の環境浄化運動でした。たくさんのお友達が参加して町中をきれいにしてくれました。また、今朝の校舎内の廊下がピカピカなのに気づいたお友達もいたことでしょう。主事さん方がきれいにワックスをかけてくださいました。いずれにしてもきれいな環境は気持ちのよいものですね。心もピカピカになります。

さて、今日のお話は「コミュニケーション」というお話です。職員室前の廊下には「オリンピック・パラリンピックコーナー」がありますね。2020年のオリンピック・パラリンピックまでずいぶんと近づいてきました。今からどのようなスポーツのドラマが繰り広げられるのか楽しみですね。と同時にこのようなことも気になってきます。それは、オリンピック・パラリンピックでは、たくさんの外国の方々が日本に来ます。言葉も様々でしょう。そのような人々を迎えるのに、その国の言葉を話せなくて大丈夫かなということです。その国の言葉が通じない時、人はどのようにコミュニケーションをとればよいのでしょうか。考えてみてください。

校長先生は、この休み中に所用があって港区に行きました。外国人の多いところですね。そのような所では、大人でも外国の方々ときちんとコミュニケーションをとる自信がなかなかもてないものです。どうしても臆してしまう自分がいるのです。

そのコミュニケーションを学ぶ取り組みの一つとして、6年生が今週の金曜日にTGG(東京グローバルゲートウエイ)という場所に行き、一日中英語漬けの生活を体験してきます。日本語は話せません。その施設の中では、すべて英語なのだそうです。どのような体験になるのでしょうね。楽しみでもあり、不安でもありますね。

さあ、言葉の通じない環境にあって、相手とコミュニケーションをとらなくてはいけない時、大切なことは何になるのでしょうか。相手の目を見て話を聞いたり受け止めたりすること。身ぶり・手ぶりを交えてコミュニケーションをとること。とにもかくにも相手を受け入れる心をもって接することが一番大切なのではないかと思います。それがコミュニケーションの第一歩ではないかと思うのです。

言葉の通じる日本人の中にだって理解できない相手はいますよね。そのような人とコミュニケーションをとらなくてはいけないこともあるでしょう。その時、大切なこと。相手を受け入れる心をもつこと。言葉が通じる・通じないの世界ではなく、これはもう、相手を大切にする・大切にしないの世界になってきます。

 12月は人権月間です。自分も大切にし相手も大切にする子供たちに、中川東小学校の皆さんにはなってほしいと願っています。これで今日のお話を終わります。

2018年11月26日(月)
平成30年度11月19日(月)朝会講話
「あ・り・が・と・うの五文字」

おはようございます。今日は「あ・り・が・と・うの五文字」というお話をします。

昨日、中川東小学校では初めての試みとして、開かれた学校づくり協議会の皆さんによる「わんぱく会」が開かれました。来年に控えた「創立40周年」に向けての機運を高めるイベントです。ペットボトルロケットを作って飛ばしたり、カレーライスを作って食べたり、それは楽しい一日になりました。参加した皆さんの笑顔が輝いていました。それも皆さんに楽しんでほしいと、子供たちのことを第一に考えて活動してくださった地域の皆様のお陰です。心から「ありがとうございます。」という言葉を伝えました。

この「ありがとう」という言葉は素敵な言葉だなあと思っています。このたった五文字に込められた思いを大切にしたいと思うのです。

 さて、今週の金曜日は「勤労感謝の日」です。この日は、働いている人たちに感謝をする日、働くことそのものにも感謝をする日となります。皆さんは、木曜日に「ありがとう集会」を計画していますね。この「ありがとう集会」では、皆さんは誰に「ありがとう」の気持ちを伝えるのでしょうか。

皆さんは、一人の力だけでは生きていくことができません。それは子供だからではありません。大人になっても、人は一人では決して生きていくことができません。必ず誰かの支えや励ましがあって生きていけるものだと思うのです。皆さんは誰に支えられていますか。家族であるお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、学校の先生方、地域の方々、友達……たくさんの人たちによって支えられているはずです。そのような人たちに「ありがとう」というまっすぐな心を届けたいですね。

「ありがとう」という気持ちは、言葉でだけ届くものではないと思います。皆さんの姿や行動そのものから、伝わっていくのではないでしょうか。今週は、この「ありがとう」の気持ちが学校中にあふれる一週間にしたいと思います。「ありがとう」という言葉が自然と口をついて出てくるような生き方をしたいと思います。

 今日は、「あ・り・が・と・うの五文字」というお話をしました。お話を終わります。

2018年11月1日(木)
平成30年10月22日(月)朝会講話
「つながってきたもの、つながっていくもの」

おはようございます。気持ちのいい秋晴れですね。

今日は、先週32組で行われた道徳の研究授業でのことをお話したいと思います。先生方の研究会で他の学校からもたくさんの先生方が、前田先生の学級の授業を見にきてくださいました。そして、たくさんたくさん誉めていただきました。32組の皆さんはとってもよく頑張りましたよ。今朝の秋晴れの空のように心が清々しくなるような姿でした。特に、授業前に歌った『コスモス』の歌声には、校長先生も胸にこみあげるものがありました。みんなで心のありどころを深く考えた授業になっていたと思います。よく考えよく発表しました。中川東小学校のよさは、この「まっすぐで美しい心」だとあらためて思ったところです。これは、中川東小学校につながってきたものですね。

