チーム力を生かした指導体制

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少人数指導(算数1年〜6年)

1.算数の少人数習熟度別指導

 

本校では算数の指導を、全学年少人数体制で指導を行っている。少人数指導は、習熟度別のグループを編成し授業を行っている。指導体制については学年担任と算数少人数担当教員でチームを組み学級数プラス算数少人数担当教員で分割している。習熟度別指導では、単元のはじめに既習事項のレディネステストを行い、コースを決定している。原則として以下のような編成を行っている。

2.少人数習熟度別指導のコース

コース     コ ー ス の 説 明
マスターコース 学習に関連ある内容を復習しながら、教科書の内容をゆっくり、ていねいに
進める「わかるようになる」ことをめあてとしたグループ
トライコース 教科書を中心に学習して、ドリルやプリントなどを進める「わかったことが
きちんとできる」ことをめあてとしたグループ
チャレンジコース 教科書の内容を十分理解した上で、関連のある内容の応用問題や発展問題
にも取り組む「自分の力でよく考え、すらすらできる」ことをめあてとしたグループ

※学年によっては違うコース名を使うことがあります。

3.指導の工夫

  • レディネステストや普段の学習の進度を考慮してグループ分けをし、一人一人自分の習熟度に合ったグループで学ぶことにより、学習の確実な定着を図る。。
  • 単元の終了後に1時間の振り返りの時間を設定し、発展や基礎などグループに応じた指導を行う。
  • 朝学習の「パワーアップタイム」で行う『東京ベーシックドリル』で単元の学習の定着度を測り、ベーシックファイルに綴じ、保護者に年3回知らせる。
  • 全ての学年で単元ごとのワークテストの結果を集計ソフトに入力し、個人や学年の定着度をいつでも確認できるようにする。

4.効果

  • 自分に合ったグループで学習することにより、安心して学習に取り組める。
  • 児童一人一人の学習定着度をきめ細やかに評価し、その後の指導に役立てることができる。
  • 担任のみではなく少人数担当も含めたチームで児童一人一人の状況を見ることができる。