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学校生活について

現代の子どもたちをとりまいている社会環境は、子どもたちが健全に成長していくには、決して好ましいとは言えません。むしろ悪化の傾向にあると言えます。
本校の生徒は、落ち着いた学校生活を送っています。特に、本校の大きな特徴は、学年が上がるごとに生活に落ち着きがでてきます。これは、保護者の方々や地域の方々の本校教育に対する理解と協力のおかげと感謝しています。
本年度の生活指導目標は、次の2点です。

1. けじめある生活を心がけ、責任のある行動がとれる生徒を育成する。

2. 学校行事に積極的に参加し、生徒一人一人に自主自立の精神を育成する。

問題行動に走る生徒は、生活習慣が乱れ、学習意欲も低下し、自暴自棄になってしまいます。立ち直るきっかけは、落ち着いた生活習慣を取り戻すことです。
子どもの「失敗」はほとんどが「一過性」です。早期に気づき、適切な指導をすれば、ほとんど繰り返しません。
また、行事などのさまざまの活動に積極的に参加することで、達成感を持つとともに、大きな自信を持つことにもなります。特に「みんなでやりとげる」ことが、必要と考えています。
そのため、生活目標を達成するために、次のような指導に取り組んでいます。

1. 中学生として、学習にふさわしい態度と服装の指導

2. 生活にけじめをつけ、チャイムで着席をする指導

3. 余裕をもって登校する指導

4. 生徒会の存在と意義をもたせる指導

5. 行事に積極的に参加していく指導

6. 専門委員会がより主体的に活動できる指導

本校では、約束やけじめを大切にし、個性や自由とわがままや自己中心的な言動を区別して指導します。本校の教育・生活指導を理解していただき、ご協力をお願いいたします。



生活のきまり

服装、身だしなみについての決まり

通学服
 
A 冬服

◆ 男女ともに、指定された型の紺のブレザー(校章は胸に、組章は左襟につける
◆ 男子は白地ワイシャツにネクタイ(指定された色)を着用する
女子は白ブラウスでリボン(指定された色)を着用する
◆ 男女とも重ね着の場合は黒、紺、グレーのVネックセーター(スクールセーター)及びチョッキでワイシャツやネクタイがきちんと出るものを使用する
◆ 上着のボタンはいつもかける
◆ 女子のスカート丈はひざが隠れる程度にする。

B 夏服

◆ 男子は白地のワイシャツ、ネクタイは無くても良い。紺のズボンを着用する。開きんシャツは禁止。
◆ 女子は白ブラウス、リボンは無くても良い。
◆ 男女とも本校規定の布章を左胸ポケットの上につける
◆ 女子のスカート丈はひざが隠れる程度にする。
◆ 男女とも指定のサマーベストを着用してよい。

  その他

◆ Pコートを着用する。色は紺、黒。ボタンはきちんとかける。
◆ 靴下は男子は白の無地を使用する。女子は白の無地のものを折り返す(三つ折り)。ストッキングの場合、黒のものを使用する。網目のものを使用しない。
◆ 肌着は白を使用する
◆ ベルトは黒皮を使用する。細すぎ、太すぎ、バックルの大きいものは使用しない。
◆ 男女ともひも付きの白色の運動靴又はトレーニングシューズ(白無地とする)を使用する。

頭髪、身だしなみの決まり

男子

◆ 後ろ髪はワイシャツの襟の上部にかからない程度にする。カール、パーマ、脱色、染色、角刈りにはしないこと。もみあげは長くしない。
◆ 前髪の長さは眉毛にかからないようにする。長髪にはしない。
◆ 横は耳にかからないようにする。
◆ 整髪料はつけない。
◆ ツーブロック・アシンメトリー等の特殊な髪型の禁止。
◆ 眉毛には手を加えない。

女子

◆ 前髪は眉にかからないようにし、後ろ髪はブラウスの襟の下部(肩のライン)にかからないようにする。
◆ 伸ばす場合は一つまたは両側に結び、編めるぐらいになったら編むか結ぶ。(位置は左右の真ん中であり、高い位置にしない)
◆ パーマネント、カール、脱色、染色、ウエーブ、さか毛をたてるなどはしない
◆ 化粧をしたり髪飾りを使用しない。
◆ ゴムは黒、紺、茶を使用する。
◆ パッチン止めは禁止。ヘアピンを使う。
◆ 前髪など高い位置で結ぶときは、上向きに跳ね上がらないようにヘアピンなどでおさえる。
◆ 顔を下に向けたときに邪魔にならないように、横の髪もゴム、ヘアピンできちんととめる。
◆ 眉毛には手を加えない。