 さて、今週の一番大きなできごとは、水曜日に行われる就学時健診です。来年度入学してくる新1年生が中川東小学校にやってきます。5年生の皆さんは、来年最上級生としてお世話をする1年生との出会いの日となるわけです。1年生の皆さんは、もうお兄さん・お姉さんになるのですよ。6年生の皆さんは、昨年度今の1年生の手を引いて校舎内を案内したことを覚えていますか。校長先生は、皆さんの優しい接し方をよく覚えています。これもつながっていくものですね。

 そして、もう一つのクラス。41組の皆さんの姿も紹介しましょう。担任の小山先生が赤ちゃんを産む予定であることは、既にお話したところですが、小山先生は先々週から体調が急に悪くなってしまいました。それでしばらくお休みをしています。けれど、41組の皆さんは、担任の先生がいないにもかかわらず、まるで担任の先生がいるかのごとくきちんと行動できているのです。これはすごいことですね。小山先生に教えていただいたことをしっかり守って行動できているのです。小山先生の教えてくださったことが、つながっているのだなあと感じました。とっても嬉しかったですよ。

 さらに21組の皆さん。来週は担任の工藤先生が6年生の日光自然教室引率で三日間もいません。きっと41組のお兄さん・お姉さんのように、工藤先生に4月から教えていただいたことを守って生活できることと思います。今も「うん、うん。」とうなずいて聞いてくれているので、きっと大丈夫でしょうね。これもまた嬉しいことです。

 さあ、6年生はいよいよ日光自然教室へ出発です。これまでの中川東小学校の先輩方が築いてきてくれた伝統を守って、つながってきたものを大切にしながら、下級生の皆さんへつないでいくものをお土産に帰ってきましょうね。

 これで今日のお話を終わります。今日は「つながってきたもの・つながっていくもの」というお話をしました。

2018年9月5日(水)
平成30年9月3日(月)朝会講話
「 夏 の 思 い 出 」

 おはようございます。さあ、学校が始まりました。前期後半のスタートです。皆さん、夏休みは楽しく過ごせましたか?今、ここに並んでいる皆さんの表情を見ると、きっと楽しく充実した夏休みだったのだろうなということが伝わってきます。今、この場に誰一人欠けることなく揃うことができたことも、校長先生にとってとても嬉しいことなのです。ここに並んでいる先生方もみんな同じ思いのことでしょう。
 さて、今日は皆さん、思い思いに大きな荷物を持って、登校してきましたね。自由研究の作品なのでしょう。大きな工作を作ったお友達もいました。丁寧に作品づくりをしたお友達もいましたね。夏休みに調べたことを一冊の本にまとめたお友達もいました。みんなこの自由研究にたくさんの時間をかけたのだろうなということが分かります。これらの作品はそれぞれの教室廊下に展示されます。校長先生も作品を見て回るのがとても楽しみです。なぜなら皆さんの「夏休み」がそこに込められているからです。ぜひ「お友達の夏休み」も感じてみてくださいね。

 今年の夏休みは、例年になく台風の多い年でした。なんだか毎週末に台風が来ていたような気さえします。皆さんの田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家は大丈夫でしたか?被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。また、今年の夏は多くのスポーツで盛り上がった夏でもありました。甲子園の高校野球では、秋田県の県立金足農業高校が大躍進をしました。アジア大会では、日本勢がまた大活躍でしたね。水泳の池江璃花子選手がMVPをとったというニュースも飛び込んできました。いずれにしても一生懸命な姿が心を打ちました。これから始まる学校生活でも、みなさんの一生懸命な姿をたくさん見たいと思っています。
 実は、この夏休みに皆さんの中にも一生懸命な姿を見せてくれた人たちがいます。一昨日の「区水泳大会」に出場した7人の6年生が、とても一生懸命な姿を見せてくれたのです。全員が自己ベスト記録を更新しました。特に素晴らしかったのは応援の姿です。出場選手は7名と多くはありませんでしたが、友達を応援する姿は多分足立区の中で一番だったのではないでしょうか。校長先生はそのように思って、とても嬉しい気持ちになっています。

 さあ、今日から学校生活のスタートです。楽しかった夏休み気分は早いうちに、この一週間で切り替えて、生活を学校のリズムに戻していきましょう。そして、一生懸命な姿をたくさん見せてください。今日のお話は、これで終わりです。話を聞く態度も大変立派でした。

