足立区立千寿小学校

学校長挨拶

学校長挨拶

 

一人一人がキラリと輝く学校

令和6年度がスタートしました。本年度より足立区立千寿小学校第6代校長に就任しました細田儀広です。

千住は今から一千余年前、醍醐天皇の延喜年間に始まったと伝えられています。地名の由来千寿、千住についてはいくつかの説も残されています。徳川家三代将軍家光の寛永年間に日光街道の初宿として指定されて以来、宿場町として栄えました。

本校は、明治7年4月に、千住二丁目にある勝専寺(通称赤門寺)の部屋を、仮校舎として、児童数54名で開校しました。その後、関東大震災・東京大空襲の幾多の困難を乗り越え、地域・保護者の方々の熱い思いに見守られ、親子3代にわたり千寿小学校を卒業したというご家庭もある、地域と共に歩んできた伝統ある学校です。平成14年に千寿小学校と千寿第二小学校が統合し、今年で、開校23年目を迎えます。

 小学校教育は、自立した人間形成の基礎となる大切な時期です。千寿小学校では千住を愛する「千寿プライド」を大切にしながら、「一人一人がキラリと輝く学校」を目指し、「かしこく、やさしく、がんばる、千寿の子」を教育目標に掲げ、学力の定着、思いやりのある心の育成、体力の向上に取り組んでいます。

「教育は将来の日本の要」

学習は体験することで、より実感をともなった生きた学びとなります。そして、成功体験を重ねることで、自己肯定感が高まり、前向きな生き方ができるようになります。しかし、常に成功してばかりとは限りません。失敗をすることもあるでしょう。失敗から学びそれを乗り越えた時、人はたくましさを身に付けます。子どもたちの体験活動を大切にし、子どもたちに寄り添いながら、心身共に強い人間を育てていきます。

現在、千寿小学校に通っている子どもたちが、20年後、30年後の明日の日本を拓き、社会を支え、世界で活躍できる人材となれるよう、保護者、地域の皆様と連携を図りながら、教育活動に励んでいく所存です。

新しい教職員も加わり、「チーム千寿小」として教職員一丸となって「子どもファースト」で組織的に教育活動を行ってまいります。これまで同様、保護者、地域の皆様方より温かいご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  令和6年4月

 足立区立千寿小学校

校長 細田 儀広

《 本校の教育目標 》

かしこく
やさしく
がんばる
千寿の子