部活動の決まり

◆ 部活は希望によって積極的に入部する。(任意)
◆ 活動する日には部長又は部内の担当の生徒が顧問の先生の了承を得て部活連絡ボードに時間、場所等を記入する。
◆ 運動部の生徒が着替えるときは指定された場所でする。
◆ 衣類、リュック等は練習する場所の近くの指定された場所にまとめておく。一般生徒の下校以後は教室に入らない。(やむをえないときは顧問の先生の指示に従う)
◆ 定期考査中(最終日は除く)は活動を中止する。
◆ テスト1週間前は学習に力を注ぐために原則的には活動は中止になる。しかし事情があって活動する場合もあるから、部長はよく顧問の先生と連絡を取り、部員は部活連絡ボードに注意する。
◆ 最終下校時間(18:30)を必ず守る。そのために、整理運動、あとかたづけ、着替えの時間を見込んで活動を終わる。
◆ 顧問の先生が不在のときは活動しない。ただしほかの先生が監督してくれた場合、トレーニング程度で行う。
◆ 土曜日、日曜日、祭日の練習は学校長の承認を受けてかならず顧問の先生がついた上で行う。

学習時間についての決まり

◆ チャイムがなったら、すぐに席に着き、静かに自習をして先生を待つ。
◆ 授業のはじめと終わりの礼は正しくする。
◆ 座席は勝手に変えない。定期テスト中は出席番号順に着席する。

休み時間、放課後の決まり

◆ 10分休みは次の授業の準備に当てる。特別教室へ移動し、体育の場合は着替えをして、体育館や校庭へ出る。
◆ 危険を伴う遊び他に迷惑を及ぼす遊びはしない。
◆ 校舎内であばれたり、走ったり、ボール遊びをしない。
◆ 他の教室へは先生に無断で出入りしない。
◆ 先生の許可のない限り、どんな場合でも屋上へ出てはならない。
◆ 落し物を拾ったら、すぐに先生に届けること。落し物は一定の期間陳列する。
◆ 廊下は右側を静かに歩く。
◆ 先生が出張又はお休みのとき、係りの生徒は補教の先生の指示を聞き、伝える
◆ 上履きで校庭に出たり、下履きで廊下や教室や体育館へ入らない。

専門委員会

◆ 専門委員会は生徒会の各専門部門に関する執行機関であり、生徒会の目的を達成するための仕事を実践する。
◆ 生徒会は次の専門委員会を置く。
1 生活委員会 (各学級4名)
2 放送委員会 (各学級1名)
3 保健委員会 (各学級2名)
4 整美委員会 (各学級2名)
5 図書委員会 (各学級2名)
6 給食委員会 (各学級2名)
7 選挙管理委員会 (各学級1名前期のみ)
◆ 専門委員は各学級で選ばれた委員によって構成される。
◆ 専門委員会には互選により、委員長1名、副委員長1名、書紀1名をおく。
…専門委員の任期は2期制、前期(4月から9月)、後期(10月から3月)とし、再任をさまたげないものとする。
◆ 専門委員会は月1回以上開き、その状況を本部役員会に報告する。
◆ 専門委員会の活動内容は次のとおりである。

1 生活委員会  校内の規律、風紀、服装など明るく楽しい学校生活に関すること及び週番にあたる
2 放送委員会  校内放送の計画、運営及び、機器の管理その他放送に関すること。
3 保健委員会  健康観察、救急看護、調査、統計など保健増進に関すること
4 整美委員会  清掃用具の配給、管理、清掃計画その他校内清掃美化に関すること。
5 図書委員会  図書の貸し出し、整理、その他図書館の管理運営に関すること
6 給食委員会  給食用具の管理や調査、集計など給食に関すること
7 選挙管理委員会
◆ 選挙日程の編成、およびその公示
◆ 立候補者の受付、及びその公示
◆ 立会演説会の開催、およびその司会
◆ 投票及び開票に関するいっさいの事務
◆ 当選者の公示、その係選挙に必要な事務を行う

登下校の決まり

◆ 登下校の時刻を守る
◆ 週番の生徒は決められた時刻に登校する。
◆ 教科書、ノートなどの学用品は通学用のリュックに入れて登校する。教科書、ノート等を学校において下校しないこと。
◆ 通学路を通る。
◆ 右側通行を守り、横に広がって歩かない。
◆ 寄り道や飲食をしない。
◆ 自転車通学は禁止

その他の決まり

◆ リュック等にいたずら書きしたり、ステッカーを貼ったりしない。
◆ 先生、来客の方には、大きな声で明るい挨拶をしよう
◆ 学校でもらった印刷物は、かならず保護者に渡す。
◆ 学習に関係のないものは持ってこない
◆ 不要の金銭は学校へ持ってこない。必要時は朝のうちに先生へ渡す。
◆ 机、ガラス、そのほかの備品や設備を大切に扱う。
◆ 生徒間で金銭の貸し借りや、物品の売り買いをしない



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