2018年7月17日(火)
平成30年7月17日(火)朝会講話
「地域で育つ」

 おはようございます。皆さん、三連休は楽しく過ごすことができましたか。この三連休はほんとうに暑い日が続きました。昨日の関東地方の気温を見ると、ほぼ人間の体温と同じ位の所もあり、これでは体調を維持するのが難しい状況だと感じました。熱中症で亡くなられた方や救急車で搬送された方も多かったようです。皆さん、学校も夏休みまであと四日間です。熱中症にならないよう、水分をしっかり摂り、こまめに休養をとりましょうね。登下校の時はもちろん、休み時間に遊ぶ時にも校帽を被ることを忘れないでくださいね。
 さて、今日は「地域で育つ」というお話をします。この土・日は中川東小学校の校庭で大谷田上自治会の盆踊りが行われました。たくさんのお友達が参加していましたね。4年生は運動会で踊った『エイサー』を、5年生は『ソーラン節』を、また1年生から6年生までは太鼓の腕を披露してくれました。町会の方々も地域の方々も大喜びでした。たくさん拍手をしてくださいました。皆さんは、この大谷田という地で、地域の方々に育てられているなあということを強く感じたところです。
 皆さんは気づいていましたか。お店で焼きそばを焼いていた人たちも、チケットを売っていた人たちも、みんなみんな地域のボランティアの方々なのです。誰も儲けを考えてやっている人はいません。でも、なぜあんなに汗だくになって、祭りを盛り上げようとしていたのでしょうか。それは、ただただ子供たちに喜んでほしい、その一心だったのです。こんなありがたいことはありませんね。地域の方々は思っています。子供たちは地域の宝だと。だから、皆さんにまっすぐに育っていってほしいと願っています。大きくなって働くようになったら、世界で日本で活躍する人になっても、この大谷田の地で町のことも考えられる大人になってほしいと願っているのです。
 西日本の豪雨災害の話をしたのは、先週のことでした。皆さん、あのような災害が起こった時に、一番頼りになるのは誰だか分かりますか。それは、ボランティアの方々もいるのですが、実は隣に住んでいる人が一番なのです。同じ地域に住んでいる隣人が一番助けになるのです。自分の家の片づけが終わったから、隣の家の片づけを手伝っているという姿がありました。水も運べないお年寄りがいるからと、運んでいる地域の若者の姿もありました。このように、もし中川が氾濫した時に助け合えるのは、この大谷田の地域に住んでいる人たちということになるのです。
 これから、夏休みに入り、毎週のように地域の行事が予定されています。821日からはラジオ体操も行われます。是非多くの地域行事にすすんで参加してほしいと願っています。
 今日は「地域で育つ」というお話をしました。これでお話を終わります。

2018年7月12日(木)
平成30年7月9日(月)朝会講話
「 13 の 命 」

 おはようございます。九州・東海地方の西日本では、記録的豪雨に見舞われ大変な被害を被っています。今日の時点で、亡くなった方は88名・行方不明者は58名にまで上っています。ほんとうにひどい災害になってしまいました。皆さんの中にも、おじいちゃん・おばあちゃんがそちらに住んでいるとか、親戚の家があると言う人もいるのではないでしょうか。亡くなられた方々へは心からお悔やみを申し上げると共に、一日も早い復興を祈るばかりです。
 さて、今日は同じように災害で洞窟に閉じ込められてしまったタイの少年たちのお話をしたいと思います。皆さんの中にもニュースでこのことを知っている人も多いかも知れませんね。サッカーチームのコーチと少年たちの13名は練習の後、バースデーパーティを開催しようと洞窟に入ったそうです。そこに大雨のための水が入り込み、長く深い洞窟から出ることができなくなってしまったそうです。少年たちが洞窟の中で救出を待っていた期間は、なんと昨日で16日目になります。いったいそのような長い期間、どのようにして生き延びてきたのでしょうか。このような過酷な状況下で、生き抜くことができているのはどうしてなのでしょうか。
 少年たちは、バースデーパーティのために持ち寄ったお菓子を、少しずつ少しずつ分け合って食べていたそうです。コーチがそのように指示を出していたとニュースでは言っていました。飲み水は岩を伝ってくる水を飲んで凌いでいたそうです。排泄はコーチが指示した場所にしていたと言います。でも、あのように狭くて暗い洞窟の中です。動き回ることもできないでしょう。いったいどうやって13名の少年たちは生きていたのでしょうか。
 生き抜くためには体力も必要でしょう。精神力も必要と思います。体力・精神力が鍛えられていることに加えて、さらに「助け合う力(チームワーク)」も大きな要素だったのではないでしょうか。13名のうち一人でもわがままを言って暴れ回ったら、もうどうにもならないでしょうね。でも、タイの少年たちは生き抜いているのです。タイは「微笑みの国」と言われています。洞窟の中に報道のカメラが入ったとき、一人一人が名前と「元気です。」と手を合わせて礼儀正しく言っていた姿も印象的でした。洞窟内でも秩序があったのでしょうと思われます。
 皆さんも自分のこととして考えてみてくださいね。今、自分の周りにいる12名のお友達と洞窟に閉じ込められたら、タイの少年たちのように行動できますか。生き抜けそうですか。助け合って励まし合って生き抜けますか。
 昨夜夜遅く、4名救出のニュースが流れました。全員が一日も早く救出されることを祈らずにはおれません。今日は「13の命」というお話をしました。

