学校長挨拶
はじめまして、私は、本校5代校長の鈴木幸雄です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本校は、開校をして、今年で創立17年目を迎えた学校です。足立区内で中学校として、一番最初に統合がなされた中学校です。歴史と伝統があり、地域から愛されていた足立三中と足立十五中が統合し、新校として、千寿青葉中学校が平成15年4月に開校いたしました。
千寿青葉中学校名の由来は、『中学生として、青葉のようにみずみずしい感性と柔軟な心を持った生徒に育ってほしいとの思いと、春に芽吹く新緑の青葉に新しい学校の未来を重ね、21世紀にふさわしい校名』ということで名付けられました。
また校章の由来は、『生き生きとした青葉を象徴させ、生徒たちも生き生きとした学校生活を送ってほしいという意味と願いを込めて』デザインされています。
大地に深く根をはり、大地より萌え出づる新緑の若芽、大空に青葉を茂らせてそびえ立つ大樹。これこそ、生徒のみなさんの未来の姿です。
『木の芽がのびるのはやわらかいから』という言葉があります。木の芽がやわらかい苗木や若木は、柔軟に富み、いろいろな養分を多くかつ早く吸収でき、さらに、きれいな、おいしい水分を多く吸収することができます。それ故に、『苗木・若木』の時期は成長が早いのです。そのように、『若木』の時期である生徒のみなさんは、10代の時代に、いろいろなことに挑戦し、豊富な経験・体験を積んで、多くのことを、どんどん吸収して大きく成長してほしいと願っています。
何事にも挑戦して、みずみずしい感性と柔軟な心の葉を茂らせ、勝利の花を見事に咲かせ、実を実らせ、大地に深く根をはり、大空にそびえ立つ大樹に、必ず成長すると信じています。
生徒の行動指針である「進取(進んで物事に取り組んでいく)・気概(困難にくじけない強い意志をもつ)・誠実(真心があって、相手の気持ちを考えてこうどうする)」によって表される人間としての資質を備えることが、千寿青葉中の目指している人間像です。もちろん、この教訓は生徒だけでなく、千寿青葉中で共に生活する教職員にとっても胸に刻むべき言葉であると思います。この教訓を胸に、一日一日を大切にして、自分の夢の実現に向けて努力し、学校生活を充実させ送り、3年間で大きく飛躍することを望んでおります。
地域から信頼される学校をめざし、『教育は子どものため』であり、すべての子どもに、『幸福になる力』を身につけさせるためにあり、教育の根本目的は、『すべての子どもの幸福にあり』を基本理念として、教職員一同、努力をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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