2018年6月25日(月)
平成30年6月25日(月)朝会講話
「応援に力を得て」

 おはようございます。新しい一週間の始まりです。爽やかなスタートといきたいところですが、校長先生は少々寝不足です。と言うか、かなり寝不足と言っていいでしょう、実は、昨夜、夜中に行われたサッカーワールドカップの日本対セネガルの試合をライブで応援していたため、寝るのが明け方近くになってしまったのです。皆さんの中には、さすがに見ていた人はいないかと思うのですが、皆さんのお父さん・お母さんの中には起きて応援していた方々がいたかもしれませんね。校長先生の予想では、今並んでいる先生方の中にも5人は起きていたと思っています。
 さて、今日は「応援」についてお話します。今、日本中がワールドカップの日本チームを応援するムードに包まれています。実は、第一戦のコロンビア戦、ほとんどの人が日本が勝つとは予想していませんでした。ところが手に汗握る接線の末の金星勝利!日本中が沸き上がりましたね。こんなに応援していた人が多いのかと思ったほどです。応援の力とはすごいものです。日本中の応援の力は、日本の選手たちの背中をどんなに押したか知れません。
 皆さんもそうです。運動会を思い出してください。応援団の皆さんの活躍がなければ、あんなに運動会は盛り上がりませんでしたね。応援団の皆さんの頑張りが、運動会を盛り上げたのです。
 最近のスポーツテストでも、皆さんの応援する姿を見ましたよ。シャトルランは苦しい種目ですが、最後まで頑張って走っているお友達を応援する声がたくさん聞こえたと担任の先生方から聞きました。嬉しかったです。このように応援することは、相手に力を与えるのだと思います。

 応援の反対の姿は何でしょうか?そうです。野次とか相手をおとしめる声かけです。これは、聞いていても心地よいものではありませんね。かえって嫌な気持ちにさせられます。応援すると応援する人たちで、心が一つになります。それも心地よいものですね。中川東小学校は、頑張っているみんながみんなを応援する学校です。少しでも嫌な言葉を聞いたら、すぐにそのお友達に「それは違うよ!」と直接言ってあげてください。それが難しかったら、担任の先生や近くの先生に言ってください。もちろん校長先生にでもいいですよ。
 中川東小学校は、頑張っているみんながみんなを応援する学校です。一つでも嫌な言葉は聞きたくありません。

2018年6月5日(火)
平成30年6月4日(月)朝会講話
「食べることは好きですか?」

 おはようございます。突然ですが、皆さん、給食は好きですか?大好きですよね。足立区の給食はおいしいですものね。校長先生は、中川東小学校の給食は一番おいしいのではないかなとまで思っているのです。では、一番好きな給食の献立は何ですか?カレーライス・焼きそば・グリンピースご飯・・・いろいろな声が聞こえてきましたよ。校長先生はちなみに揚げパンが好きです。校長先生が子供の頃は、給食のメニューが今ほど豊かではありませんでした。毎日食パンが2枚とおかずと牛乳だったかな。だからたまに出る揚げパンは楽しみだったような気がします。皆さんはとっても恵まれていますね。

 さて、6月は「食育月間」です。皆さんと「食べること」について考えてみたいと思います。今日のお話は「食べることは好きですか?」というお話です。
皆さん、今朝のことを思い出してくださいね。朝ごはんをきちんと食べてきましたか?ほとんどのお友達が食べてきていますね。それでは、その中身はどのような物でしたか?ご飯、パン、麺類・・・。そして、朝ごはんは誰と食べましたか?保健室の國重先生も栄養士の成田先生も口をそろえておっしゃっています。朝ごはんは一日のエネルギーの素だそうです。朝ごはんを食べないで登校してくると、午前中の学習がちっとも身につかないそうです。運動してもすぐ疲れてしまうそうですよ。皆さん、毎日朝ごはんをしっかり食べてきてくださいね。このことは、皆さんのお母さんにもよくお伝えしていこうと思っています。
 給食の話に戻ります。皆さんの教室では、給食を食べ終わった後に、食缶の中は空っぽになっているでしょうか。成田先生が回っていると、食缶に食べ残し(残菜)のある学級もあるそうです。ちょっと残念ですね。街中ではこのような光景もあります。コンビニでは毎日お弁当を売っていますね。売れ残ったお弁当は消費期限が切れると全部捨ててしまうそうです。なんともったいないことでしょう。日本は豊かな国と言われていますが、食べ物をこのように粗末にしていい訳はありませんね。このような話もあります。校長先生のお友達が外国を旅行していた時のことです。その国は貧富の差が大きく、貧しい地方を旅していたそうです。かじりかけのパンを誤って落としてしまった時、どうなったと思いますか。そのかけらに多くの餓えた人々がワッと群がってきたそうです。日本では考えられない光景ですね。でも、世界には確実に食べ物もろくに食べられない国があるのが事実なのです。
 「食育月間」は、このように「食べること」の意味や大切さを考えるとてもよいチャンスです。是非この「食育月間」を生かしていきましょう。
 皆さんは、食べることが好きですか?

2018年5月30日(水)
平成30年5月28日(月)朝会講話 
「学習に向かう姿」

 おはようございます。先週の土曜日、お隣の第十二中学校の運動会に行ってきました。皆さんの中にも、お兄さん・お姉さんを応援に行った人がいるのではないでしょうか。第十二中学校は、中川東小学校の卒業生がほとんど進学する中学校です。この三月に中川東小学校を卒業した6年生(現在は中学1年生ですが)も、ほんとうによく頑張っていました。校長先生はとっても嬉しかったです。特に、学級対抗リレーという種目があるのですが、クラス全員で走って競う競技なのですね。足の速い人も速くない人もいるでしょうが、みんなでバトンをつなげて力を合わせて走っていました。感動的でした。きっと今の6年生も来年はそのような姿を見せてくれるのだろうなと、今から楽しみになってきましたよ。
 さて、運動会が終わって一週間。金曜日からは、いよいよ6月に入ります。6月は学習に落ち着いて取り組める1ヶ月にしたいと先生方みんなで考えています。校長先生は毎日各教室を回って皆さんの学習する様子を見ていますが、各学年ともとても素晴らしい姿を見ることができています。その姿を是非紹介したいと思います。
 まず、1年生。先生のお話の聞き方がとても素晴らしいです。北川先生と樋沢先生のお話を、しっかり目を見て一生懸命聞いています。入学したばかりとは思えない素晴らしい1年生です。2年生はチャイムと同時に授業が始まっていました。これは当たり前のことですか?校長先生はすごいなあと思うのです。だって、チャイムの鳴る時には、机の上にその時間の教科書とノートと筆箱が用意されているのですよ。2年生も大きく成長しているのが分かります。3年生の教室を覗いてみると、なんと手を挙げて発言するお友達の多いことでしょう。びっくりしました。きっと話したい・発表したい気持ちがいっぱいなのですね。グー・チョキ・パーで自分の意志表示をしている姿もとってもいいなあと思いました。次は4年生の教室です。ここでは、担任の先生が「書きましょう。」と指示したら、一斉に書き始める姿が見られました。話し声はありません。鉛筆の音だけが聞こえるのです。この姿は3年生の活発さをさらに発展させていく力だと思わずうなりました。さて、高学年、5年生の教室はどうでしょうか。5年生は自分の考えをもつだけではなく、友達と話し合って考えを深めていくことを頑張っていました。これは、かなり難しいことです。しかし、高学年になった5年生はその難しいことに挑戦しているのです。最後は最高学年の6年生です。皆さんの学びの集大成はすべて6年生の姿になります。今、6年生はこの朝会講話を聴いて100マスの文章にまとめる学習を続けています。そこには一人一人の考えも添えられています。校長先生はその文章を読むのが、とても楽しみです。今、自分の考えを発表し、友達の考えを聞き、また考えを深めるという学習に取り組んでいる6年生です。
 これからの1ヶ月間。是非落ち着いて学習に取り組んでいきましょう。そして、様々な学ぶ姿を見せてくださいね。校長先生は、それを楽しみにしています。

2018年5月23日(水)
平成30年5月22日(火)朝会講話
「スポーツマンシップ」

 おはようございます。運動会が終わって二日間。まだ当日のあの熱気が忘れられないでいます。素晴らしい運動会でしたね。皆さんもおうちに帰ってたくさんほめられたことと思います。校長先生も多くのお父さん・お母さん方、そして地域の方々からおほめの言葉をいただきましたので、それを皆さんに伝えたいと思います。
 〇みんな一生懸命でよかった。
 〇踊る姿を見ていて感動しました。涙が出まし
  た。

 〇金管バンドがうまくなりましたね。
 〇56年生の係の仕事をする姿がとってもよか
  ったです。

 1年生から6年生までまるごとほめていただきました。その中にはこのような声もありました。それは、地域でスポーツを教えているお父さんの言葉でした。
 〇校長先生、やはりスポーツマンは負けた時の
  態度だよね。負けたことは悔しいだろうけ
  ど、勝った相手を尊重するその態度がかっ
  こいいよね。

と。スポーツを教えているお父さんですから、その言葉には重みがありますね。そのような点から見ると、皆さんはとてもよい態度で勝負を受け入れていたのではないでしょうか。負けを認められること。この強さは、また一歩皆さんを成長されてくれるものなのです。
 逆に勝った時もそうです。勝った喜びを表すのはいいことですが、負けた相手に思いやりの心をかける、これも大切なスポーツマンシップなのです。
 
 さて、今スポーツ界で起きた事件に日本中が怒っていることがあります。それは、大学のアメリカンフットボールの試合中のことでした。ある大学の一選手がパスを出し終わった相手チームの選手にタックルをして転ばせて怪我を負わせたのです。これはフェアなプレーではありませんから、非難が集中しています。皆さんはこのようなプレーについてどのように思いますか。相手チームの選手を倒してたとえ勝ったとしても、そのチームはいったい何を手に入れたというのでしょうか。日本人は潔さを貴ぶ国民性です。このようなプレーは精神性までが問われてしまいますね。

 ことほどさように、スポーツマンシップというものはとても大切なものです。皆さん2年後はいよいよオリンピック・パラリンピックです。そこでも勝った時の姿・負けた時の姿が大きくクローズアップされるのではないでしょうか。潔く美しいスポーツマンでありたいものです。これでお話を終わります。

2018年5月17日(木)
平成30年5月14日(月)朝会講話
「かっこいい運動会に」

 おはようございます。さあ、運動会まであと一週間となりました。みんなで頑張って「最高の運動会」にしましょう。

 さて、今日のお話は「どちらがかっこいいですか?」というお話です。皆さんは50メートル走や80メートル走・100メートル走で走りますね。もちろん皆さん一等賞をねらって走ることと思います。当たり前ですね。でも、4人で走って一等賞になるのはたった一人です。レースの途中で、自分が一等賞になれないと分かった時、皆さんはどうしますか。
 ①とにかく全力で走る。最後まで走り切る。
 ②あきらめて力を抜く。いい加減に走る。
どちらがかっこいいでしょうか・・・・・・。校長先生は、断然①番を選びます。結果がどうであれ、あきらめてしまうのではなく、最後の最後まで一生懸命走り抜く姿を期待したいと思うのです。たとえ1位にはなれなくとも、全力でやり抜くことは、どんなにか価値がありますよ。はっきり言えば「かっこいい」ということです。運動会当日には、そのような皆さんのかっこいい姿をたくさん見たいと思っています。
 
 もう一つ、このような場面も思い出します。校長先生がまだ担任の先生をやっていた頃のことです。6年生の担任の時でした。その時は、もう運動会間際で、みんな疲れていたのでしょうね。全校で応援練習をしたのですが、全校的に全然声が出ていませんでした。応援団の人だけが頑張っているように見えてしまいました。教室に帰ってきて、校長先生は全力を出し切らないのは大っ嫌いでしたから、もちろんクラスの子供たちを鼓舞しました。そこで応援団長を中心にクラス練習が始まったのです。そうしたら、どうでしょう。
あちらの教室からもこちらの教室からも、応援練習の声が聞こえるではないですか。嬉しかったですね。どの先生もどの教室も同じ思いだったのだなと分かって。その年の運動会は、もちろん大成功でした。熱い運動会になりました。みんなの一生懸命な気持ちが合わさった運動会でした。そんなことも思い出しました。
 
 さあ、一週間後の運動会、一生懸命な姿がたくさん見られる「かっこいい運動会」にしましょう。お話を終わります。

2018年5月7日(月)
平成30年5月7日(月)朝会講話
「強くて優しいお母さん」

 おはようございます。GW後半の四日間、楽しく過ごせましたか。5月の爽やかな風を感じながら、様々な体験ができたことと思います。さあ、今日からは運動会に向けた2週間となります。気持ちをしっかり切り替えて、全力で取り組んでいきましょうね。

 さて、今日のお話です。今日は「強くて優しいお母さん」というお話をします。5
13日(日)は「母の日」です。皆さんもお母さんに「ありがとう。」と伝えたり、一輪のカーネーションを贈ったりすることと思います。
 皆さんはお母さんのこと、大好きでしょう?皆さんのお母さんは優しいですか?きっと皆さんにご飯を作ったりお洗濯をしたりと、毎日大忙しのことと思います。ところで、皆さんのお母さんは、皆さんがいけないことをした時に、厳しく𠮟てくれますか?皆さんは厳しく𠮟れると、お母さん嫌だなあと、その時は思うかもしれませんね。
 でも、校長先生は思うのです。いけないことをした時に厳しく𠮟てくれるお母さんはとてもいいお母さんです。皆さんがいけないことをしたのに、「いいよ。いいのよ。」なんて甘やかして許してしまうお母さんは、ほんとうのお母さんではありません。お母さんは「強くて優しいお母さん」が一番なのです。
 きっと皆さんのお母さんはそんなお母さんですね。日曜日はそんなお母さんに、「ありがとう。」の気持ちを伝えてくださいね。
 
 そうこう言う校長先生もお母さんです。子供が二人いて、娘一人はもうお母さんになりましたから、おばあさんということにもなります。そして、こんな校長先生にもお母さんがいます。年を取りました。皆さんの担任の先生方にも、皆お母さんがいます。みんな、お母さんから生まれてきました。大人になっても、お母さんはいつまでもお母さんなのですね。校長先生のお母さんはもうベッドに寝たきりになってしまいました。記憶も少し曖昧になってきました。でも、いつも校長先生のことを心配してくれて、「ご飯食べた?」なんて聞きます。大人なのにね。お母さんって、いつまでたっても、お母さんなのですね。
 
 皆さん、お母さんを大切にしてくださいね。
 お話を終わります。

2018年4月23日(月)
平成30年4月23日(月)朝会講話
「8397」

 おはようございます。昨日と今日は気温差が大きく、今朝は少し肌寒く感じますね。でも、上手に調節して過ごしていきましょう。今朝は、お話の前に5年生と6年生は、担任の先生が宿泊行事の実地踏査で二日間も学級を留守にしたのに、きちんと過ごせていたことを皆さんに伝えたいと思います。5年生は高学年の道を、6年生は最高学年の道をしっかり歩み始めているのだと嬉しくなりました。

 さて、今日のお話はこの数字です。(数字を書いた紙を示す。)読んでみてください。
       8  3  9  7
 これは、何の数字だか分かりますか?ちょっと難しいですね。
 実は、この数字、図書室にある本の数なのです。びっくりしましたか?
 さて、皆さんは、いったいその内のどの位の本を読んだでしょうか?どの位の本を手に取ったでしょうか。
 折しも423日(月)今日から512日(土)まで「こどもの読書週間」となっています。是非この機会に、たくさんの本を読んでみてください。いつも以上に意識して、多くの本に出会ってほしいなと願っています。
 本を読むと、どのようなよいことがあるでしょうか。校長先生は、間違いなく心が豊かになると思っています。私たちの経験できることは、そんなに多くはありません。でも、本を読めば、時を越えて「過去」にも「未来」にも行くことができます。飛行機に乗らなくとも、遠い外国に行くことができますよ。自分とは違う立場の人の気持ちも考えるようになります。例えば、男の子が女の子の気持ちを想像したり、子供が大人の気持ちを考えたりするということです。本を読むということは、人の気持ちを推し量ることができるようになるということですね。本の世界は、なんとも素敵です。
 ぜひこの週間の機会をとらえて、たくさんの本を読んでみてください。ちなみに校長先生のお勧めの本は、低学年は『だってだってのおばあさん』、中学年だったら『わすれられないおくりもの』、高学年は『二十四の瞳』でしょうか。校長先生は、『二十四の瞳』を読んで先生になろうと思いました。皆さん一人一人にとっても、お気に入りの本がきっとあるはずです。担任の先生方にもあるはず。聞いてみるのもおもしろそうですね。
今日は「8397」という数字から、読書についてお話しました。これでお話を終わります。
 付け加えです。先週のお話の「幻のあいさつ名人」が25人になりました。

2018年4月17日(火)
平成30年4月16日(月)朝会講話
「幻のあいさつ名人への道」

 おはようございます。先週はとても嬉しいことがありました。それは、皆さんの靴箱の靴がものの見事に美しく揃っていたのです。中川東小学校の皆さんは、ほんとうに一週間でやりとげてしまうのだと、びっくりするやら嬉しいやらでした。また、皆さんの話の聞き方もとても素晴らしいと感じています。特に、最高学年である6年生は、校長先生が話したことを100文字程の文章にまとめていますが、伝えたいことがまっすぐに伝わっていて、これもまた嬉しいことだと思っています。

 さて、今日は「あいさつ名人への道」というお話をします。いえ、「幻のあいさつ名人への道」というお話です。先週の朝会で、皆さんは生活指導主任の田中先生から「あいさつ名人への道」というお話を聞きましたね。覚えていますか?思い出してみましょう。「あいさつ」の「あ」は何でしたか?そうですね。「あいての目を見て」でした。それでは、「あいさつ」の「い」は何でしたか・・・。
(と以下、確認していく。)

「あ」は あいての目を見て
「い」は いつも大きな声で
「さ」は さきにあいさつ
「つ」は つづけよう でした。

 「あいさつ名人」これらが全部できたら素晴らしいですね。校長先生からは、さらに「幻のあいさつ名人」になる「秘訣」を教えます。それは、何だと思いますか?ごめんなさい。今、どんなにかすぐに言いたいけれど、秘密にしますね。だって、「秘訣」だからです。自分でこの「あいさつ」の4つができていると自信をもって言える人は、担任の先生に申し出てOKをもらってください。OKをもらったら、校長室へこの「秘訣」の紙(ピンク色)を取りにきてくださいね。この紙に「幻のあいさつ名人」になるための「秘訣」が書いてありますよ。

 中川東小学校に「あいさつ名人」をたくさん増やしていきましょう。明るく気持ちの良いあいさつの飛び交う学校にしましょう。今日は、「幻のあいさつ名人への道」というお話をしました。これで、お話を終わります。

2018年4月12日(木)
平成30年4月9日(月)朝会講話
 「最初の一週間は、足下から」

 おはようございます。さあ、新学期二日目となりました。先週の金曜日の始業式では、平成30年度のとてもよい出会いができたと思っています。皆さんのやる気に満ちた表情がなんともよかったです。その後の入学式では、可愛い1年生44名が入学してきました。中川東小学校の皆さんの仲間入りです。正式な対面式は16日ですが、休み時間には黄色い帽子を被って校庭に出てきますから、皆さんお世話をしてあげてくださいね。式に参加した6年生の態度が立派であったことも伝えたいと思います。

 さて、今週の一週間はとても大切な一週間です。平成30年度を決める一週間と言ってもいいかも知れません。今日は「最初の一週間は、足下から」というお話をします。今週は学校のきまりを確認したり、新しい学級のきまりを創ったり、そのような一週間になると思います。今朝は、学校全体で頑張ってほしいことをお話します。二つあります。先ほど「最初の一週間は、足下から」と言いましたが、足下に関係することです。
 今朝、皆さんの靴箱を見てみました。きれいに靴が揃っているお友達もいましたが、靴が踊っているお友達もいました。この一週間で、靴箱の靴や上履きがきれいに揃うようにしましょう。靴がきれいに揃っていると、見ている方も気持ちがよいものですね。靴の揃え方は、心のあり方を表しているのかも知れません。靴の揃え方は、それぞれの担任の先生と確認してください。
 もう一つは、上履きの名前です。学校では、持ち物すべてに名前を書くことになっていますが、上履きの名前を教室に帰ったら確認してください。中川東小学校では、名札を使っていません。ですから、新しいお友達の名前を覚えたり、名前を確認したりする時には上履きの名前が必要になってきます。上履きの二カ所に名前が書いてあるか確認してください。

 大切なのは、今言った二つのことを今週中にできるようにすることです。今週が駄目なら来週、来週できなくてもこの後・・・。それは、ありません。今、やろうとしてできないことは、後になったらもっとできません。この一週間が勝負なのです。このように、一つ一つのことをきちんとできるようになって、次のことに進んでいきましょうね。
 今週は、「最初の一週間は、足下から」。靴箱の靴や上履きの揃え方・上履きの名前、この二つを頑張ってください。

2018年4月12日(木)
平成30年4月6日(金)入学式 
「校長からの話」

 1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日から皆さんは、「中川東小学校」の1年生です。嬉しいですね。皆さんが入学してくるのを、みんなで今か今かと楽しみに待っていましたよ。皆さんが、ほんものの1年生か、ちょっと呼んでみましょう。校長先生が「中川東小学校の1年生の皆さん」と呼びますから、大きな声でお返事ができますか?では、呼んでみましょう。
 「中川東小学校の1年生の皆さん。」
大きな返事が返ってきました。これで、皆さんは中川東小学校の仲間入りをしました。
 今日は、皆さんの入学をお祝いして、たくさんのお客様が来てくださいました。
ほんとうにありがとうございます。
 皆さん、学校は楽しいところです。学校は素敵なところです。明日から元気に登校してきてください。
 さて、1年生の皆さんは、すぐお勉強がしたいなあと思っているでしょう?ひらがなかな?ひらがなは「あいうえお」から始まりますね。校長先生からは、新しく1年生になった皆さんに、ひらがなの最初の文字「あ」に因んで、二つのことをお願いしたいと思います。一つは「ありがとう」の「あ」です。「ありがとう」はお友達と仲良くなる魔法の言葉。
 何かをしてもらった時、嬉しかった時、この言葉を使ってください。この「ありがとう」という言葉がたくさん聞かれるといいですね。
 もう一つは「あいさつ」の「あ」です。中川東小学校のお兄さん・お姉さんはあいさつがとっても上手ですよ。皆さんもあいさつの上手な1年生になってください。
「おはようございます。」「こんにちは。」「さようなら。」
 元気な挨拶の声が響き渡る中川東小学校の一員になってください。
 もう一つ。「あんぜん」の「あ」もですね。皆さんは、幼稚園・保育園の時と違って、自分の力で学校に登校してきます。もうお父さん・お母さんに送ってもらいません。
 自分で車に気をつけて、安全に登下校できるようにしましょうね。
 「ありがとう」という言葉、「あいさつ」、そして「あんぜん」
 三つのお願いをしましたよ。
 保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。大切に育ててこられたお子様を、今確かに、中川東小学校でお預かりしました。お子様の6年間の小学校生活が充実したものになりますよう、教職員一同一丸となって努めてまいります。
どうぞご理解とご協力をよろしくお願い致します。
 さて、皆さん、よくお話を聞けました。さあ、いよいよ小学校生活の始まり始まり。
明日から元気に学校へ来てください。

2018年4月6日(金)
平成30年度 始業式
「やる気と 優しさと やりとりと」

おはようございます。さあ、平成30年度が始まりました。
皆さん、進級おめでとうございます。3月の時より一つ学年が上に上がりました。また一つお兄さん・お姉さんになりましたね。今日は嬉しい日です。

 今、並んでいる皆さんの顔を見ていると、皆さんとてもいい表情をしています。今年一年頑張るぞといった、やる気に満ちあふれているように見えます。どうぞ、今の希望に満ちた気持ちを一年間もち続けて頑張ってほしいと期待しています。

 特に、最高学年となった6年生の姿が素晴らしいです。6年生は、昨日の入学式の準備の時から顔つきが違いました。2週間ほど前の5年生の時の顔つきと全く違うのです。ああ、6年生は最高学年としての道を歩み始めたのだなと感じました。校長先生は、今年の6年生もきっと立派な最高学年になることと確信しました。頑張ってくださいね。

 さて、そのようなやる気に満ちあふれている皆さんに、校長先生からのメッセージを伝えたいと思います。それは、中川東小学校の子供たちにはこのような子供たちに育ってほしいなあという願いです。それは、

 やる気いっぱい やさしさいっぱい やりとりいっぱい 中川東小ということです。今のやる気を大切に、何事にも一生懸命取り組んでください。心と体をフル回転で働かせて、全力で遊んでください。学んでください。一生懸命に優るものはありません。そして、優しい心も大切に育てていきましょう。特に、自分より弱い立場の人に対して。自分の考えと異なる考えをもつ人に。やる気と優しさを併せもった皆さんが、お友達や先生方とたくさんやりとりをして伸びていく、そのような学校に中川東小学校をしたいと考えています。

 今日は、クラス替えをした学年は新しいお友達との出会いもありました。たった今紹介した新しい先生方との出会いもありましたね。これから新しい担任の先生を紹介しますので楽しみにしていてください。そして、今日は新しい自分との出会いの日でもあります。この始業式での気持ちを大切に、一年間頑張っていきましょう。

2017年11月8日(水)
音楽会に向けて

 音楽会に向けての練習が熱を帯びてきました。体育館から響いてくる歌声はどの学年も見違えるほど美しくなってきました。子供たちが一生懸命歌ったり合奏したりする姿は、見ているだけで感動します。 音楽会当日はきっとスローガンの通りの「響かせよう 心を合わせて みんなの音色」が体育館中に響き渡ることと思います。保護者の皆様・地域の皆様、どうぞ楽しみにおいでください。

2017年9月9日(土)
表現って楽しい!

 夏休みが明けて1週間。子供たちにはすっかり学校のリズムが戻ってきました。各教室からは、子供たちの元気な声が聞こえてきます。
 
 写真は、昨日の2年生の教室です。国語の時間にグループごとに音読の工夫をしました。それがまた楽しそうで・・・。子供たちにとって、表現するって楽しいことなのですね。

 廊下には、所狭しと夏休みの自由研究の作品たちが並んでいます。ぜひ、ご来校の上、子供たちの力作をご覧ください。